頑張れ!新人さん。初めてのチューニング。

初心者あるあるとして、ギターのチューニングに苦戦する人が多いです。「めっちゃ時間かかる。」「なかなか合わない。」と言う人も。でもそんな方々も一年経つ頃にはチューニングなんか普通に出来る様になっているから面白い。

最初は小さかったギターの音も、大きな音が聞こえる様になってきて、一年は貴重です。

「ちょっとだけ上達した気がする。」と言ってくれる人もいれば、「あんまり実感ないなぁ。」と言う人も。「でもここまできてやめたくないです。」って笑っていた人もいました。この間「最近、夫に上手くなってるって言われて・・・。」と嬉しそうな方がいました。嬉しいですね。

真面目な人が多いけど、講師も真面目で、どんどん教えなきゃ悪いと思って教えてくるので「先生、今日はもうこれくらいで・・・お腹いっぱいです。」とか「基礎練習イヤやけど、いちおうやってきました。」とかはっきり言う人が多いです。上手く先生とコミュニケーションをとって、自分のペースで楽しさを失わない様に通うのがコツなのかな。

今年から習い始めた初心者の生徒さん達も、最初はチューニングから。ライブや発表会とかも見に来てくれたら嬉しいなと思います。石の上にも三年で頑張れ!新人さん。

関連ブログ→「ギター初心者でボサノバギターをはじめた皆さんへ」をご覧ください。

ヒヤシンス、今年も綺麗に咲きました。

1/29月曜日のライブの話。

1/29(月)に難波「Bigsalt845」でライブをします。普段はジャズバーなんですが、この日は「ボサノヴァ845ライブ」としてボサノヴァ系のアーティストをゲストにお招きしてライブをしています。今回で3回目。月曜日ですが、よかったら仕事帰りに1杯飲みながら聴いていただけたらと思います。

今回のゲストは「オトナ・やわらか・MUSIC」を合言葉に関西で活動中のボサノヴァ・ユニット「Sunset Cocktail(サンセット・カクテル)」です。

ギターのyoichiさんは坂本龍一、YMOが好きなアーティストらしくて、私が見に行った時もボサノバのスタンダードナンバーである「イパネマの娘」や「想いあふれて」をループマシーンでリズムを作ってから演奏していて面白かったです。

3人くらいに「行きます!」と声をかけて頂きました。ありがとうございます。お店の雰囲気も良くて「飲みながらのんびり聴けるのが嬉しいです。」と好評。まだまだお席がありますので、よかったらぜひ当日フラっと聴きに来てください。よろしくお願いいたします。

ちなみに先月の忘年会でヴォーカルのシノさんが以前はハードロックを歌っていたと聞いてビックリしました。でもなんか分かる様な気もしたり・・・。そんな昔のシノさんも見てみたかったです。今はすっかりボサノヴァがライフワークと言っていましたが。今回のライブも楽しみです。

その後のライブの模様はこちら→「Bossa nova 845 LIVE with Sunset Cocktail」をご覧ください。

ギターってどうやって日本にやってきたの?「ギターから見た近代日本の西洋音楽受容史」。

本屋で立ち読みして気になって買った本。

帯にもあるけど、黒船とともにギターは日本へやってきた様子です。

ギターが初めて日本に持ち込まれて演奏されたのは、江戸時代末期。初のペリーの黒船来航の翌1854年(寛永7年)、二度目に来航したペリー率いるアメリカ艦船の乗組員によるもので、幕府役人との交歓会での余興で弾かれたものだった。

ギターから見た近代日本の西洋音楽受容史 竹内貴久雄著書

近代日本の西洋音楽はアメリカ音楽からのスタートなんですね。

初めてギターを聞いた日本人はギターの事を「三味線」とメモっていたとのこと。面白いです。ちなみに「ヴァイオリン」は胡弓と表示されていたみたい。何か自分達の知っている楽器に置き換えてメモっていかないといけないし、なかなか鋭い洞察力だと思って当時の役人をすごいと思いました。

その船の中で聴いた演奏当時の絵も残っています。当時の日本人が描いたそうで、とってもうまい!額に入れて教室に飾りたいくらい。

初めてギターを聞いた日本人の後は、初めてギターを弾いたであろう人の紹介、そしておそらく初めてギターで演奏会をして、演奏を披露した人、またクラシックギターにおける『現代奏法の父』、アンドレス・セゴビアの来日当時の様子など興味深い内容ばかり。

ギターはオーケストラに入っていない楽器だったので、ヴァイオリンとは違った運命をたどって日本人に愛されていったみたいです。「憧れの遠い国」の音楽が、徐々に明治・大正・昭和と進むにつれて日本人の生活の中に入っていく過程が面白いです。

著者は依頼があって「西洋音楽」の中の「ギター音楽」の歴史を追っていったそうで、特にギター専門の方ではないのに、依頼されてここまで調べ上げた濃い内容の本にビックリです。今ではギターがあるのが普通だけど、江戸末期の三味線ありきの世界から、今の日本になっていく過程を知り、ありそうでなかった貴重な本に出会えた気がしました。

クラッシックギターと近代日本史に興味がある方にはオススメです。

中之島散歩でぶらぶら。北浜「EMBANKMENT COFFEE」へ

前から行きたかったカフェを思い出して、肥後橋から北浜まで中之島をぶらぶら歩いて行ってきました。

こちらがその目的地「EMBANKMENT COFFEE」です。

中に入るとサボテンがお出迎え。先にお会計をして、席に座るシステムだそうです。

1階は満席だったので、2階へ。土佐堀川沿いに建つお店なので、眺めがいいです。窓際が空いていたので座りました。

店内。長屋をリノベしたカフェで、格天井があっさりしてるけど趣きがあります。学校で使ってた様なアンティークなテーブルや椅子も姉妹店の「KOHORO」と同じ様なテイスト。清潔感があって、お客さんも多かったけど静かだったので、ホッと落ち着く空間でした。

珈琲メインのカフェです。焼き菓子も色々あるみたい。

窓の景色を眺めながら頂きました。私はカプチーノだけにしたけれど、店員さんがホークを2本つけてもってきてくれました。ちょっと食べたけど、美味しかったです。今度はお腹が減ってる時に来て食べたいです。

実はこのカフェ、今度のライブに出てくれるSunset Cocktail のシノさんから教えて頂きました。教えてくれたシノさんに感謝!近くに来たらぜひ行ってほしいカフェです。おすすめですよ。

2024年の初レッスンは・・・

今年の対面レッスンの最初の生徒さんは・・・

去年の交流会で「Água de beber(おいしい水)」を歌ってくれた高本さんでした。忘年会でも演奏してくれたし、今年は発表会に登場してくれるのかな・・・?

三拍子の曲の弾き語りレッスンで、難しそうだけど頑張ってましたよ。カメラマンの要望で講師と共にガッツポーズ頂きました。ありがとうございます。今年もスタートですね。