2014年 発表会を終えて・・・

発表会を終えて、みなさんから色々と「楽しかったです。」と言ってもらったりして本当にありがたいです。

この仕事をはじめたばかりの頃は、こんな自分の好きな仕事だけど、いつかは飽きたり、マンネリ化する日も来るのかな?と思ったりしていましたが、それははっきりない!と最近は確信しています。

この仕事はやればやるほど、わからない事が増えて、色々「なぜ?」と思う事が多く、勉強して、実験(レッスン・演奏・作曲など)して、また分析して、そしてまた「なぜ?」が増えて、勉強して・・・の繰り返し。飽きる事はありません。今は生きてる間にどれだけ勉強できるかな?と思っています。

「来年の発表会も出たいです。」と言ってきてくれる生徒さん達もいるし、これからも出来る所まで頑張っていきたいと思っています。定年もないしね。(笑)

2706_large[1]

第12回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 / 第一部

19 / Oct / 2014 (sun) 第12回 発表会にて / 第一部

恒例の年に一度の発表会を10月の晴れた日に行うことができました。
今年は32曲中10曲が弾き語りで、残りは全てインストゥルメンタル(楽器だけの演奏)というスタイルの発表会となりました。
しかもグループ演奏は2組だけ。ソロが多いので単調になるかと心配しましたが、みんなの選曲もよかったし、
個性豊かな演奏で今年も本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

参加してくださった生徒の皆さん、ステージ脇での仕事や受付などを手伝ってくれたスタッフの皆さん、
会場の「IOR?I/雲州堂」のスタッフの皆さま、そしてなによりご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

では、当日の模様を写真で振り返ります。
(※演奏者名の後、「」内は曲名、*印は弾き語り、()内は発表会の出演回数です。)

DSCF0406
恒例の開演前の集合写真。スタッフも一緒に今年も元気にエイ・エイ・オー!

DSCF0434

DSCF0415
1番:西口「Bittersweet samba/ビタースウィート・サンバ」
毎年生徒さんにお任せしているトップを、今回は僕がウクレレで担当させていただきました。オールナイトニッポンのテーマでお馴染みのハーブ・アルパートの曲を、口笛とウクレレで演奏。これはサザンの関口さんと竹中直人さんのアルバム「口笛とウクレレ」からのものです。ちょっとソロでミスってしまいましたが、会場をあたためることはできたかな?と思いました。

DSCF0443

DSCF0452
2番:河井さん「Samba triste/悲しみのサンバ」(5)
今年も単身赴任先の東京から参加です。昨年は出番が遅くて飛行機に間に合うかの瀬戸際で演奏に集中できなかったので、今年は生徒さんのトップバッターをお願いしました。凄く迫力のある演奏で会場を圧倒。トップを飾るにふさわしい演奏だったと思います。課題だったテンポキープもリズムもバッチリでした。本番に強いですね~。かっこよかったです!

DSCF0462

DSCF0477
3番:木島さん「In my life/イン・マイ・ライフ」(初)
交流会には参加していますが、発表会には初参加の木島さん。本人はメチャクチャ緊張していたらしいですが、初めてとは思えない落ち着いた演奏で素晴らしかったです。1番から徐々に音量を上げていき最後の方に盛り上がりを持ってくる構成も良かったです。音色もウクレレらしいキレイな音で言う事無し。ありがとうございました!

DSCF0487

DSCF0495
4番:弘中さん「Chega de saudade/想いあふれて」*(6)
初めてポルトガル語の歌に挑戦した弘中さん。舞台に上がってから、エレガットのラインが鳴らないというトラブルに見舞われ、大丈夫かと心配しましたが、そこはベテランらしく落ち着いた対応で素晴らしい演奏を披露してくれました。伸びやかな歌声はもちろん、間奏では僕がアレンジした少し難しいギターソロもしっかり演奏。全体のテンポを少し落としてじっくり聴かせる弘中さんのアレンジがよかったです。お疲れ様でした!

