「準備が全て」な話

今回は発表会に向けて色々準備の話をしたいと思います。

楽器が弾けるようになると発表会だけでなく人前で演奏する事も多くなりますよね。
「友人の結婚式で演奏する事になった」とか「会社の忘年会で」とか、「馴染みのお店でライブをする事になったんです」とか、教室の生徒さん達からもよくそんな話を聞いて一緒に準備をしていく事も多いです。そんな時の準備、演奏以外でちょっと思いついたものをあげてみました。

まず当日の衣装ですが、以前、生徒さんで洋服がすべりやすい素材で、本番うまく弾けなかったと言う人がいました。

本番の洋服は早めに考えておいて、演奏前に必ず一度その服装で演奏してみる事も大切です。ジュエリーとかもカチカチ当たって、うまくいかなかった人もいるので是非女性の方は特にチェックしてみてください。

あと、チューナーの電池がなくなっていて、当日あせってコンビニに買いに行ったと言う生徒さんもいました。演奏当日は新しい電池の予備を持っていくのも必須です。チューナーを2個持って行く人も多いですね。

それから、現場に行って足台や楽譜立てがなくてうまく弾けなかった人もいました。アンプやマイク、シールド以外にも足台や譜面立てなど
自分がほしいものが揃っているかどうか事前に確認する事も大切です。確認できない場合は自分で持っていけそうなものは持っていく方が安全です。

それから、演奏する会場に行くまでに爪を痛めてしまい、爪がガタガタでうまく演奏できなかった人もいました。演奏前に爪が欠ける事もあるので、爪切りやヤスリなど持っていきましょう。

弦は前日とか直前に張り替えるとチューニングが合わせにくいので、少し前に張り替えます。楽器や弦の種類、自分の感覚・好みで違いはあると思いますが、2週間前から3日前の人までさまざまです。僕は1週間前くらいに張替えますね。もちろん替えの弦を当日持っていくのも必須です。当日弦が切れたら張替えます。

「準備が全て」とよくアスリートの人や、職人さんが言いますが、本当にそうですね。準備しすぎて困ることはないので色々やってみる事をお勧めします。想定外をなるべく作らない様に色々考えるのは意外と面白いです。日本人は道具にもこだわるし、向いているのかもしれません。
是非、楽器の練習と同様に、準備の過程を味わってみてください。

そしてここに書き忘れている事もたくさんあると思うので続きはレッスンの時にでも。2週間を切ったので参加する生徒さんは僕も含めて「準備」、頑張っていきましょう!