ギター製作日記 十五日目・とりあえず一段落

●前回の日記にも書きましたが、弦まで張っているのにペグが固まってないので、弾けずに家で乾燥中の写真。眺めるだけ。せつない・・・
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●翌日、ガマンのかいがあって無事ペグが固まりました。そしてとりあえず弦を全て外してボディの塗装を仮で仕上げます。まずはペーパーをかけます。320・800・1200と細かさをあげていきます。
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●そして仕上げのアルコールを塗ります。これは、それまでに塗ったニスを溶かして滑らかにするための仕上げだそうです。
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●そして外で乾燥(笑)。この塗り・乾燥を3回ほど繰り返します。
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●そしてナットとブリッジを調整して弦を張ります。写真はナットを接着して乾燥させているところ。
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この後、弦を張って感動の音出し♪興奮して写真を撮り忘れました(笑)。そして自宅に連れて帰りました。

ギター製作日記 十四日目

●前回の日記で書いたとんでもないことというのは、写真のボディ真ん中あたりの色むらのことです。ペーパーかけを頑張りすぎた・・・塗っても塗っても治らなかったので、いったんそこのニスを全部はがしてから再度先生が塗ると治りました。さすが先生!その写真はまた後で。
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●で、この日の作業はフレットの磨きから。ネック側・ボディ側の両方からヤスリで磨きます。手抜きせずに一つずつ丁寧に。そのときに指板を削らないように下敷きをあてます。その後400番のペーパーでキズをフラットにし、800番でキレイに磨きます。
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●アーマーオイルを塗ってフレット・指板は終了。
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●ブリッジとボディを接合するさいに杭を打ち込んだときの穴を、黒檀の粉で埋めました。写真ではそう見えないけどキレイですよ。
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●そしていよいよ弦を張ります!!この時点で弦を張るのは早いと思うかもしれませんが、弦高・ナット・ブリッジ他様々なところをチェックするためと、1週間ほど弾き込んで塗装(ニス)をその振動で木に染みこませていくために張ります。そうするとまた1週間後に塗装面が凸凹になるので、さらにフラットにするために塗り重ねていきます。この作業がとても重要なんです。ところが事件発生・・・
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●弦も張ってとうとう完全なギターになりました!!感動です。またこの写真で前編に書いた色むらが無くなっているのが分かります。
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●で、事件発生というのは、ペグの接着が完全に乾いていなくて、3・4・6弦がチューニングできない・・・仕方がないのでペグの接着をやり直すことに。結局2日間は弾けないことに・・・(涙)
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●気を取り直して裏面とサイドの塗装面の凸凹を無くすためのペーパーがけをやります。水ペーパーで丹念に。
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●分かりにくいかもしれませんが、だいぶツルツルになりました。
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●この状態で自宅に持って帰って、金曜の朝まで乾かしていきます。今も部屋にこいつがいます。眺めてはニヤニヤしてます(笑)。早く弾きたい!!!
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ギター製作日記 十三日目

●先生がブリッジを製作してくれてます。
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●仮ではめているところ。この後、ブリッジとナットが付いた状態で、角度などネックの状態をチェック。いい状態なので、いよいよ塗装です。
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●その前にヤスリとペーパーで握り具合を調整。
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●ようやく塗装。ボディと同じく重ね塗りをしていきます。
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●ええ色!
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●再度天井から吊るして乾かします。
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●完全に乾く前にペーパーをかけて、砂のような石(名前不明・・・)をふりかけ、細かい木目の溝を埋めて再度塗ります。
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●仕上げに向けて塗り重ねます。
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●第一次ネック塗装終了。
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●そしてボディの塗装も仕上げにかかります。まずはいったん塗装が乾いたボディの表面の凸凹が無くなるようにペーパーをかけます。
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この後、オレがペーパーをかけすぎてトンデモナイことに・・・。まぁちゃんとリカバーできたんですが(正確には先生のゴッドハンドによりリカバー・・・)詳細はまた明日お知らせします。