DSCF0515

DSCF0519
5番:佐崎さん「Strawberry fields forever/ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」(4)
過去3回はいずれもウクレレの奥様とのデュオで参加していた佐崎さん。今回、初めてソロギターに挑戦しました。曲はビートルズの名曲をアコースティックギターソロ用にアレンジしたものを演奏。初めてソロギターに挑戦するには難しすぎるアレンジだったこともあり、
それが緊張に繋がったのか普段どおりの演奏というわけにはいきませんでしたが、最後まで止まらずにしっかり弾ききって全力を出してくださいました。それが凄くよかったです。これからまたがんばっていきましょう。よろしくお願いします!

DSCF0562

DSCF0548
6番:藤平さん「Bei Mir Bist Du Shon/素敵なあなた」(2)
今回が2回目の出演の藤平さん。昨年の発表会以降、教室の交流会のみならず、お茶会の席での演奏や、慰問演奏など様々な演奏機会を経験したおかげか、非常に落ち着いた堂々とした演奏を聴かせてくだいました。イントロのゆったりした入り方、曲中の強弱の付け方、音色の使い分けなど凄く進歩しましたね。努力が実を結ぶ好例だと思います。素晴らしい演奏ありがとうございました!

DSCF0596

DSCF0602
7番:西田さん「Tempo feliz/テンポ・フェリス」(初)
初出演の西田さん。曲はバーデンの有名曲。直訳すると「幸せな時間」。これを5年前に他界されたお父さんに捧げたいと、この1年取り組んでがんばってきました。その思いが十分に届くいい演奏だったと思います。人前での演奏では人一倍緊張する方なのですが、それもお父さんのことを思う力で克服できたのではないでしょうか?感動的でした。ありがとうございました!

DSCF0622

DSCF0631
8番:長野さん「Fly me to the moon/フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」*(3)
舞台上でのMCでも楽しませてくれた長野さん。司会の僕をかなり助けてくれました。曲はジャズ・スタンダードの超有名曲。これをボサノヴァアレンジの弾き語りにして挑戦してくれました。前日のレッスンで何回も間違えていた歌詞も本番ではバッチリ。イントロと間奏でのソロギターも成長を感じさせてくれる落ち着いた指さばきを見せてくれました。毎年和ませてくれてありがとう。来年もよろしくお願いします!

DSCF0654

DSCF0660
9番:まつげんさん「Desafinado/デサフィナード」(2)
かわいい帽子で登場のまつげんさん。2回目の出演です。今回も佐藤正美さんのアレンジでボサノヴァスタンダードの定番曲にソロギターで挑戦してくださいました。若い頃に習っていたクラシックギターで培った力強いピッキングで、しっかりした音を紡いでいくまつげんさん。リズムも落ち着いていて強弱にも気を配った丁寧な演奏が素敵でした。ベテランの味ですね。ありがとうございました!

DSCF0674

DSCF0679
10番:河口さん「Five foot two eyes of blue/僕の彼女はどこ?」(初)
今回が初参加の河口さん。曲はジャズ・スタンダードで、youtubeで有名なtonkyuさんという方のヴァージョンを参考にアレンジしました。初出演とは思えない落ち着きぶりで、演奏も素晴らしかったです。リハーサルの時に、他のウクレレの生徒さんから「カマカらしい甘い音色を活かしたいい演奏ですね」と言われていたのですが、本番でもその音色をしっかり届けてくれました。熱演ありがとうございました!

DSCF0722

DSCF0717
11番:遠藤さん「Introdução ao poema dos olhos da amada/恋人の瞳」(8)
当教室の発表会ではお馴染みの渋いギタリスト遠藤さん。今回はPAの助手も務めていただき、大変お世話になりました。そんな遠藤さんは今年も大好きなバーデン・パウエルのレパートリーで参加。今年は演奏に安定感と説得力が出てきたというか、感情表現も豊かで聴く人をしっかり捉えた素晴らしい演奏だったと思います。ギターがいつものブラジル産のジョルジオから、国内産のギターにしたこともよかったのかな?本当に素晴らしい演奏でした。PAの仕事もあり大変な一日だっと思います。ありがとうございました!

