第11回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 / 第一部

27 / Oct / 2013 (sun) 第11回 発表会にて / 第一部

第11回目の発表会を10月の終わりに行いました。
今回も楽しい生徒さん達に支えられて、大変にぎやかな発表会となりました。

参加してくださった生徒の皆さん、ステージ脇での仕事や受付などを手伝ってくれたスタッフの皆さん、
会場の「IOR?I / 雲州堂」のスタッフの皆さま、そしてなによりご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

では、当日の模様を写真で振り返ります。
(※演奏者名の後、「」内は曲名、*印は弾き語り、()内は発表会の出演回数です。)

まず先生から今日のスケジュールの説明を受けて、長い一日のはじまりです。
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リハーサルも順調に進んでみんなの緊張も高まってきました。
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恒例の開演前の集合写真。大所帯になってきたのでだいぶ会場が狭く感じます。
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今年も元気にエイ・エイ・オー!
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そして本番!
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1番:長野さん「Samba de Orfeu」(2)
今年のトップバッターは2回目出演の長野さんに託しました。曲はルイス・ボンファ作曲の「オルフェのサンバ」。佐藤正美さんのアレンジのバージョンを演奏してくれました。少し緊張気味でしたが、課題だったギターの音量の小ささも解消され、堂々と先陣を切ってくださいました。本人的には納得いかなかったのか、打ち上げの時にリベンジと称してもう一度演奏していましたが、トップバッターの重圧に負けずに弾ききってくれたことに感謝です。ありがとうございました!

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2番:奥井さん「O pato」*(初)
初参加の奥井さん。曲はジョアンの弾き語りなどでお馴染みの「オ・パト」です。最初にチューニングが狂うという大ハプニングに見舞われ、こういうトラブルが起こると舞い上がってしまい、良い演奏にならないものですが、彼女は違いました。「本当に初めて?」と思うぐらいの堂々とした歌いっぷり。少し高めのかわいい声質とユーモラスな曲調が絶妙にマッチしてて、最後まで楽しめました。お疲れ様でした!これからは演奏前のチューニングは忘れずに(笑)。

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3番:大野さん「12th street rag」(初)
3番手で登場は、こちらも初出演の大野さん。ウクレレ部のトップバッターです。曲はウクレレでよく演奏されるラグの名曲「12番街のラグ」です。ウクレレマガジンに載っていた楽譜を参考にして演奏していただきました。こういうノリのいい曲は、リズムがどんどん速くなって行きがちですが、しっかりリズムキープができて、ウクレレらしいハリのある音色と豊かな音量でジャカジャカとかき鳴らし、魅力的な演奏になりました。初めてジャカソロにチャレンジしたのに凄いと思います。お疲れ様でした!

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4番:池田さん「バンドやってる友達」*(3)
今回で発表会は3回目の池田さん。曲は日本のロックバンド“ゆらゆら帝国”の「バンドをやってる友達」です。この曲をボサノヴァのリズムに乗せて、たんたんと、でも味わい深く歌ってくださいました。少し緊張からか、特に間奏のギターソロが普段のレッスンどおりとはいきませんでしたが、歌と伴奏は曲の持つやさしさや魅力が十分に引き出されたものだったと思います。素敵でした。ありがとうございました!

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5番:まつげんさん「The Shadow of Your Smile」(初)
初めて参加の松元さん。曲は映画「いそしぎ」のテーマ曲です。こちらも佐藤正美さんの楽譜のアレンジで演奏してくださいました。ずっとボサノヴァギターを習いたかったとウチの教室のHPを見て門を叩いてくれた松元さん。その思いの丈を感じる熱のある演奏で、太くて甘い音色、音量の強弱もしっかりとし、また慌てることなくリズムとテンポもキープできた素晴らしい演奏でした。ちなみに、発表会前には会社の同僚を集めて「ジャイアンリサイタル」と称して、無理矢理聞かせてこの日のリハーサルをしていたそうです(笑)。

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6番:呉さん「O Samba e o Tango」*(初)
こちらも初参加の呉さん。曲はカルメン・ミランダの有名なレパートリー「O samba e o tango」。今回はカエターノ・ヴェローゾがライブ盤「Fina estampa so vivo」でカバーしたものを参考にアレンジしました。初めてとは思えない落ち着きで、テンポよく歌ってくださった呉さん。ギターの音量が小さいのがずっと課題でしたが、この日はめっちゃ大きくてビックリ。見事に克服できていたので嬉しかったです。見てくれた方から「声が素敵」と言われていました。熱演ありがとうございました!