ギター製作日記 十二日目

土曜に行った時のものです。

●前回製作した指板をいよいよネックに取り付けます。もちろんタイトボンドです。
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●暖かい空気は上の方にたまるので、接着後、バイスで固定して天井近くに吊ります。
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この後のペグ作りに続きます。
●黒檀の角材からペグのカバー(?)を12個分(オレのが6個・先生ので6個)作ります。まずペグを回し道具(名前分かりません)に入るように寸法を測り、線を入れ、ネジ止め用の穴を上下に空けます。
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●指にフィットするように、ベルトサンダーで表面を曲面にしていきます。
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●こんな感じ。分かりにくいかな?
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●240番・800番・1200番とペーパーをかけていき(800番と1200番は水をつけながらかけます)、仕上げに2000番でオイルをつけながら磨きます。
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●写真がピンぼけで申し訳ないんですが、右側の2個が磨いたもの、左側をこれから磨いていきます。
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この黒檀のペグの肌触りが大好きで、加工が面倒なんですが無理言ってやらせてもらってます。またライブで機会があればみなさんにも触ってほしいと思ってます。

ギター製作日記 十一日目・後半『塗装編』

●まずは塗装の前に、前回削る前だったヘッドの表面をベルトサンダーで磨きます。こんな感じのデザインにしました。めっちゃ気に入ってます。
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●塗装の前に、ペーパーを角材に巻きフラットにして磨き、汚れを落とします。
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●ハケでニス(セラック)を塗っていきます。写真は3回目ぐらい。5回ぐらい軽く重ねて塗り、ある程度乾いたらペーパーでこすりムラを無くしていきます。そしてまた塗って・ペーパーをかけて・・・という作業が40回ぐらい繰り返します。
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●途中、先生は外に出て、ギターでゴルフスイングをするように振り回して乾かします(笑)。おちゃめな先生です。
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●とりあえず8回塗ったところで、レッスンのため自宅に戻りました。サウンドホールから見えるのは、中にニスが垂れないようにタオルを突っ込んでいます。
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レッスンの中休みの間に、また工房に赴いてサイドと裏板を塗りましたが、デジカメを忘れてしまいました・・・。なのでサイドと裏はまた明日掲載します。

この調子だと、頑張ったら2/14か2/19のどちらかのライブに間に合いそうです。間に合わせたいな~・・・

ギター製作日記 十一日目・前半『指板・フレット編』

●指板にフレットの溝を刻むためのガイド。隙間から覗いている黒いのが指板になる黒檀です。ちなみに指板の形にする加工もしたんですが、カメラに撮るのを忘れてました・・・
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●ガイドに沿ってノコギリで溝を刻み込む。写っているのは先生が手本を見せているところ。この後ちゃんと自分でやりましたよ!
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●フレットを指板の長さに合わせて切る。先生は長いフレット(ウン10mのグルグル巻きのやつ)をまとめて買うので、1個ずつ長さを合わせて切り出します。ちなみに材料は真鍮・銅・銀の混合だそうです。
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●カナヅチのプラスティック製の部分でフレットを打ち込んでいきます。指板から浮くことのないようにしっかりと打ち込み、かつ潰れないように気をつけます。
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●ネックにセットしたとこ。まだ接着はしてません。ワクワクしてきました。
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後半の『塗装編』に続きます。

ギター製作日記・十日目

いよいよ佳境かな?

●月曜にも工房でネックの加工をしてたんやけど、デジカメを忘れてブログさぼってました・・・。で、そのときにある程度加工は済んだんですが、今日はそのネックの細かい修正からスタート。写真はペーパーで弦がペグに巻きつけられるところ(名前知りません・・・)をまっすぐ・滑らかにしています。
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●いよいよヘッドのデザインと加工。まずは縁取りを施すための溝を彫ります。写真はカッターでラインをつけてます。この後ノミで溝彫りです。
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●こんな感じになりました。乾いたらベルトサンダーとペーパーでキレイにしていきます。まだ写真では汚いですが、磨くと模様がキレイに浮かび上がる予定。先生がデザインしたがってたんですが、自分のギターなのでワガママを通させてもらいました。デザインに意味はあります。でもここでは恥ずかしくて書けません。知りたいという珍しい好奇心の持ち主は、会った時にこっそり聞いて下さい。
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●そしてボディとネックのジョイント。きっちりと測って角度を調整。ここまで神経質に加工してきたんで、ピッチリと合いました。写真は定規をあてて測っていますが、その他様々な方法で長さ・角度をチェックして固定します。
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●しばし重しをして固定。でもそんなに時間はかけません。すでにボディ周りに見えるゴムチューブで固定してますので。今日はこれを抱えて自宅に持って帰りました。工房に置きっぱなしにするよりも、家で暖房をかけながら乾燥させたほうがいいためです。帰り道、長堀通りを行きかう人たちの視線を感じました(笑)。
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それにしてもネックとボディがジョイントした瞬間は、なんとも形容のし難い喜びがこみ上げてきました。今もギターの形を現した製作物を見て、ニヤニヤしながらこれを書いています(笑)。