DSCF0408
ちなみに今年のボランティアスタッフの皆さん。影ながら支えてくださって本当に助かりました。左から、山口さん、原さん、谷口さん。

DSCF1562
遠藤さん、講師:西口をはさんで、中川さんです。ありがとうございました。

この後、第二部に続きます。

第12回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 / 第二部

19 / Oct / 2014 (sun) 第12回 発表会にて / 第二部

※演奏者名の後、「」内は曲名、*印は弾き語り、また()内は発表会の出演回数です。

DSCF0761

DSCF0755
12番:田辺さん「Chora tua tristeza/悲しいなら泣いてごらん」*(3)
3回目の出演になる田辺さん。まだ3回目?というぐらいうちの教室の弾き語り部を引っ張っていってくれています。そんな田辺さんが今回取組んでくれたのはオスカー・カストロ・ネヴィス16歳の時の作品です。スピード感のある演奏でぐいぐい会場の空気を熱くしていってくれました。歌もギターも安定感が増してきて、ほんとに上手くなってきたな~と感心していました。最後まで安心して聴くことができました。今レッスンではソロギターに取組んでいるので、また一段とパワーアップしそうです。楽しみにしています!

DSCF0776

DSCF0774
13番:中村さん「Manhã de carnaval/カーニバルの朝」(2)
2回目の出演になる中村さん。僕がMCをしている時にBGM替わりにさりげなくジャジーなフレーズを弾いたりと芸達者なところも見せてくれました。本編では音が小さいのが課題でしたが、それも克服できていました。少し速めのテンポでテーマを弾ききった後、ちょっとロックっぽいリフやソロを弾くアレンジを加えて楽しませてくれました。ありがとうございました!

DSCF0794

DSCF0815
14番:北村さん「Fly me to the moon/フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」(初)
交流会には参加していましたが、発表会は初出演の北村さん。第一部の長野さんに続いてこの曲に挑戦。北村さんは弾き語りではなくソロウクレレで(楽器だけ)の演奏を披露してくれました。伸びと透明感のあるキレイな音色で、少しゆっくりめのテンポで丁寧さを感じさせる演奏は、聴く人をリラックスさせてくれたと思います。課題だった難しいコードチェンジもなんとか弾けてたのでよかったですね。まだ1年未満とはとても思えない落ち着いた演奏は、これからも期待大です。お疲れ様でした!

DSCF0820

DSCF0829
15番:佐藤さん「O leozinho/レオジーニ」*(2)
昨年は娘さんとのデュオで参加してくださった佐藤さん。今回は独り立ちのソロデビューです。曲はカエターノ・ヴェローゾの名曲。佐藤さんの歌とギターで十分魅力的なのですが、佐藤さんからの希望で、僕が司会席から口笛でイントロと間奏をサポートしました。僕の口笛はともかく、リズムとテンポがいいから、ノリが凄くいい演奏だったと思います。ちょっと甘めの声も曲に合っていて素敵でした。今回のギターは伴奏だけでしたが、単音のソロなども上手な方なので、次回はそういう側面も出せるといいですね。楽しみにしています。ありがとうございました!

DSCF0875

DSCF0880
16番:下田さん「Garota de Ipanema/イパネマの娘」(初)
下田さんも交流会は参加していましたが、発表会は今回が初めてです。曲はボサノヴァの超定番曲。でも最近の発表会では弾いてくれる人が少なかったので、久々に発表会で聴けて嬉しかったです。前半は少し緊張気味でしたが、時間が経つにつれ緊張もほぐれたのか良い演奏を聴かせてくれました。ギターの甘い音色が耳に心地よく、テンポもしっかりしているのでじっくり名曲に浸ることができました。素敵でしたね。お疲れ様でした!

DSCF0890

DSCF0899
17番:西村さん「Zabelé/ザベレ」*(初)
昨年の発表会では受付の仕事を手伝ってくれていましたが、今年は出演者としてステージに登場してくれました。曲はカエターノとガル・コスタの名盤「Domingo」からです。苦手なイントロもしっかり弾けて乗っていけたのか、その後もテンポもよく、伸びやかな歌声でしっかりと曲の魅力を表現してくれました。親指で弾くベース音もしっかり出ていたのでビートもしっかりしていたし、とてもいい演奏だったと思います。
素敵な歌声ありがとうございました!