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7番:開さん「Berimbau〜Consolação」(3)
今回で3回目の発表会の開さん。曲は当教室でも人気のバーデン・パウエルの代表曲を2曲メドレーで演奏していただきました。同じ変則チューニング(ドロップD)の曲なので、メドレーでもやりやすいです。演奏前のMCで、打ち合わせになかった話で会場を笑わせてくれた開さん。その話している時の笑顔と演奏している時の気合いの入った真剣な表情とのギャップが凄かった。その気合いが少し空回りする場面もありましたが、最後までドロップDの低音の響きを活かした迫力ある音色を聞かせてくれました。ありがとうございました!

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8番:藤平さん「Byond the reef」*(初)
初参加の藤平さん。ウクレレの弾き語りでハワイアンの名曲「Beyond the reef」を素敵なハイトーンヴォイスで披露してくださいました。こちらも初めてとは思えない堂々としたステージングで、ハワイアンらしい柔らかな雰囲気を表現できていたと思います。その伸びやかな声と曲調がマッチして会場の空気も和やかになりました。課題だったエンディングのB♭のセーハも、しっかり音が出ていたので、ステージ下で聴いていてほっとしました。お疲れ様でした!

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9番:堀田さん「Ela é Carioca」(2)
2回目の発表会の堀田さん。今年はヴィニシウスとジョビンの名曲「Ela é Carioca」に挑戦。堀田さんが大ファンの中村善郎さんのアレンジで演奏してくださいました。難しいストレッチ(指を広げる)のコードフォームも難なく弾きこなし、テンポが速くなりそうなアレンジなのにしっかりとキープした良い演奏でした。表面板に杉の板を使用したギターなので、柔らかいボサノヴァらしい音色で、なおかつ音量もしっかりと出ていましたし、耳に心地よかったです。ありがとうございました!

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10番:久野さん「My favorite things」*(11)
唯一全ての発表会に参加していただいている久野さん。曲はジャズの演奏でもお馴染みのミュージカルの名曲「My favorite things」です。ジャズ・ワルツっぽく跳ねたリズムでの弾き語りで、やってみるとけっこう難しいと思うのですが、しっかり自分のものにできていたと思います。歌は毎年どんどん上手くなっているように感じます。途中のリズムチェンジも効果的で、最後まで飽きのこない構成で聴かせてくれました。さすがです。今年も素敵な歌声をありがとうございました!

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11番:遠藤さん「Chará」(7)
僕もそうですが、バーデン・パウエルが大好きな遠藤さん。今年はバーデンの小粋な名曲「Chará」で参戦。レッスンでは、なかなか軽快に弾けず相当苦労しました。本番でも序盤は緊張からか少しリズムがブレたりしましたが、後半は持ち直してフィニッシュまでしっかり演奏してくださいました。第一部のトリというプレッシャーのかかる中、熱演ありがとうございました。ギャラリーからは、「蝶ネクタイがおしゃれでかっこいい」という声も上がっていました。伊達男健在ですね。素敵です。お疲れ様でした!

ちなみに今年のボランティアスタッフの皆さん。影ながら支えてくださって本当に助かりました。
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左から、金子さん、塩野さん、西村さん。

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左から、木山さん、大浦さん、そして講師:西口と。ありがとうございました。

この後、第二部に続きます。

第11回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 / 第二部

27 / Oct / 2013 (sun) 第11回 発表会にて / 第二部

※演奏者名の後、「」内は曲名、*印は弾き語り、()内は発表会の出演回数です。

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12番:木村さん「Desafinado」*(4)
第二部のトップを飾るのは、4回目の出演の木村さん。曲はボサノヴァの名曲「Desafinado」です。教室内にも彼女の声のファンが多くて、今回もその素敵な歌声で会場を魅了していました。テンポも落ち着いた良い演奏でした。課題だったギターソロで少しミスが出ましたが、そこで崩れなかったのがよかったです。今後はギターのテクを上げるために、ギターソロの曲に挑戦していくとのこと。楽しみですね。またがんばっていきましょう!

