第8回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 前編

17 / Oct / 2010 (sun) 第8回5周年記念発表会にて / 第一部

5周年ということで気合いを入れて望んだ第8回目の発表会。昨年に続き今回もお天気に恵まれ、また、たくさんの方にご来場いただき、懐かしい顔にも出会えたりして、最後まで楽しく過ごすことができました。参加してくださった生徒のみなさん、ご来場いただいた皆様、会場の雲州堂の皆様、本当にありがとうございました。では、当日の模様をご覧ください。

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恒例の記念写真です。今回もカメラマンにそそのかされて「エイエイオー!」です(笑)。

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そして今回は1番目に、にぎやかしとして講師の西口が演奏しました。

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1番:佐崎さん夫妻「Samba de orfeu」
そしてここからが本番です。生徒さんの1番手は初参加の佐崎さん夫妻です。曲は「オルフェのサンバ」です。とても初めてとは思えない堂々とした演奏っぷり。録音してそのままカフェのBGMに使えそうなぐらいいい演奏でした。ありがとうございました!また、この写真ではわかりづらいかもしれませんが、衣装もお揃いで素敵でした。そのわかりやすい写真は番外編で。

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2番:原さん「Moon river」
こちらも初参加の原さんです。曲はオードリー・ヘプバーンの映画でおなじみの「ムーンリバー」です。最初はこれを弾き語りで練習してたのですが、人前でやるならソロギターがいいということで練習しました。当日は緊張からか途中で止まる場面もありましたが、気持ちを込めた演奏に、会場からは温かい拍手が湧きました。これからもがんばっていきましょう!

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3番:西山さん「Amazing grace」
初登場が続きます。西山さんです。曲は「アメイジング・グレース」。ハーミット西山というステージネームで多数のライブをこなすだけあり、そのステージングは堂々たるものでした。素敵ないい演奏で会場の空気が和やかなものになりました。また「テンポフェリス」というバンドでも活動中で、この日はメンバーの方も遊びに来てくれてました。 今は理論を勉強に来られているので、その成果がこれからどう演奏に反映されていくのか楽しみですね。期待しています!

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4番:吉川さん「風になる」
今年から始めた交流会には参加していますが、発表会は初参加の吉川さん。曲はジブリの映画で使われた、つじあやのさんの「風になる」です。友人の結婚式でも演奏して好評だったようで、その自信からか堂々とした歌いっぷりが見事でした。途中、ウクレレがずれるというハプニングもありましたが、最後まで安心して聞いていられました。ギター&ウクレレのユニットをこの後に出演する武尾さんとやるかも?とのことなので、がんばっていきましょう!

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5番:武尾さん「Fly me to the moon」
その吉川さんとユニットを結成予定の武尾さんも発表会は初登場です。曲は名曲「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」。元々クラシックギター出身だけあってギターは上手なんですが、苦手の歌にも挑戦したいということで今回は自身初の弾き語りを披露してくれました。本人曰く、「めちゃめちゃヘタクソ」ということですが、全然そんなことなかったです。とても初めて人前で歌ったようには見えませんでしたよ。素敵な演奏でした。お疲れさまでした!

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6番:上田さん&多田さん「夜空ノムコウ」
ウクレレの上田さんがヴァイオリンの友人・多田さんとのユニットで登場。こちらも初参加です。曲はSmapでおなじみの「夜空ノムコウ」。2ヶ月前のレッスンでは、どうなることかと思ったんですが、きっちりと仕上げてきてくれました。かなり緊張してたはずなんですが、全然そんなことを感じさせないすべて出し切ったいい演奏でしたよ!次は二人でどんな曲に挑戦してくれるのでしょうか。楽しみです。

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7番:興津さん「One less bell to the answer」
淡路島在住の興津さん。いつも遠いところから通っていただいています。ジャズとボサノヴァをこよなく愛する興津さん。ジャズヴォーカルの教室にも通っています。そんな興津さんが今回歌ったのは、バート・バカラック作のポップスの名曲です。少しジャジーに聴こえるようにコードを工夫しました。少し緊張されてたようですが、大人の男の色気を感じさせるその渋い声は、曲調に凄くマッチしていたと思います。ありがとうございました!