DSCF0922

DSCF0937
18番:高さん「Consolação/コンソラソン」(4)
昨年まではウクレレで参加していた高さん。今年からギターに転向です。曲はバーデンの名曲です。ギターに転向して最初に取り組むような簡単な曲ではないのですが、本人の希望がバーデンをやりたいということだったので、この曲を最初に練習しました。演奏は最初、緊張してちょっと止まり、また最初から弾きなおすことになりましたが、そこからは圧巻のギターでした。テーマはもちろん自分でアレンジしたソロまでキレキレの演奏を披露。会場を圧倒していました。凄いですね。でもまだレパートリーがこれだけなので、今後はどんどん増やしていきましょう。これからもよろしくお願いします!

DSCF0946

DSCF0980
19番:村岡さん「Pua Lililhua/プア・リリレフア」*(初)
初出演の村岡さん。交流会なども参加したことがなく、いきなりの発表会です。フラを習っていてハワイの文化が好きなので、曲もハワイのフラの曲を選んで演奏してくれました。本人は歌の音程に自信が無いとのことでしたが、本番はバッチリ歌えてましたね。ウクレレと声のバランスもよく、そして間奏のウクレレソロもしっかり弾けていました。フラ仲間も応援に来て下さってホームで演奏しているように感じたのかもしれませんね。堂々とした演奏が素敵でした。ありがとうございました!

DSCF0998

DSCF0997
20番:堀田さん「Você/あなた」(3)
3回目の出演の堀田さん。今回は中村善郎さんの「Tocar como cantar」に収録されているものを自分で耳コピしてくれました。そして、間奏にこっそり「Samba de uma nota só/ワン・ノート・サンバ」を挟むという憎いアレンジを披露。最初はちょっと緊張気味かなと思いましたが、中盤からはドライブ感が出てきて本領発揮の演奏。淀むことのないスムースなフレージングが見事でした。バーデンを弾く男性陣とは違い、柔らかさがボサノヴァのいい部分を表現してくれているように感じました。素敵でした!

DSCF1025

DSCF1014
21番:高木さん「Wave(Vou te contar)/波」*(3)
今年の3月に僕と一緒にライブをした高木さん。今回で3回目の発表会です。ライブでは素敵なオリジナル曲を演奏してくれたのですが、今回はジョビンの名曲に挑戦です。レッスンの時は歌の音程とギターのベース音に課題を感じていたのですが、この日の演奏ではその課題がすべていい感じにクリアできていたので嬉しかったです。テンポも走ったりせず、速過ぎず遅過ぎずちょうどいいテンポで聴いていて心地よかったです。この日の彼の演奏が気に入った方は是非彼のオリジナル曲のYoutubeもチェックしてみてください。熱演ありがとうございました!

DSCF1062

DSCF1066
22番:奥野さん「O pato/オ・パト」(9)
お馴染みのうちの教室のマエストロ・奥野さんに第二部のトリを飾っていただきました。数えて9回目の発表会です。今回出演していただいた生徒さんの中では最多出演回数です。曲は明るくてちょっとユーモラスな味のあるボサノヴァの名曲です。ベテランらしく感情表現豊かなルバートのイントロから、アップテンポのテーマへ。スピード感もあっていい演奏でした。少しらしくないミスもあったのですが、それに動じることなく最後まで集中力を切らさずに情熱を持って演奏する姿は、若手の生徒さんたちのお手本となるようなステージでした。ありがとうございました!

この後、第三部に続きます。

第12回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 / 第三部

19 / Oct / 2014 (sun) 第12回 発表会にて / 第三部

※演奏者名の後、「」内は曲名、*印は弾き語り、また()内は発表会の出演回数です。

DSCF1079

DSCF1092
23番:本田さん「Samba de uma nota só/ワン・ノート・サンバ」*(初)
交流会には1回参加したことがありますが、発表会は初出演の本田さん。しかも発表会当日にどうしても抜けられない仕事が入り、参加者で唯一リハができませんでした。そういったハンデもあり、最初は少し緊張気味でちょっと止まったりしましたが、間奏のギターソロも早口のサビの歌もしっかりこなしてくれました。ナラ・レオンとホベルト・メネスカルのヴァージョンを参考にしたので、伴奏のギターも歌いながらだとけっこう難しいのですが、よく演奏できたと思います。素晴らしい。お疲れ様でした!

