ギター製作日記 十一日目・後半『塗装編』

●まずは塗装の前に、前回削る前だったヘッドの表面をベルトサンダーで磨きます。こんな感じのデザインにしました。めっちゃ気に入ってます。
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●塗装の前に、ペーパーを角材に巻きフラットにして磨き、汚れを落とします。
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●ハケでニス(セラック)を塗っていきます。写真は3回目ぐらい。5回ぐらい軽く重ねて塗り、ある程度乾いたらペーパーでこすりムラを無くしていきます。そしてまた塗って・ペーパーをかけて・・・という作業が40回ぐらい繰り返します。
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●途中、先生は外に出て、ギターでゴルフスイングをするように振り回して乾かします(笑)。おちゃめな先生です。
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●とりあえず8回塗ったところで、レッスンのため自宅に戻りました。サウンドホールから見えるのは、中にニスが垂れないようにタオルを突っ込んでいます。
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レッスンの中休みの間に、また工房に赴いてサイドと裏板を塗りましたが、デジカメを忘れてしまいました・・・。なのでサイドと裏はまた明日掲載します。

この調子だと、頑張ったら2/14か2/19のどちらかのライブに間に合いそうです。間に合わせたいな~・・・

ギター製作日記 十一日目・前半『指板・フレット編』

●指板にフレットの溝を刻むためのガイド。隙間から覗いている黒いのが指板になる黒檀です。ちなみに指板の形にする加工もしたんですが、カメラに撮るのを忘れてました・・・
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●ガイドに沿ってノコギリで溝を刻み込む。写っているのは先生が手本を見せているところ。この後ちゃんと自分でやりましたよ!
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●フレットを指板の長さに合わせて切る。先生は長いフレット(ウン10mのグルグル巻きのやつ)をまとめて買うので、1個ずつ長さを合わせて切り出します。ちなみに材料は真鍮・銅・銀の混合だそうです。
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●カナヅチのプラスティック製の部分でフレットを打ち込んでいきます。指板から浮くことのないようにしっかりと打ち込み、かつ潰れないように気をつけます。
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●ネックにセットしたとこ。まだ接着はしてません。ワクワクしてきました。
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後半の『塗装編』に続きます。

ギター製作日記・十日目

いよいよ佳境かな?

●月曜にも工房でネックの加工をしてたんやけど、デジカメを忘れてブログさぼってました・・・。で、そのときにある程度加工は済んだんですが、今日はそのネックの細かい修正からスタート。写真はペーパーで弦がペグに巻きつけられるところ(名前知りません・・・)をまっすぐ・滑らかにしています。
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●いよいよヘッドのデザインと加工。まずは縁取りを施すための溝を彫ります。写真はカッターでラインをつけてます。この後ノミで溝彫りです。
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●こんな感じになりました。乾いたらベルトサンダーとペーパーでキレイにしていきます。まだ写真では汚いですが、磨くと模様がキレイに浮かび上がる予定。先生がデザインしたがってたんですが、自分のギターなのでワガママを通させてもらいました。デザインに意味はあります。でもここでは恥ずかしくて書けません。知りたいという珍しい好奇心の持ち主は、会った時にこっそり聞いて下さい。
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●そしてボディとネックのジョイント。きっちりと測って角度を調整。ここまで神経質に加工してきたんで、ピッチリと合いました。写真は定規をあてて測っていますが、その他様々な方法で長さ・角度をチェックして固定します。
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●しばし重しをして固定。でもそんなに時間はかけません。すでにボディ周りに見えるゴムチューブで固定してますので。今日はこれを抱えて自宅に持って帰りました。工房に置きっぱなしにするよりも、家で暖房をかけながら乾燥させたほうがいいためです。帰り道、長堀通りを行きかう人たちの視線を感じました(笑)。
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それにしてもネックとボディがジョイントした瞬間は、なんとも形容のし難い喜びがこみ上げてきました。今もギターの形を現した製作物を見て、ニヤニヤしながらこれを書いています(笑)。