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8番:木村さん「How beautiful」
ギブソンのギターを抱いて颯爽と登場した木村さん。曲は土岐麻子さんの「ハウ・ビューティフル」。これ、いい曲なんですよね~。高く澄んだ木村さんの声によくあった曲だと思います。切なくてやさしい感じが伝わるいい演奏でした。本人はボサノヴァ好きの友人を作りたくて発表会に参加したそうなんですが、無事目的も果たせたようで、ボサ友ができたと喜んでました。そんな声を聞くと主宰者としては嬉しい限りですね。これからもよろしくお願いします!

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9番:近江さん&北村さん「主よ、人の望みよ喜びよ」
こちらも交流会には参加済みですが、発表会は初参加の近江さんと北村さんのウクレレデュオです。曲はバッハの超名曲をウクレレデュオ用にアレンジしました。緊張してどんな演奏をしたのか全く覚えてないらしいのですが、とてもそんな風には思えない、素敵な演奏で癒されました。細部に渡り丁寧に演奏されてたので、とても聞いていて心地良く癒されました。その出来は会場からの拍手の大きさにも現れていました。次はどんな曲に挑戦してくれるのでしょう?楽しみにしています!

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10番:吉岡さん「A felicidade」
こちらも初参加の吉岡さん。多才でダンディーな方です。僕にとって嫉妬の対象です(笑)。ギター以外にも、チェロで楽団員として活動し、イタリアが好きでイタリア語も学ばれているという人生を思いっきり楽しんでおられます。素敵ですね。今回挑戦したのは「フェリシダーヂ」の弾き語り 。前半、歌詞の日本語訳をルバート気味で語りを入れるという大胆なアレンジで、会場の空気を一変させました。最後まで緊張感が途切れることなく歌いきってくれました。熱演ありがとうございました!

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11番:河井さん「The shadow of your smile」
元々フラメンコギターを嗜んでいた河井さん。それは音の張りと大きさにも表れています。そんな河井さんにかかると、名曲「いそしぎ」も情熱的でアグレッシブなナンバーに聴こえるから不思議です。その紡がれる音は会場を圧倒していたように思います。演奏前のおしゃべりで会場の雰囲気を和ませるなど、とても初参加とは思えないステージでした。そしてこの後クラリネットの藤平さんとのデュオに続きます。

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12番:河井さん&藤平さん「The Gift」
そして前半戦最後のプログラムは、河井さんと会社の同僚の藤平さんとのデュオです。藤平さんはクラシックの楽団でもご活躍中で、さすがの表現力と音色の良さに聴き惚れました。そして河井さんのソロもよかったですね。年齢的には河井さんの方が上なんですが、上下関係が逆だというMCが面白かったです(笑) 。このユニットでライブも予定しているようですので、これから楽しみですね。期待しています!

この後、第二部に続きます。

第8回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 後編

17 / Oct / 2010 (sun) 第8回5周年記念発表会にて / 第二部

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13番:灘さん「L’appuntamento」
ここからはベテランさんが登場です。後半のトップを飾ってくれたのは、5回目の参加の灘さんです。曲はイタリアン・ポップスの名曲で、邦題は「逢い引き」。凄いタイトルですね。元々はオルネッラ・ヴァノーニとい女性歌手のヒット曲ですが、アンドレア・ボチェッリのヴァージョンを参考にしてボサノヴァっぽくアレンジしました。リハーサルで緊張しまくってた灘さんですが、本番前のワインが効いたのか(笑)、本番はばっちりでしたね。いい声・いい歌、そして素敵な演奏でした!吉岡さんとともに大人の男の魅力ムンムンでした。お疲れさまでした!

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14番:高木洋子さん「How deep is your love」
昨年は旅行と重なって発表会に出られなかった高木さん。2回目の参加の今年は万全の態勢で望んでくれました。曲はビージーズの「ハウ・ディープ・イズ・ユア・ラヴ」をソロウクレレにアレンジして演奏。繊細で柔らかなタッチで会場を優しい雰囲気にしてくれました。途中で間違えた部分があり、素の声が出たのもご愛嬌でしょう。本人的には悔いがあったようですが、素晴らしい演奏でした。ありがとうございました!