DSCF1126

DSCF1135
24番:ジゲンさん「Sing sing sing/シング・シング・シング」(8)
うちの名物ウクレレ奏者のジゲンさん。今回で8回目の出演。自らMCをして会場をどっと笑いの渦に巻き込んでからの演奏開始。ジャカソロアレンジで非常に難しい曲だったので、いつもに比べてちょっと緊張気味だったかもしれませんね。普段はしないようなミスもありましたが、後半は持ち直して、課題だったリズムのスウィング感を出すこともできていたと思います。終わった後の拍手の大きさがジゲンさんの人気を現していましたね。今年もお疲れ様でした!

DSCF1153

DSCF1161
25番:平田さん「The shadow of your smile/いそしぎ」(4)
早いもので4回目の発表会を迎えた平田さん。今回はバーデン・パウエルの名盤「Solitude on guitar」に収録されているスタンダードを演奏してくれました。序盤で少し躓いて、最初からやり直したのですが、逆にそれが会場の空気を味方につけることに。お客さんの聴き方の集中力がぐっと上がったように感じました。もしかして計算?(笑)その後も少し固かったように見えましたが、課題にしていたビブラートによる感情表現などは凄くいい感じでした。ありがとうございました!

DSCF1166

DSCF1169
26番:兵頭さん「Samba do soho/ソーホーのサンバ」*(8)
8回目の出演の兵頭さん。この方もすっかりお馴染みですね。ソロライブやこの教室から生まれたユニット「O beija flor」でも活躍中です。
この日の演奏もさすがの安定感で、素敵な歌声を届けてくれました。間奏のギターソロは兵頭さん自身がアレンジしたもので、コードソロがおしゃれでいい感じでした。グルーヴ感もよく、聴いていてほんとに心地よかったです。素晴らしい。ありがとうございました!

DSCF1206

DSCF1203
27番:吉岡さん「Euridice/ユリディス」(4)
先週、還暦を迎えたので赤パンで登場してくれた吉岡さん。今回で4回目の出演です。本当はバーデンの「コンソラソン」を予定していたのですが、他の生徒さんと曲がかぶってしまい、急遽この曲に変更してくださいました。名器ハウザーを操って弾かれるその音は甘くて聴く人をうっとりさせてくれます。柔らかいところはとことん柔らかく、ハードな部分は固く研ぎすませた音を出して楽曲の魅力を表現してくれました。素晴らしい還暦祝いになりましたね。素敵な演奏ありがとうございました!

DSCF1213

DSCF1216
28番:吉田さん「Samba de verão/サマーサンバ」*(7)
O beija-flor」で活躍の吉田さん。今回で7回目です。曲はマルコス・ヴァーリの名曲です。前半はポルトガル語、後半は英語と原曲どおり歌い分けてくれました。その伸びやかな声にとてもあった楽曲だなと思いました。全弦半音下げチューニングだったので、少しギターの音が柔らかく感じ、それが吉田さんの声の魅力を引き出すことに役立っていると思います。間奏のギターソロは僕がアレンジしたものですが、難しいと言っていたのですが本番ではしっかり弾けてました。素敵な歌声ありがとうございました!

DSCF1260

DSCF1266
29番:石井さん「Conversa de poeta/詩人のお話」(3)
3回目の出演の石井さん。学生さんですが、ようやく就職も決まり、ギターを弾く時間ができたとのことで発表会に間に合いました。今回の曲は石井さん自身が耳コピをして一から譜面に起こした、非常に苦労してできた曲です。自分で耳コピしたからか、本番の演奏も素晴らしいの一言。ほぼ完璧だったのではないでしょうか。強弱、テンポ、表現力、どれをとってもほんとにバーデンの演奏を聴いているようでした。
この若さでここまで弾けて、これからどこまで成長するのか非常に楽しみです。ほんとに素晴らしかったです。ありがとうございました!

