パンデイロ

サンバ、ボサノヴァなどブラジル音楽には欠かせないパンデイロ。

パンデイロはブラジル音楽で広く使われているタンバリンに似た形状の打楽器です。ヘッドが山羊皮で、フレームに付いたジングル(鈴)もタンバリンと違って、お皿を伏せた向きで重ねられたハイハットのような構造で、より洗練されたリズムを刻むのに適しています。音もバスドラムの様な低音がでたり、スネアドラムの様な中高音が出たり、ジングル音と組み合わせて複雑なリズムを表現することができます。

サンバ、ボサノバ、ショーロなどブラジル音楽には欠かせない楽器で、カポエイラなどにも用いられます。持ち運びも楽なので日本でも人気の打楽器です。

発表会で「Samba de Orly」を歌うあかいさんが、皆んなにも一緒に歌ってほしいと言う事で(詳しくは前回のブログ→「発表会で歌えるの?」をご覧ください。)このブログで一緒に歌ってくれる人をお願いしたら、「パンデイロで参加しようと思ってパンデイロを購入しました」と言う生徒さんが。「ネットで買って届くのが10月末になるから練習できないけど持っていきます!」って笑ってました。そしてこんな動画を教えてもらいました。↓

17台のパンデイロ叩きくらべ!だいぶ音が違うので面白いです。パンデイロはやっぱり持った時に軽くないと演奏していてしんどくなるので軽さは重要だそう。そしてもちろん音も重要!どんな音を求めているのか・・・これが色々あって、ブラジルのパンデイロはブラジルらしい音がするけれど、日本の作家さんのパンデイロの方が持ち手が持ちやすく手触りがよかったり、音も好みが分かれる所。結局私のまわりではパンデイロを持っている人は3台くらい持つことになる人が多いです。ギターもそうだけど個体差があるからやっぱり実際に触って買った方がよさそうですよね。

私のオススメはやっぱり京都の「民族楽器コイズミ」かな。昔からある楽器屋さんで親しみがあるって言うのもあるし、先日行ったらパンデイロもけっこう置いてあって、ジングルも色んな素材があって、叩いてみると違いがあって面白かったです。お店で頼めば別途料金はかかりますが、ジングルも2か所だけ違う素材にしたり色々カスタマイズできるそうです。

さて発表会はどうなることやら・・・

追記:その後この方が・・・続きのはブログ→「パンデイロ持ってきました!」をご覧ください。

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投稿者: Yukiko

Web担当。教室内ではお茶だし担当。発表会やライブでは撮影担当です。楽器は全然弾けませんが、ジャスとボサノバが好き。この仕事のせいで、世間ではボサノヴァが常に大人気と勘違いしている。

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