ギター製作日記 目次

ひょんな事からギターを製作する機会にめぐまれました。
正直、自分がギターを作る事になるとは思ってもみなかったので不思議な縁を感じます。

作ってみて初めて知ったことも多く、凄く貴重な経験をすることが出来て、ギター教室を運営する上でも非常に役立つ知識を沢山得ることができました。

普段、日曜大工もしない僕に(ギター弾きなので指をケガしたくないから)丁寧に教えてくれた先生、本当にありがとうございました。先生のギターを「いつかお金が出来たら買いたいです。」と言った僕に 「今、一緒に作ろう!」と強引に引っ張ってくれた先生に感謝です。

製作日記ブログを整理する意味で「目次」を作りました。
1番から順にリンクを貼り付けているので、良かったら見てやってください。

1. ギター製作日記・一日目
2. ギター製作日記・二日目
3. ギター製作日記・三日目・側板/裏板編
4. ギター製作日記・三日目・サウンドホール編
5. ギター製作日記・四日目 表面板編
6. ギター製作日記・四日目 側板・パープリング編
7. ギター製作日記・五日目 ブリッジ編
8. ギター製作日記・五日目 側板と裏板の接着編
9. ギター製作日記・五日目 表面板編
10. ギター製作日記・六日目 TOP+パープリング / 高校サッカー決勝について
11. ギター製作日記・七日目 ボディ接合編/高校サッカー決勝戦を見て
12. ギター製作日記・八日目
13. ギター製作日記 九日目
14. ギター製作日記・十日目
15. ギター製作日記 十一日目・前半『指板・フレット編』
16. ギター製作日記 十一日目・後半『塗装編』
17. ギター製作日記 十二日目
18.ギター製作日記 十三日目
19. ギター製作日記 十四日目
20. ギター製作日記 十五日目
21. ギター製作日記・自宅にて

以上です。
今も教室にこのギターがあるので、ご希望の方は是非ご覧ください。
どんどんイイ音になってます!

ギター製作日記・自宅にて

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すましていますがニヤけてます(笑)。もうホンマに嬉しい・・・(泣)。

この時(2/3の金曜)はまだ木が乾燥しきっていないので、音も湿りがち。ところが弾くごとに音が変わってくる。1時間・2時間と弾くとどんどんいい音になっていく。一夜明けて、今日(2/4)さらによくなっているのが分かる。凄い・・・。今のところ、音の立ち上がり・音色・コードと単音のバランスのよさ・弾き心地、など全てに満足。さらに弾き込んでいくとどうなっていくんだろう・・・

ここからは約1週間、いろいろな曲を弾きまくり、ギターに振動を与え、木にニスをどんどん染みこませて乾かしていく。つまり、ギターを弾く行為そのものがギターを作っていくことになります。そして1週間後に塗装の加減を見て、必要があればさらに塗り、弾き心地の悪いところがあれば調整していきます。そしてさらに3~4ヶ月弾きまくって、最終の塗りを施します。それで完成。でも完成と言っても『とりあえず』なんですね。その後もある意味ずうっと製作していることになります。だって弾くことがギター(音)を作っていくことになるので。

今回、自分でギターを作ったことで学んだことは、ここで簡単にまとめられるようなものではないので、これから整理して少しずつここで書ければいいと思う。それよりもまず音を聴いてもらうことが先ですね。

すでに練習が楽しくて仕方ないっす(笑)。

ギター製作日記 十五日目・とりあえず一段落

●前回の日記にも書きましたが、弦まで張っているのにペグが固まってないので、弾けずに家で乾燥中の写真。眺めるだけ。せつない・・・
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●翌日、ガマンのかいがあって無事ペグが固まりました。そしてとりあえず弦を全て外してボディの塗装を仮で仕上げます。まずはペーパーをかけます。320・800・1200と細かさをあげていきます。
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●そして仕上げのアルコールを塗ります。これは、それまでに塗ったニスを溶かして滑らかにするための仕上げだそうです。
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●そして外で乾燥(笑)。この塗り・乾燥を3回ほど繰り返します。
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●そしてナットとブリッジを調整して弦を張ります。写真はナットを接着して乾燥させているところ。
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この後、弦を張って感動の音出し♪興奮して写真を撮り忘れました(笑)。そして自宅に連れて帰りました。