DSCF1307

DSCF1304

DSCF1313
30番:洪さん&西口(講師)「Hula Girl/フラガール」(3)
小5からウクレレを始めた春香ちゃん。今回で早くも3回目の発表会です。中学生になって初めての発表会ですね。
曲は映画「フラガール」の主題曲で、ジェイク・シマブクロさん作曲です。そして今回初めて僕と共演をしました。それなのに、1回目は僕がギターの音が出ていないと勘違いしてイントロですぐに演奏を止めてしまい迷惑をかけてしまいました。春香ちゃんごめんなさい。でもそんな僕のミスにもめげず、春香ちゃんはしっかり自分の演奏をしてくれました。いや~さらに上手くなっていっています。表現力も格段に上がり、大人のような演奏を聴かせてくれました。毎年言っていますが、末恐ろしい子です。来年はどうなっているのか非常に楽しみです。これからも楽しませてください!

DSCF1349

DSCF1350

DSCF1355
31番:奥村さん&西口(講師)「On the sunny side of the street/明るい表通りで」(初)
そして生徒さんのトリを飾ってくれたのは、初出演の奥村さんです。僕とのデュオを希望してくれたので、構成上の問題でトリにさせていただいたのですが、たまたまとはいえ奥村さんにトリをお願いしてよかったな~と思いました。曲調が明るいということもありますが、奥村さんのドライブ感のある演奏がよかったし、2人でソロ回しをして盛り上げることができたのではないかと思っています。初出演でしかも病み上がりだったのに、素敵な演奏をして下さってありがとうございました。お疲れ様でした!

DSCF1366

DSCF1377

DSCF1389
32番:西口(講師)「Berimbau/ビリンバウ」
毎年の事ではありますが、特に今年は体力的にキツいなと思いながらの演奏でした。ミスもありながらも最後まで演奏できたのは、生徒さんたちの熱演をこの目で見たからだと思います。ほんとにみなさんありがとうございました。後であらためて自分の録画を見たらひどい出来でした(笑)。ごめんなさい。でも楽しかったです。この頃、自分の年齢を感じる疲れ方に危機を感じています(笑)。
でも来年もがんばります。特に来年は10周年だしね。

発表会のみんなの演奏を聞いて、年々レベルは上がってきているなと感じました。ただ、その後のレッスンで感想を聞くと本人的には満足できなかった人が多くいました。まぁ、それはなかなか難しいですね。ですが、それでも毎年チャレンジしてくれる生徒さん達に感謝申し上げます。今回も本当にいい刺激をもらいました。来年も一緒に音楽道をチャレンジしていきましょう!お待ちしております。

関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

それでは恒例の番外編へと続きます。

第12回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 / 番外編

19 / Oct / 2014 (sun) 第12回 発表会にて / 番外編

ここからは番外編で、楽しかった打ち上げの模様です。

イオリの料理も登場!
DSCF1392

!バイキング形式です。
DSCF1394

みんなで乾杯!発表会の緊張感から解放されて笑顔がこぼれます。
DSCF1397

まずは弾き語りチーム(そんなのあった?!)から田辺さん・・・DSCF1404

兵頭さんが演奏してくれました。
DSCF1414

大きな拍手!
DSCF1418

即席でできたユニット?!左から、踊り:村岡さん、演奏:奥村さん、歌:藤平さんの曲は「カイマナヒラ」。息ピッタリで驚きました。
DSCF1433

DSCF1449

DSCF1468

まだまだ続きます。石井さん。
DSCF1471

吉田さん。
DSCF1478

堀田さん。
DSCF1494

平田さん。
DSCF1507

高木さん。
DSCF1518

中村さん。
DSCF1520

長野さん。
DSCF1524

奥野さん。
DSCF1530

遠藤さん。
DSCF1536
その他にも沢山の笑える演奏や、渋い演奏などなど、みなさん本当にありがとうございました!

僕ら夫婦も演奏しました。
DSCF1552

最後に僕が挨拶した後・・・
DSCF1553

恒例の1本締めを今年は高木さんにお願いしました。ありがとうございました。
DSCF1556

DSCF1559

今年も発表会を通して本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました。関わって下さったみなさまに心から感謝です。
おかげさまで、今年も無事終わりました。また来年ですね。

それでは、これからも良い教室になるよう頑張っていきたいと思いますので、
生徒のみなさん、来年は教室の10周年ですし、今後ともよろしくお願いいたします。

このページのtopへ