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15番:弘中さん&高木順子さん「Alone again」
発表会は2回目の参加の弘中さん。昨年はウクレレでのエントリーでしたが、今年、ミニ発表会や交流会を重ね、そのときに他の生徒さんの演奏を聞いてギターもやりたくなったので、今年からギターのレッスンも始めました。その成果を、前の職場の同僚の高木順子さん(フルート)とのデュオで聞かせてくれました。曲はギルバート・オサリバンの名曲「アローン・アゲイン」です。やさしいタッチでリズムをきっちりキープする弘中さんのギターの上で、高木さんのフルートが軽やかに舞う演奏は、会場をまた別の雰囲気に変えてくれました。気持ちよかったです。ありがとうございました!

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16番:遠藤さん「Aquarela do brasil」
4回目を迎えた遠藤さん。裸足で登場したのでビックリしました(笑)。曲はボサの名曲「ブラジルの水彩画」。最初の方は緊張から途中で止まってしまい、最初からやり直す形になりましたが、その後は軽快なリズムに乗って、少しハスキーな独特の歌声で会場を魅了。こちらも大人の色気たっぷりでした。バンド「Le montage」でもライブ活動を盛んにされているので、興味のある方は是非遊びに行ってみてください。またライブ情報は教室のブログでもアップしますので、チェックしてみてください。

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17番:遠藤さん&吉田さん「潮騒moon(オリジナル曲)」
そして吉田さんを加えてのデュオで演奏してくれたのは、遠藤さんのオリジナル曲。今年の7月に、講師の西口とお二人とでライブをしたときも、この楽曲はかなり好評でした。僕もけっこう好きな楽曲です。ゆったりとした吉田さんのバッキングに遠藤さんのリードギターが絡み、そして二人の声のコンビネーションもいい感じで、複雑に絡んだハーモニーが素敵でした。熱演ありがとうございました!

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18番:吉田さん「I’ll movin’ on」
そして遠藤さんがステージを降りて、残った吉田さんのソロです。今回で3回目の発表会の吉田さん。選んだ楽曲は、シンガポール出身のオリビア・オンのナンバーです。ギターも前のがトラブルにあったので、新調して張り切って望んだ今回。本人は緊張していたようですが、本番には強いですね~。落ち着いたステージングで、伸びやかな歌声を聞かせてくれました。これからもっと活動範囲を広げて活躍してほしいと思います。がんばっていきましょう!

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19番:西木さん「Vou te contar」
4回目の登場の西木さん。今回は、前々回のリベンジで名曲「Wave(英語名)」をソロギターで挑戦です。今回はさらに難易度をあげて、シャッフルのリズムにアレンジして演奏してくれました。会場からは自然と手拍子が起こり、とてもいい雰囲気でしたが、演奏している本人からまさかの「手拍子のダメだし」が(笑)。「なんか弾きにくいんでやめてください(笑)」というMCに会場爆笑。その後は最後まで突っ走って一風変わったウェーブを味あわせてくれました。しかしいつも上手く笑いをとっていきますね~。

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20番:久野さん「Chega de saudade」
唯一の皆勤賞となった久野さんです。オリジナル曲を作り、ライブもしている彼女ですが、今回はあえてボサの起源と言われている名曲「シェガ・ヂ・サウダーヂ」に挑戦しました。相変わらず美しく独特な浮遊感漂う歌声は健在。その声で紡がれるメロディーは新鮮に聞こえました。ギターも課題だった部分をしっかり修正して、素敵な演奏を聞かせてくれました。来年はどんな彼女を見ることができるのでしょう。今から楽しみです。またがんばっていきましょう!