ギター製作日記 十四日目

●前回の日記で書いたとんでもないことというのは、写真のボディ真ん中あたりの色むらのことです。ペーパーかけを頑張りすぎた・・・塗っても塗っても治らなかったので、いったんそこのニスを全部はがしてから再度先生が塗ると治りました。さすが先生!その写真はまた後で。
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●で、この日の作業はフレットの磨きから。ネック側・ボディ側の両方からヤスリで磨きます。手抜きせずに一つずつ丁寧に。そのときに指板を削らないように下敷きをあてます。その後400番のペーパーでキズをフラットにし、800番でキレイに磨きます。
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●アーマーオイルを塗ってフレット・指板は終了。
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●ブリッジとボディを接合するさいに杭を打ち込んだときの穴を、黒檀の粉で埋めました。写真ではそう見えないけどキレイですよ。
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●そしていよいよ弦を張ります!!この時点で弦を張るのは早いと思うかもしれませんが、弦高・ナット・ブリッジ他様々なところをチェックするためと、1週間ほど弾き込んで塗装(ニス)をその振動で木に染みこませていくために張ります。そうするとまた1週間後に塗装面が凸凹になるので、さらにフラットにするために塗り重ねていきます。この作業がとても重要なんです。ところが事件発生・・・
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●弦も張ってとうとう完全なギターになりました!!感動です。またこの写真で前編に書いた色むらが無くなっているのが分かります。
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●で、事件発生というのは、ペグの接着が完全に乾いていなくて、3・4・6弦がチューニングできない・・・仕方がないのでペグの接着をやり直すことに。結局2日間は弾けないことに・・・(涙)
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●気を取り直して裏面とサイドの塗装面の凸凹を無くすためのペーパーがけをやります。水ペーパーで丹念に。
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●分かりにくいかもしれませんが、だいぶツルツルになりました。
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●この状態で自宅に持って帰って、金曜の朝まで乾かしていきます。今も部屋にこいつがいます。眺めてはニヤニヤしてます(笑)。早く弾きたい!!!
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ギター製作日記 十三日目

●先生がブリッジを製作してくれてます。
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●仮ではめているところ。この後、ブリッジとナットが付いた状態で、角度などネックの状態をチェック。いい状態なので、いよいよ塗装です。
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●その前にヤスリとペーパーで握り具合を調整。
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●ようやく塗装。ボディと同じく重ね塗りをしていきます。
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●ええ色!
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●再度天井から吊るして乾かします。
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●完全に乾く前にペーパーをかけて、砂のような石(名前不明・・・)をふりかけ、細かい木目の溝を埋めて再度塗ります。
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●仕上げに向けて塗り重ねます。
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●第一次ネック塗装終了。
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●そしてボディの塗装も仕上げにかかります。まずはいったん塗装が乾いたボディの表面の凸凹が無くなるようにペーパーをかけます。
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この後、オレがペーパーをかけすぎてトンデモナイことに・・・。まぁちゃんとリカバーできたんですが(正確には先生のゴッドハンドによりリカバー・・・)詳細はまた明日お知らせします。

ギター製作日記 十二日目

土曜に行った時のものです。

●前回製作した指板をいよいよネックに取り付けます。もちろんタイトボンドです。
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●暖かい空気は上の方にたまるので、接着後、バイスで固定して天井近くに吊ります。
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この後のペグ作りに続きます。
●黒檀の角材からペグのカバー(?)を12個分(オレのが6個・先生ので6個)作ります。まずペグを回し道具(名前分かりません)に入るように寸法を測り、線を入れ、ネジ止め用の穴を上下に空けます。
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●指にフィットするように、ベルトサンダーで表面を曲面にしていきます。
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●こんな感じ。分かりにくいかな?
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●240番・800番・1200番とペーパーをかけていき(800番と1200番は水をつけながらかけます)、仕上げに2000番でオイルをつけながら磨きます。
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●写真がピンぼけで申し訳ないんですが、右側の2個が磨いたもの、左側をこれから磨いていきます。
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この黒檀のペグの肌触りが大好きで、加工が面倒なんですが無理言ってやらせてもらってます。またライブで機会があればみなさんにも触ってほしいと思ってます。

ギター製作日記 十一日目・後半『塗装編』

●まずは塗装の前に、前回削る前だったヘッドの表面をベルトサンダーで磨きます。こんな感じのデザインにしました。めっちゃ気に入ってます。
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●塗装の前に、ペーパーを角材に巻きフラットにして磨き、汚れを落とします。
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●ハケでニス(セラック)を塗っていきます。写真は3回目ぐらい。5回ぐらい軽く重ねて塗り、ある程度乾いたらペーパーでこすりムラを無くしていきます。そしてまた塗って・ペーパーをかけて・・・という作業が40回ぐらい繰り返します。
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●途中、先生は外に出て、ギターでゴルフスイングをするように振り回して乾かします(笑)。おちゃめな先生です。
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●とりあえず8回塗ったところで、レッスンのため自宅に戻りました。サウンドホールから見えるのは、中にニスが垂れないようにタオルを突っ込んでいます。
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レッスンの中休みの間に、また工房に赴いてサイドと裏板を塗りましたが、デジカメを忘れてしまいました・・・。なのでサイドと裏はまた明日掲載します。