次回から指板の製作とボディの塗装です。

ギター製作日記 九日目

●仮でネックとボディを合わせて、取り付け角度を調整します。これはもの凄く重要な作業です。音痴なギターにしないようにしっかり合わせます。
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●いったんボディとネックをバラして、前回家に持って帰ってボディの出っ張り(外側のパープリング部)をカッターで削ってきたので、その部分をヤスリで滑らかにします。
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●裸だったテイルピースの部分を化粧します。ここも後でペーパーでキレイにします。
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●ネックの端と端にベルトサンダーでアールをつけます。この後、その両端のアールに合わせて真ん中をカンナで削り高さ(ネックの握り幅)を作ります。
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●ヘッドの表面にシカモアの木を貼ります。後で飾りつけをします。デザインはいまだ考え中です・・・
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今日はボディの側板と裏板にペーパーをかけたり、ひたすら磨き作業でした。単調な作業ですが、表面がツルツルになっていくのは楽しいものです。さらに次の日(たぶん来週)までに、ネックをカンナで削り、仕上げて持って行きます。家が木屑だらけにならないようにしなければ・・・

ギター製作日記・八日目

1/15(日)にまた工房へ行ってきました。

●前回貼り付けた部分も無事乾き、次は表面板と側板、裏板と側板のそれぞれを繋ぐ部分に溝を作り、パープリングをしていきます。写真でボディの上に乗っているのが飾りの木、手前にあるのが間に挟むプラスチックです。
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●このようにタイトボンドで接着し、サージカルテープで補強。
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●表面板側も同じように。けっこう指が疲れます。
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●前回、プレスしてほったらかして帰ったネックの原型です。
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●電ノコ・ベルトサンダー・ナイフを駆使して、あっと言う間にこんな形にしたのはもちろん先生です。僕ではとてもじゃないけどできません・・・。
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今週は忙しいから、次に工房へ行くのがいつになるのか分かりません・・・早く製作の続きをやりたい・・・

ギター製作日記・七日目 ボディ接合編/高校サッカー決勝戦を見て

今日も朝から眠い目をこすりながら頑張ってきました。

●先日、裏板と側板を合わせたものに、側板に補強の木を貼ります。
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●それが乾くまでに、表面板にブリッジを接着。
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●それぞれ貼り終わりました。
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●ブリッジに表面板の裏から楔を打ち込みます。これでどれだけ弦のテンションがかかっても大丈夫。
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●いよいよ接着。
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●下に置いた型と一緒に固定。この状態で一日置きます。楽しみだ~♪
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●空いてる時間でネックの元を作成。次からはこれの加工が中心になります。
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それにしても今日の高校サッカーの決勝はしびれた。あの決勝点は素晴らしい。実況と解説で『テクニックが素晴らしい』を連呼していたが、あのテクニックは、すべて判断を早くするための前提でしかない。そのへんをもっと言って欲しかった。でもスポルトでも特集してたし、野洲が見せたサッカーへの反響は大きいようで、サッカーファンとしては嬉しいかぎり。

鹿実も自分達らしいサッカーを見せてくれてたとは思うけど、精神・フィジカル主義のサッカーの限界のようなものを見た気がします。それは負けたからとかではなく、試合中の選手の落ち着きぶりを比較してそう思いました。鹿実の選手達は自分で自分を追い込んでいるように見え、かなり力みがあったように思う。対して野洲の選手達はあの土壇場でも落ち着いてボールを回し、相手の裏を冷静に突くあの決勝点を生み出した。

また、同点になってからの野洲のベンチから選手に出た『ゆっくりプレーしろ』という指示。これもなかなかこういう指示を出せないと思う。最近、僕もライブの時に心がけているのは『ゆっくり弾く』こと。テンポの速い曲ほど『ゆっくり弾く』ことをこころがけています。これ、ほんと大切。そうすると緊張がほどけて平常心で演奏できます。

話がそれましたが、とにかくサッカー界に一石を投じた野洲高校はお見事でした。こういうサッカーをどんどん見られるように願います。