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21番:兵頭さん「Agua de beber」
バンドのベーシストとして、またソロライブにと大忙しだった今年の兵頭さん。4回目の発表会です。今回は「おいしい水」に挑戦です。そして始まりはいつもの「飲んでますか~!」(笑)。毎回オリジナリティーのあるアレンジにこだわる兵頭さん。今回はインタールードにフェードインするようなアレンジを加え、ひと味違った「おいしい水(酒?)」に仕上げてくれました。いい演奏でしたね。お疲れさまでした!(ちなみに今回はビール3杯でステージにあがったそうです)

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22番:奥野さん「Tristeza」
いつもトリをお願いしている我が教室のマエストロ・奥野さん。今回はウクレレオーケストラの企画のため、ギター部のトリという形でお願いしました。テイラーのNEWエレガットを新たに入手し、気合いをいれて演奏してくれました。アドリブソロを入れたり、ヴォイシングを変えたりとアレンジした今回。おかげでより奥野さんらしい「トリステーザ」になったと思います。いつも重圧のかかる順番での演奏を引き受けてくれて感謝しています。ありがとうございました!!

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23番:川中さん&山口さん「Tequila」
そしてトリ前をつとめてくれたのは、今回で7回目の参加となる、川中さんと山口さんのウクレレデュオです。曲はおなじみ「テキーラ」です。人柄は「貫禄」という言葉とは無縁のかわいらしい人たちなんですが、演奏はさすがに落ち着いた「貫禄」すら感じさせるもので、会場をおおいに盛り上げてくれました。もちろん、あの部分では会場全体から「テキーラ!!」のかけ声が自然に沸き上がっていました。お疲れさまでした!

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24番:ウクレレオーケストラ「カルメン・ハバネラ」
そして今回初の試みで大トリのウクレレオーケストラ。メンバーは後列右から弘中さん・高木洋子さん・川畑さん(ウクレレオーケストラのみの参加)・上田さん・吉川さん・田中さん(ウクレレオーケストラのみの参加)、前列右から近江さん・北村さん・山口さん・川中さん・佐崎泉さんです。曲はビゼーのカルメンから「ハバネラ」を3声に分けてアレンジしました。11人という大所帯で、おまけに全員が一度に集まって練習したのは、本番前のリハーサルのみ。どうなることかと思いましたが、さすがはウチの生徒さんたちで、しっかり個人練習を重ねてくれていたのでバッチリでした!!ほんとにみなさんお疲れさまでした。そして講師のわがままに付き合ってくれてありがとうございました!!

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全プログラム終了後、思いがけず立派な花束をいただきました。嬉しかったです。ありがとうございました!5周年ということで気合いを入れて望んだ今回、出演して下さった生徒さんはもちろん、いろんな方々にお世話になりました。まずは会場のIOR?I/雲州堂の皆様、そしてPAの小谷さん、ありがとうございました。そして受付や諸々の雑用を進んで引き受けて下さった平田さん、本当に助かりました。ありがとうございました。それからステージのフラッグとステッカー、フライヤーを作成してくれた隅野さん、おかげさまでいつもより華やかな発表会になりました。ありがとうございました。
これからも驕る事無く、生徒さんが楽しく学べる教室を目指してがんばっていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

それでは今回の打ち上げの様子に続きます。番外編へ。

第8回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 番外編

17 / Oct / 2010 (sun) 第8回5周年記念発表会にて / 番外編

ここからは、かなり楽しかった打ち上げのもようです。美味しかった料理の数々。
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そして我が教室の宴会部長:灘さん&奥野さんによるストーンズの「ブラウンシュガー」。でも間違って結局途中からいつもの「天国への階段」に変更されてました(笑)。盛り上げていただいてありがとうございました。
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橋本さん。
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こちらも盛り上げてくれました。
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大きな拍手。
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続々演奏。久野さん。
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池田さん。
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河井さん。
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兵頭さん&木村さん。
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佐崎さん。
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武尾さん。
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写真が無い人ごめんさい!盛り上げてくれてほんとにありがとうございました!!

そして最後に講師からの一言と・・・
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奥野さんによる一本締めで無事終了です!奥野さん、いつもありがとうございます。
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みなさん、本当に長時間お疲れさまでした。来年もよろしくお願いいたします!!