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13番:中村さん「Corcovado」(初)
初参加の中村さん。曲はジョビンの名曲「Corocovado」。佐藤正美さんのアレンジを参考にギターソロで演奏しました。とはいえ、ジャズギターが大好きな中村さん。レッスンではやっていなかった少しフラメンコ風の大胆なイントロをつけて僕を驚かせてくれました(笑)。
中間部のソロも中村さん自身のアイディアで、なかなかいい感じでした。ただ、リズムとテンポキープが課題なので、今後はその辺をがんばっていきましょう。お疲れ様でした!

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14番:吉田さん「Chega de Saudade」*(6)
6回目の参加の吉田さん。今回はボサノヴァ誕生のきっかけになった曲とも言われている名曲「Chega de saudade」に挑戦。遠藤さんと兵頭さんとのユニット「O beija-flor」でライブを重ねてきた経験が活きているのか、ほんとに落ち着いてステージをこなしているように見えました。ギターは中低音を効かせたジャジーな音色で、吉田さんとの声の対比がよかったと思います。課題だったギターソロも見事に弾きこなし、とても良い演奏でした。コードを間違えたところもあったのに、それと気付かせないさりげなくリカバーするあたりに成長を感じました。ありがとうございました!

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15番:弘中さん「I just called to say I love you」*(5)
5回目の参加の弘中さん。今回はStevie Wonderの名曲「I just called to say I love you」をボサノヴァのリズムでカバー。レッスン時にサビのメロディーをソロギターにアレンジして練習していましたが、それをイントロに持ってくる大胆な構成で演奏しました。最初に難関があるので、それを無事に乗り越えられるのか不安でしたが見事にクリア。その後はいつもの伸びやかな歌声を披露してくれました。熱演ありがとうございました!

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16番:平田さん「Aquarela do brasil」(3)
3回目の参加の平田さん。今回は有名なサンバの曲「ブラジルの水彩画」を、中村善郎さんのソロギターを参考にしてアレンジしました。イントロですぐにミスをして、最初からやり直すというハプニングがありましたが、そのことに引きずられることなく、そこからは流れるような見事なソロギターを聴かせてくださいました。けっこう難しいアレンジにしたので正直不安でしたが、杞憂に終わる素敵な演奏でした。観客からも「凄〜い」という声が聞こえてきました。お疲れ様でした!

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17番:高木さん「Naima」*(2)
今回で2回目の参加になる高木さん。前回は「O PATO」に挑戦してくださいましたが、今年はサックスの巨人ジョン・コルトレーンの名曲「Niama」を、普通はインストゥルメンタルで演奏されるものを弾き語りというスタイルで挑戦するという少しビックリな選曲でした。歌詞はマーク・マーフィーが作ったものを使用しました。ヘタをすると、のっぺりとした抑揚のないものになりそうな素材を、開放弦を活かしたギターの伴奏と、独特な歌声でその世界観を表現。会場の空気を心地よい緊張感で包んでくれました。歌で聴いても名曲なんだな〜と感心する演奏でした。ありがとうございました!

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18番:ジゲンさん「ルパン三世」(7)
もはやうちの教室の名物ウクレレ奏者となったジゲンさん。今回は第5回目の発表会で挑戦した「ルパン三世」にもう一度チャレンジしました。前回は大橋英比個さんのアレンジでしたが、今回はより原曲に近い勝誠二さんのアレンジに挑戦しました。おなじみの演奏前のMCも冴え渡り、会場を笑いの渦に巻き込み、イントロの後に「ルパン三世〜」とかけ声を入れてまた笑いを誘うという憎い演出。その後の演奏もよかったのですが、課題にしていたリズムのキレという意味では、もっとできたのではないかと思いました。それでも会場は大喜びでしたので、素晴らしかったと思います。お疲れ様でした!

