今週の一枚 「Retrato / Baden Powell(LP)」
国内盤。仏・フェスティバル(?)の4枚から、ボサノバスタンダードをA面に、バーデン作のバラードをB面に配した編集盤。
解説ではコルコバードで原曲どおり感情を込めて演奏しているとあるが、これほど原曲のイメージと離れた激しいバージョンは僕は知らない…。でもそれがカッコいいんだけど。今は輸入盤のCDでも聴けると思います。
大阪のボサノバギター教室&ウクレレ教室 uncherry bossa nova guitar & ukulele school
大阪市内・JR玉造駅から徒歩1分。通う回数は月ごとに変更できる通いやすい教室。発表会をはじめ教室のイベントも盛り沢山です。
HPにはアップしきれなかったrecommendの数々。大好きなレコードの紹介など。
今週の一枚 「Retrato / Baden Powell(LP)」
国内盤。仏・フェスティバル(?)の4枚から、ボサノバスタンダードをA面に、バーデン作のバラードをB面に配した編集盤。
解説ではコルコバードで原曲どおり感情を込めて演奏しているとあるが、これほど原曲のイメージと離れた激しいバージョンは僕は知らない…。でもそれがカッコいいんだけど。今は輸入盤のCDでも聴けると思います。
今週の1枚「Luiz Bonfa / Solo in Rio」
ベース、伴奏、メロディの3要素をギター1本で同時に演奏してしまうボンファ先生。聴く度にその技術の高さに唖然とさせらます。そんなボンファ先生の魅力を存分に味わえる完全ソロギター集(1部歌もあります)。
これぞザ・名人芸。エグい。
しばらくブログの更新をしていませんでした。ごめんなさい。
ネタがあんまりないので、ごく少数の生徒さんには好評だった、「今日の一枚」を、「今週の一枚」にして再開しようと思います。気になるものがあれば、レッスン時にかけますので、気軽に問い合わせてください。
では早速。
「Laurindo Almeida / Villa-Lobos : Music for the Spanish Guitar」
ローリンド・アルメイダと言えば、
「Guitar from Ipanema」だったり、
バド・シャンクとの共演などをよく聴いていました。
最近中古盤でこれを購入したんですが、かなり気に入って頻繁に聴いています。
クラシックギターファンやラテンクラシック好きには有名な、ブラジルが生んだ偉大な作曲家ヴィラ・ロボスの作品集です。
ヴィラ・ロボスは、今までの自分にはちょっと蒸し暑いというか、聴いていて息苦しくなるイメージがありました。(ちなみに山下和仁さんのヴィラ・ロボスを聴いた時のイメージです。山下さん、ごめんなさい。)でも、この作品で開眼したように思います。
まず、盤が赤のカラーヴィニールなので、それだけでちょっとテンションが上がる(笑)。有名な練習曲1番もかっこいいけど、少しスローな淡々とした曲に惹かれます。そしてA面最後のショーロス1番がやっぱりいい曲。
こんな曲を作れるようになりたいです。
Michael Franks / Sleeping Gypsy
最近こういう優しいAOR系に癒されています。
夜に聴くとたまりません。
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今週末、久々にライブをします。
高木“uetlo”雄一郎さんとの対バン(対ソロ?)です。
マイケル・フランクスのような優しい音ではないかもしれませんが、
聴いてもらえたら嬉しいです。よかったら遊びに来てください。
詳しくはHPのライブスケジュールをご覧ください。
今日の一枚「Tracey Thorn / A Distant Shore」。
トレイシー・ソーンのソロアルバムに、ベン・ワットとの共作を2曲収録した国内盤。
そのうちの1曲「Night and Day」を聴き、当時高校生だった僕は、ボサノヴァとジャズに興味を持ちました。
これとベン・ワットのソロアルバムとEBTGの1stが、今にいたるきっかけを作ってくれたんだと思う。
そういう意味で思い出深い一枚。
前回アップしていたジョビンのドキュメンタリー映画にさっそく行ってきました。
余計な台詞や回想などの演出を一切排し、ジョビン自身や多くの著名なミュージシャンが演奏するジョビンの珠玉の名曲の数々を、次から次へと“繋げただけ”の映画。
そのある意味安上がりとも思えるミュージックビデオ垂れ流し的な編集のおかげで、ジョビンの音楽性の素晴らしさと豊さ、そしていかに多くの人に愛されてきたかが
観る者に凄く伝わってくるものになっています。
うちの生徒さんはもちろん、音楽が好きな人全てに見ていただきたい映画です。是非!
「Pisano & Ruff / Under the Blanket」
ホルンとガットギターの甘い音色と、ほんわかした曲調が多い優しい一枚。
「The Drifter」は切なさのツボを突いてきます。
「I’llnever fall in love again」など他の曲もいい曲ばかりで、好きなカフェなどでずっと聴いていたい作品。
今日の一枚「Quarteto Em Cy / Vinicius Em Cy」。
ブラジルを代表するコーラスグループによる、ボサノヴァの偉大な作詞家・ヴィニシウスへのトリビュート作品。
トム・ジョビン、トッキーニョ、バーデン・パウエルなどとヴィニシウスが共作した名曲がずらり。
ツボを抑えたアレンジに乗る変幻自在のコーラス・ワークが気持ちいい。
そんな中、時折出てくるヴィニシウス本人の声が存在感ありすぎ。渋いけど。
今日の一枚「Brad Mehldau / Largo」。
昨夜の突然の体調不良により連続更新が途絶えましたが、今日からまたあらためて。
2002年作。ジャズピアニストによる非ジャズ作品。
どんなジャンルでも発売当時に絶賛されていた作品は、後から聴くと古臭く感じる作品がけっこう多いけど、これは今聴いてもかっこいいと思います。
ロック的なリズムや実験的なアレンジ、その中で弾かれるピアノソロはしっかりアウト感があってなかなか素敵です。
今日の一枚「Vincent Gallo / When」。
2001年作。ヴィンテージ機材を駆使した繊細でアナログな音達。曲はどれもかなり重く暗い。
これを聴いてアッパーになることはまずない。むしろ陰鬱としてくる。
でもそれがいい。一人静かに聴きたいアルバム。
これがテクノの名門WARPからリリースされたことに、当時びっくりしたのを覚えています。