次回から指板の製作とボディの塗装です。

ギター製作日記 九日目

●仮でネックとボディを合わせて、取り付け角度を調整します。これはもの凄く重要な作業です。音痴なギターにしないようにしっかり合わせます。
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●いったんボディとネックをバラして、前回家に持って帰ってボディの出っ張り(外側のパープリング部)をカッターで削ってきたので、その部分をヤスリで滑らかにします。
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●裸だったテイルピースの部分を化粧します。ここも後でペーパーでキレイにします。
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●ネックの端と端にベルトサンダーでアールをつけます。この後、その両端のアールに合わせて真ん中をカンナで削り高さ(ネックの握り幅)を作ります。
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●ヘッドの表面にシカモアの木を貼ります。後で飾りつけをします。デザインはいまだ考え中です・・・
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今日はボディの側板と裏板にペーパーをかけたり、ひたすら磨き作業でした。単調な作業ですが、表面がツルツルになっていくのは楽しいものです。さらに次の日(たぶん来週)までに、ネックをカンナで削り、仕上げて持って行きます。家が木屑だらけにならないようにしなければ・・・

ギター製作日記・八日目

1/15(日)にまた工房へ行ってきました。

●前回貼り付けた部分も無事乾き、次は表面板と側板、裏板と側板のそれぞれを繋ぐ部分に溝を作り、パープリングをしていきます。写真でボディの上に乗っているのが飾りの木、手前にあるのが間に挟むプラスチックです。
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●このようにタイトボンドで接着し、サージカルテープで補強。
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●表面板側も同じように。けっこう指が疲れます。
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●前回、プレスしてほったらかして帰ったネックの原型です。
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●電ノコ・ベルトサンダー・ナイフを駆使して、あっと言う間にこんな形にしたのはもちろん先生です。僕ではとてもじゃないけどできません・・・。
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今週は忙しいから、次に工房へ行くのがいつになるのか分かりません・・・早く製作の続きをやりたい・・・

ギター製作日記・七日目 ボディ接合編/高校サッカー決勝戦を見て

今日も朝から眠い目をこすりながら頑張ってきました。

●先日、裏板と側板を合わせたものに、側板に補強の木を貼ります。
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●それが乾くまでに、表面板にブリッジを接着。
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●それぞれ貼り終わりました。
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●ブリッジに表面板の裏から楔を打ち込みます。これでどれだけ弦のテンションがかかっても大丈夫。
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●いよいよ接着。
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●下に置いた型と一緒に固定。この状態で一日置きます。楽しみだ~♪
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●空いてる時間でネックの元を作成。次からはこれの加工が中心になります。
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それにしても今日の高校サッカーの決勝はしびれた。あの決勝点は素晴らしい。実況と解説で『テクニックが素晴らしい』を連呼していたが、あのテクニックは、すべて判断を早くするための前提でしかない。そのへんをもっと言って欲しかった。でもスポルトでも特集してたし、野洲が見せたサッカーへの反響は大きいようで、サッカーファンとしては嬉しいかぎり。

鹿実も自分達らしいサッカーを見せてくれてたとは思うけど、精神・フィジカル主義のサッカーの限界のようなものを見た気がします。それは負けたからとかではなく、試合中の選手の落ち着きぶりを比較してそう思いました。鹿実の選手達は自分で自分を追い込んでいるように見え、かなり力みがあったように思う。対して野洲の選手達はあの土壇場でも落ち着いてボールを回し、相手の裏を冷静に突くあの決勝点を生み出した。

また、同点になってからの野洲のベンチから選手に出た『ゆっくりプレーしろ』という指示。これもなかなかこういう指示を出せないと思う。最近、僕もライブの時に心がけているのは『ゆっくり弾く』こと。テンポの速い曲ほど『ゆっくり弾く』ことをこころがけています。これ、ほんと大切。そうすると緊張がほどけて平常心で演奏できます。

話がそれましたが、とにかくサッカー界に一石を投じた野洲高校はお見事でした。こういうサッカーをどんどん見られるように願います。

ギター製作日記・六日目 TOP+パープリング / 高校サッカー決勝について

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今日はレッスン後、2時間だけ作業に行ってきました。表面板サウンドホール付近のペーパーがけと、すでに組みあがっている側板+裏板に表面板を取り付けるためのパープリングの接着をしてきました。写真はパープリングを接着したところです。再度洗濯バサミが登場です(笑)。明日は朝から作業です。明日中にはボディが全部組みあがる予定。先生によると『驚異的な早さ』だそうです。そうは思えんのですが・・・でも早く弾きたいです♪