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19番:兵頭さん「Olha pro céu」*(7)
7回目の参加の兵頭さん。もうすっかりうちの教室の重鎮です。今回はジョビンの隠れた名曲「Olha pro céu」を弾き語りで聴かせてくださいました。いつもは演奏前にビールを飲む兵頭さん。でもこの日は珍しく飲まずに演奏。そのおかげか安定感抜群の出来で、さすがベテランという貫禄を見せてくれました。最初から最後まで気を抜くことなく丁寧に弾き語り、会場を魅了していました。素晴らしかったです。お疲れ様でした!

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20番:中井さん「Berimbau」*(3)
3回目の出演の中井さん。今まではゲストヴォーカルの友人とのデュオで出演していましたが、今回は初めてソロ演奏に挑戦です。曲はバーデン・パウエルの「Berimbau」をソロギターで演奏しました。少し緊張気味でしたが、緊張のとれてきた中盤ぐらいからは、迫力のある演奏を聴かせてくれました。途中、ジャジーなアドリブソロを披露し、会場をうならせていましたね。最後のサビでは歌声まで披露。素敵でした。新たに購入したギターも良い音色でした。熱演ありがとうございました!

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21番:横川さん「Bohemian Rhapsody」(3)
第二部のトリを飾っていただいた横川さん。今回で3回目の出演です。昨年の「While my guitar gentry weeps」に引き続き、今回もジェイク・シマブクロのレパートリーから難曲・クイーンの「Bohemian rhapsody」に挑戦。レッスンの時には、ほぼ完璧に弾けていたのですが、ステージの魔物の仕業なのか、レッスン時ほど完璧ではなかったのが少し残念で、ご本人も残念そうでした。それでも一度も止まることなく、次々とテンポチェンジをしながらフレーズを繰り出していく様は圧巻でした。会場からの拍手の大きさがその感動を表していたと思います。
僕が少し疲れていたのか、ぼんやりとフレディー・マーキュリーが見えましたよ(笑)。ほんとにご苦労様でした。ありがとうございました!

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ちなみに中井さんの曲「Berimbau」の前に「Berimbau」と言うブラジルの楽器について説明をさせて頂きました。楽器を貸してくれた友人に感謝です。

この後、第三部に続きます。

第11回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 / 第三部

27 / Oct / 2013 (sun) 第11回 発表会にて / 第三部

※演奏者名の後、「」内は曲名、*印は弾き語り、()内は発表会の出演回数です。

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22番:洪さん「Tequila」(2)
第三部のトップを務めてくれたのは、2回目の参加になる洪春香ちゃん。曲はチカーノ・ロックの名曲「テキーラ」です。昨年も完璧な演奏で観客を喜ばせてくれましたが、今年もやってくれました。両親からプレゼントされた真新しいコンサートウクレレで、春香ちゃんのかわいいルックスとは対照的な迫力の演奏が繰り広げられました。僕が司会の時に、お客さんに「テキーラ!」とかけ声をお願いしたのに、3回目の時に僕が演奏に聞き惚れてしまいかけ声を忘れて、お客さんに笑われるというアクシデントがありました。みなさん、申し訳ありませんでした。でもそれを見て、演奏中なのに笑顔がこぼれる余裕の春香ちゃんでした。また来年も楽しみにしています!

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23番:田辺さん「Manhã De Carnaval」*(2)
2回目の参加の田辺さん。今回はルイス・ボンファの名曲「黒いオルフェ(カーニバルの朝)」に挑戦です。少し長めの開放弦を活かしたイントロからソロギターへ、そして最後に歌うという構成が新鮮で聴きごたえがありました、春香ちゃんの後ということで、やりにくいはずでしたが、それを感じさせない熱演でした。ちなみに、今回もアイテムに拘る田辺さんらしく、前回に引き続き椅子を持参し、さらにマイクは持参のインカムという懲りよう。ちょっとMCでいじらせていただきました(笑)。ありがとうございました!11月のライブもよろしくお願いします!