この調子だと、頑張ったら2/14か2/19のどちらかのライブに間に合いそうです。間に合わせたいな~・・・

ギター製作日記 十一日目・前半『指板・フレット編』

●指板にフレットの溝を刻むためのガイド。隙間から覗いている黒いのが指板になる黒檀です。ちなみに指板の形にする加工もしたんですが、カメラに撮るのを忘れてました・・・
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●ガイドに沿ってノコギリで溝を刻み込む。写っているのは先生が手本を見せているところ。この後ちゃんと自分でやりましたよ!
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●フレットを指板の長さに合わせて切る。先生は長いフレット(ウン10mのグルグル巻きのやつ)をまとめて買うので、1個ずつ長さを合わせて切り出します。ちなみに材料は真鍮・銅・銀の混合だそうです。
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●カナヅチのプラスティック製の部分でフレットを打ち込んでいきます。指板から浮くことのないようにしっかりと打ち込み、かつ潰れないように気をつけます。
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●ネックにセットしたとこ。まだ接着はしてません。ワクワクしてきました。
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後半の『塗装編』に続きます。

ギター製作日記・十日目

いよいよ佳境かな?

●月曜にも工房でネックの加工をしてたんやけど、デジカメを忘れてブログさぼってました・・・。で、そのときにある程度加工は済んだんですが、今日はそのネックの細かい修正からスタート。写真はペーパーで弦がペグに巻きつけられるところ(名前知りません・・・)をまっすぐ・滑らかにしています。
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●いよいよヘッドのデザインと加工。まずは縁取りを施すための溝を彫ります。写真はカッターでラインをつけてます。この後ノミで溝彫りです。
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●こんな感じになりました。乾いたらベルトサンダーとペーパーでキレイにしていきます。まだ写真では汚いですが、磨くと模様がキレイに浮かび上がる予定。先生がデザインしたがってたんですが、自分のギターなのでワガママを通させてもらいました。デザインに意味はあります。でもここでは恥ずかしくて書けません。知りたいという珍しい好奇心の持ち主は、会った時にこっそり聞いて下さい。
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●そしてボディとネックのジョイント。きっちりと測って角度を調整。ここまで神経質に加工してきたんで、ピッチリと合いました。写真は定規をあてて測っていますが、その他様々な方法で長さ・角度をチェックして固定します。
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●しばし重しをして固定。でもそんなに時間はかけません。すでにボディ周りに見えるゴムチューブで固定してますので。今日はこれを抱えて自宅に持って帰りました。工房に置きっぱなしにするよりも、家で暖房をかけながら乾燥させたほうがいいためです。帰り道、長堀通りを行きかう人たちの視線を感じました(笑)。
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それにしてもネックとボディがジョイントした瞬間は、なんとも形容のし難い喜びがこみ上げてきました。今もギターの形を現した製作物を見て、ニヤニヤしながらこれを書いています(笑)。

次回から指板の製作とボディの塗装です。

ギター製作日記 九日目

●仮でネックとボディを合わせて、取り付け角度を調整します。これはもの凄く重要な作業です。音痴なギターにしないようにしっかり合わせます。
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●いったんボディとネックをバラして、前回家に持って帰ってボディの出っ張り(外側のパープリング部)をカッターで削ってきたので、その部分をヤスリで滑らかにします。
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●裸だったテイルピースの部分を化粧します。ここも後でペーパーでキレイにします。
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●ネックの端と端にベルトサンダーでアールをつけます。この後、その両端のアールに合わせて真ん中をカンナで削り高さ(ネックの握り幅)を作ります。
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●ヘッドの表面にシカモアの木を貼ります。後で飾りつけをします。デザインはいまだ考え中です・・・
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今日はボディの側板と裏板にペーパーをかけたり、ひたすら磨き作業でした。単調な作業ですが、表面がツルツルになっていくのは楽しいものです。さらに次の日(たぶん来週)までに、ネックをカンナで削り、仕上げて持って行きます。家が木屑だらけにならないようにしなければ・・・