明日の高校サッカーの決勝が凄く楽しみ。野洲高校のサッカーはかなりヤバイ。ポゼッションサッカーの極み。あれを可能にしているのは選手個々のテクニックに負うところも大きいけど、絶妙な選手間の距離の取り方・ボールのないところでのポジショニングの判断・その判断のスピード・その戦術の目的を選手全員が理解し意思統一がなされている、など様々な点で一朝一夕では不可能な、もの凄い鍛えられ方をしていると思う。特筆すべきは『判断力を徹底して鍛える』ことを行っている点にあると思う。『自分で考える力』を身につけた『個人』が、『組織』を意識して動けるようになった集団は強い。だからオリジナリティがあり、自由があり、楽しさがあり、行き詰った展開を打開する力がある。高校サッカーであれをやった監督は凄いと思う。監督は『高校サッカーに革命を』と発言しているようですが、日本のサッカーの革命になればいいと思う。フィジカルでは劣る日本が世界で対抗するためのオリジナルなサッカーかもしれない。あの一見自由奔放に見えるサッカーが、サッカーはもとよりあらゆる『組織』というものへの一つのヒントになっているように自分は感じています。

ギター製作日記・五日目 表面板編

表面板に残りの力木を加えていきます。

●接着したあと、おおまかにカンナをかけます。
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●そして音質に直接関わる微調整は先生がやってくれました。というか先生しかできません。
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●最後にペーパーをかけ、角が無いように仕上げます。
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ギターを製作してて思うのは、細かい作業の積み重ねがいかに大切かということ。と同時に、細かい部分にこだわるあまり、全体を、そしてその作業の最終的な目的を忘れるようではダメだということ。繊細に、大胆に作業していくことが大切。これってどんなことにもあてはまることですよね。言うのは簡単なんですが・・・ほんまに勉強になってます。

ギター製作日記・五日目 側板と裏板の接着編

五日目の続き、側板と裏板の接着です。

●まず、昨日パープリング材で固めた側板に沿って裏板の形状を線引き。ベルトサンダーで削り出し。これも難しいので先生にお任せです。ほんまに難しいんですよ・・・先生ありがとうございます。
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●側板のパープリングに、裏板の力木が入る溝をノミとカッターで作ります。そして接着剤を塗っていきます。
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●裏板をはめて固めていきます。
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●こんな感じで一日乾かします。写真では分かりにくいですが、裏板がごくわずかですがキレイにアーチを描くように膨らむようになってます。この微妙さが絶妙なんですね。
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●上から見るとこんな感じです。
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まだ『表面板編』に続きます。

ギター製作日記・五日目 ブリッジ編

今日はまずブリッジから。

●朝、先生のところに行くと、すでにこれが用意されていました。材は黒檀です。上が今から加工する僕の分、下がある程度加工された先生の分。もちろんこの形に切り出すのも先生の手作業です。市販のものではありません。
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●先生は曲面をつけるのにベルトサンダーを使用します。これ簡単そうに見えるけど、かなり難しいです。僕は表面板の時に失敗しかけました。それを先生は事も無げにやります。恐るべし。
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●おおまかに仕上げたものの断面です。ちょっとピンボケですが、キレイに曲面になっているのが分かるでしょうか?3つある山の真ん中は、後からナイフとヤスリを使用して、キレイな曲面に加工しやすいように、さらに細い溝がついてます。
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●弦を通す穴を空けます。写真は先生ですが、3・2・1弦はやらせてもらえました。かなり神経使った。この穴の並びにも音作りの秘密があります。
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●ナイフで削り、ペーパーを荒いものから細かいものへとかけていき、ピカピカにします。そして先にブリッジだけ塗装します。塗るのはセラックというニスです。先に塗る理由は、ボディと一緒に塗ると黒檀の黒がボディに流れ出すため。先に塗ってある程度固めておきます。かなりキレイに仕上がって、感動しました。先生は市販のギターを見るときは、必ずここもチェックするそうです。ここが丁寧にできているかどうかで、そのギターが丁寧に作られたものかそうでないのかが分かるそうです。みなさんも市販のギターを買う際は、是非チェックしてみて下さい。
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『側板と裏板の接着編』に続きます。