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24番:奥野さん「The gift」(8)
うちの教室のマエストロこと奥野さん。今回で8回目の参加です。曲は交流会でも挑戦した「The Gift」です。テーマは基本は中村善郎さんの楽譜を参考にしましたが、イントロ〜ギターソロ〜エンディングとほぼ奥野さんが考えたアレンジです。哀愁漂うイントロからテーマへ、迫力のギターソロからスペイン風のエンディングまで、最後までテンションが途切れることのない完璧な演奏だったと思います。実は、8月の交流会の時にもこの曲を演奏したのですが、そのときはコードが飛んでしまい、途中で止まってしまいました。その経験を今回の演奏に活かしてくれて本当に嬉しかったです。交流会と発表会を行うことの意義を感じさせてくれる素晴らしい演奏でした。文句なしで今回のMVPだと思います。ありがとうございました!

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25番:佐藤さん&娘さん「Travessia」*(初)
当教室始まって以来の初の親子での出演をしてくださった佐藤さん親子。もちろん初参加です。曲はミルトン・ナシメントが60年代のブラジル軍事政権に立ち向かう若者に向けた名曲「Travessia」。アン・サリーさんのバージョンを参考にしました。「マエストロの後でやりにくいわ〜」と言って会場を和ませた佐藤さん。曲が始まるとそのギターの優しい音色と娘さんの爽やかな歌声で、会場の空気も優しさに包まれました。お二人の演奏を聴きながら、この曲を優しい気持ちで聴ける時代がずっと続けばいいな、とぼんやり思いながら、演奏に浸らせていただきました。癒されました。ありがとうございました!

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26番:近江さん&北村さん「フラガール」(3)
2年ぶりの発表会となった近江さんと北村さん。今年、お二人ともご結婚されておめでたい年になりました。そんなふたりが演奏してくれたのは。映画「フラガール」のジェイク・シマブクロの主題曲です。イントロからエンディングまで、非常に丁寧に演奏され、発表会も終盤に来ていたので疲れているはずなのに、その疲れを癒してくれるような演奏で、聴いていて心地よかったです。ふたりが苦手にしていたサビのチョーキングもばっちり決まって、爽やかさを感じさせる良い演奏でした。結婚式でも演奏されたそうなので、思い出深い曲になりましたね。素敵な演奏ありがとうございました!

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27番:相澤さん夫妻「Whatever」(初)
初参加の相澤さん夫妻。曲はTVのCMでもお馴染みのUKロックバンド、オアシスの名曲「Whatever」をウクレレデュオにアレンジしました。写真を見てわかるとおり、巨大なノエル・ギャラガーお面をつけて登場。お客さんの度肝を抜いてくれました(笑)。レッスンの度に、アレンジを工夫してきてくれて、凄くいいアレンジに仕上がったのですが、お面が巨大過ぎてウクレレが見えず、少し荒い演奏になってしまったかも?でも後半は慣れてきたのか、いい演奏になったと思います。なによりお客さんの喜び方が尋常じゃなかったので、盛り上げてくれて感謝です。ほんとにありがとうございました。お疲れ様でした!来年はどんなお面で登場するんだろう・・・今から楽しみです。

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28番:川中さん&山口さん「Moliendo Café」(9)
2年ぶりの参加となった川中さんと山口さんのウクレレデュオ。今回で9回目の参加です。曲はラテンの名曲「Moliendo café(コーヒー・ルンバ)」です。アルパ奏者のウーゴ・ブランコを参考にアレンジしました。ルックスはかわいいけど、もうベテランと呼んでもいい二人(この呼び方嫌がるかな〜・・)。さすがの安定感ある演奏で、聴いている方もリラックスして楽しめました。川中さんが担当した超速弾きのアルペジオでは、会場から「おぉ〜!」という声が。かっこよかったです。熱演ありがとうございました!

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29番:高さん&西口(講師)「Autumn Leaves」(3)
ここからは講師の僕とのデュオの人たちです。まずはウクレレの高さんが登場。3回目の出演になります。曲はジャズの大スタンダードであり、シャンソンの名曲「枯葉」です。テーマは大橋英比個さんの楽譜を参考に、ウクレレソロは高さん自身が考えてアレンジしました。冒頭で、僕がギターのヴォリュームを上げるのを忘れていたというハプニングがありまして、高さんの集中力を削いだのではないかと焦ったのですが、そんなことはどこ吹く風とばかりに素晴らしい演奏を聴かせてくれました。リズムも正確で丁寧な演奏はお手本のようでした。ソロでも単音とコードのバランスが素晴らしく、いいフレーズだな〜と感心しました。他のウクレレの生徒さんから「こんなん演奏したい!」と言われていました。素敵な演奏をありがとうございました!

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30番:河井さん&西口(講師)「Apelo」(4)
そしてデュオの2人目は、4回目の参加の河井さんです。現在、東京での生活が中心の河井さん。遠いところからわざわざレッスンに通っていただきありがたいです。今回はバーデン・パウエルの「アペロ」にギターデュオで挑戦。デュオと言っても僕は伴奏だけで、あくまでも河井さんがメインです。実は、この時点で予定時間をかなりオーバーしており、演奏終了後、すぐ東京へ移動しなければならないという大変な状況でした。そのせいか、少しリズムが走り気味で、レッスンどおりの演奏というわけにはいきませんでした。それでもフラメンコ仕込みの大きくてハリのある音色で弾かれるフレーズは圧倒的で、スピード感に溢れていました。それにしても、時間が押してしまって本当に申し訳なかったと思っています。まだベストな状態で、是非一緒に演奏しましょう。ありがとうございました!

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31番:石井さん&西口(講師)「Fotografia」(2)
そして生徒さんのトリは石井さん。2回目の参加です。曲はジョビンの傑作「Fotografia」です。エリス・ヘジーナとのデュオアルバムのバージョンを、参考にギターデュオ用に二人でアレンジしました。始まる前は、発表会でトリを任せられて困惑しているようでしたが、演奏が始まってしまえば遠慮なく、ガンガン弾いてくれました。スローなテーマから、ソロ回しのアップテンポなパートまで、めまぐるしいアレンジが演奏していて楽しかったです。「石井くんのオクターブ奏法がかっこよかったな〜」と、今これを書きながら思い出していました。また是非やりましょう。ありがとうございました!

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32番:西口(講師)「Euridice」
そして毎年恒例の最後に僕の演奏を。曲はヴィニシウスの「Euridice」です。もうこの頃はふらふらでしたが、なんとか最後まで集中を切らすことなく演奏できました。最後まで聴いて下さった皆さま、本当にありがとうございました。

今回も、たいへん個性豊かな生徒さん達のおかげで楽しい発表会となりました。お面やインカムなど用意してくれていたり、生徒さんそれぞれにやりたい音楽・個性があり、持ち味を存分に発揮してくれた様に思います。とてもいい刺激をもらいました。本当にありがとうございました。

それでは恒例の番外編へと続きます。

第11回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 / 番外編

27 / Oct / 2013 (sun) 第11回 発表会にて / 番外編

ここからは番外編で、楽しかった打ち上げの模様です。

打ち上げで演奏してくれた方々。
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その他にもたくさんの方々の演奏ありがとうございました!

ちなみに料理は・・・
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この他、パスタやデザートなどたっぷりのボリュームで美味しかったです。飲み放題付にしたのでお酒を飲みすぎた人もいるのでは?

そして楽しかった打ち上げの最後は・・・
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いつもの1本締めを。今回は横川さんにお願いしました。ありがとうございました。
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今年も音楽を通して本当に幸せな時間を過ごす事が出来ました。関わって下さったみなさまに心から感謝です。おかげさまで、非常に楽しい一日となり、良い思い出ができました。

最近、Facebookや生徒さんのブログなどまったく見なくなって放置状態でしたが、久々に見ると、何人かの生徒さんが発表会の宣伝や終わった後の事をアップしてくれていて嬉しかったです。ありがとうございました。

それでは、これからも良い教室になるよう頑張っていきたいと思いますので、生徒のみなさん、来年の発表会もよろしくお願いいたします。また来年の準備をしていきたいと思います。

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「fana」40周年記念ギター

先日生徒さんが「fana」で新しいギターを購入されました。
いつもお世話になっている「fana」さんの40周年記念に作られた
ヴィンテージ FANAです。いい音してました。うらやましい!ちょっとジェラシー・・・

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