第19回 uncherry Bossa nova guitar school 発表会 / 番外編

16 / Oct / 2022 (sun)

ここからは番外編で、楽しかった打ち上げの模様です。場所は玉造のフレンチレストラン「RiRe」です。広々と貸し切りでコース料理を頂きました。まずは乾杯を・・・

ここの挨拶はすごーく短いです。

そしてカンパーイ!!!至福の時・・・皆さま、お疲れさまでした。

ここからは「RiRe」のコース料理の写真をアップします。(自慢!)

魚介の前菜。

お肉の前菜。

スープ。

メインは3種類から選びます。こちらは豚肉のソテー。

鶏肉のソテー。

お魚のソテー。

最後はデザート。全てすごーく美味しかったです。自家製のパンのお替りも出来て、お腹一杯になりました。

食後は恒例の演奏会。贅沢にも皆さんの生演奏を聴きました。

トップバッターで出てきてくれた加藤さん。今年買った自慢のギターです。

徳山さん。加藤さんのギターを弾かせてもらいました。この後、「試奏会」的な感じになっていきます。

渡辺さんも弾かせてもらいました。「ワンノート・サンバ」歌ってくれました。

そして僕も2曲演奏。

橋本さん。今年の試奏会で買ったギターです。

そのギターを兵頭さんが試奏させてもらってます。音を味わうコーナーになってます。

中井さんも弾かせてもらいました。

赤井さんも今年購入したギターを持ってきて、しかも譜面台まで用意して演奏してくれました。

そのギターをまた試奏させてもらう兵頭さん。曲は「Caminhos cruzados・十字路」です。かっこいいなぁ。

高さんも登場。こちらは自分のギターですよ。「戦場のメリークリスマス」をインストで。

最後にオリジナル曲「雲の上から」を演奏して終了しました。

楽しい時間は早いです。皆さま演奏ありがとうございました。

みんなを見送りました。一日ご苦労様でした!

玉造のフレンチレストラン「RiRe」のエントランス

この日は最初、雨予報のだったんですが、当日はきれいに晴れて、アルペジオホールからRiReへの移動も楽でした。そして発表会が終わった後、深夜にシトシトと雨が降ってきました。お天気も味方をしてくれたんですね。来年もまたよろしくお願いいたします。

おまけ:皆んなを見送った後・・・

「RiRe」さんに新しいバイトの男の子が入ったと思って挨拶したら、息子さんでした。「えー!こんなに大きくなったの?」って言ってる図です。

2019年の忘年会で一緒に写真を撮った時はこんなに小さい子だったのに・・・めっちゃ変わってて、ビックリしました。

以上、おまけでした。「RiRe」さん、いつもありがとうございます。今回も感謝です。

第18回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 / 第一部

17 / Oct / 2021 (sun)

2年ぶりとなった発表会。第18回目を迎えました。ギター14名・ウクレレ2名の総勢16名がステージに帰ってきました。参加してくださった生徒の皆さん、会場の「IOR?I/雲州堂」のスタッフの皆さん、そしてなによりご来場いただいた観客の皆様、本当にありがとうございました。

今回は「弾き語り」より「インスト」の演奏が多くなりました。そして弾き語りは「ポルトガル語」より「英語」で歌う人が多い展開に。ジャズのスタンダードナンバーを演奏する人も増えて、今までと違う新たな流れを感じました。

また10月より緊急事態宣言が解除となり、急遽1週間前に予約限定で入場OKとなった為、お客さんは4名だけ。こじんまりとした会になりました。

そんな今までと違う展開が多かった発表会ですが、「ステージに一人で上がって1曲だけを披露する」と言う緊張感だけは今まで通り。1曲目からウチの教室の発表会が帰ってきたなーと思いました。

まずは2年ぶりのエイエイオー!

それでは、当日の模様を写真で振り返ります。

※演奏者名の後「」内は曲名、Uはウクレレ、*印は弾き語り()内は発表会の出演回数です。

1. まつげんさん 「Insensatez ハウ・インセンシティヴ 」(8)

初めてトップバッターをお願いしたまつげんさん。今回で8回目の発表会です。ベテランらしくMCで軽く笑いをとってから演奏スタート。曲はボッサバラードの名曲。まつげんさんの得意のナンバーです。はっきりした力強い音色で一音一音しっかりと奏でていきます。今回よかったのはそのリズムとテンポ。落ち着いたタメの効いた演奏で、トップを飾るに相応しいステージングでした。重責を担っていただきありがとうございました。お疲れさまでした!

2. 渡辺さん 「Samba de uma nota só / ワンノートサンバ」*(2)

2回目の発表会で2番目に登場の渡辺さん。曲はおなじみのボサノバスタンダード。今年はまつげんさんの誘いでソロで北加賀屋のワインバー「こもれび」でのライブも成功させました。その勢いを感じさせる演奏でした。顔を上げてしっかりとお客さんに歌いかける感じで堂々としていました。ギターのリズムのキレもよくて、しかもレッスンの時より歌が上手くなってる!自分でアレンジしたギターソロもいい感じでした。素敵な演奏ありがとうございました!

3. 橋本さん 「Night and Day / 昼も夜も 」(初)

続いて初めての発表会の橋本さん。でも今年始めたzoomの交流会に全て参加して力を養ってきました。曲はジャズスタンダードでおなじみの曲をボサノバアレンジのソロギターで演奏しました。初めてとは思えない落ち着いた演奏で、ちゃんと一つ一つのフレーズが歌っていたし、柔らかい音色とリズムのキレが曲の魅力を引き出していました。期待の大型新人の登場といったところでしょうか。かっこよかったです。ありがとうございました!

4. 野口さん 「The shadow of your smile / いそしぎ」(初)

さらに初めての発表会参加の方が続きます。4番目に登場の野口さんです。曲は映画音楽の名曲をボサノバにアレンジしたものです。元々がギターが上手な方なので、演奏の前半はリズムも音色もしっかりしていてさすが!という感じでした。緊張からか後半に少しミスが出たりしましたが、なんとかリカバー。最後はしっかりと締めてくれました。音色がはっきりしていて気持ちのいい演奏でした。お疲れさまでした!!

5. 藤友さん 「ぼくらが旅に出る理由」*(3)

続いて3回目の発表会の藤友さん。前回はボサノバの三月の水でしたが、今回は日本語の曲で小沢健二さんの曲に挑戦です。アン・サリーさんのヴァージョンを参考にしてギターはアレンジしました。イントロで緊張してやり直しましたが、それ以降は安定した演奏を聴かせてくれました。素直で伸びのある歌声が曲に合ってました。コードチェンジの難しい部分が課題でしたが、本番ではしっかりと演奏できていました。リズムもよく、曲の良さが出ていたと思います。素敵な歌声をありがとうございました!

6. いまなかさん 「情熱大陸」U (2)

そして2回目の発表会のいまなかさん。曲は葉加瀬太郎さんの超有名曲のジャカソロアレンジ(Low-G使用)です。今回のメンバーで唯一椅子に座らずに立って演奏しました。曲名通り、イントロから情熱的な演奏。課題だったメインテーマのリズムもしっかり修正できていました。激しい部分はこれぞジャカソロという演奏でよかったと思います。ちょっと粗くなってしまった部分もありましたが、体全体で表現するという演奏の楽しさを思い出させてくれました。お疲れさまでした!動画あります→「当日の映像」&「ホームレコーディング

7. 木村さん 「Lullaby Of Birdland / バードランドの子守唄 」*(10)

7番目の登場はベテランの木村さん。今回はジャズスタンダードの弾き語りに挑戦です。おなじみのイントロから渋い世界が展開されていきました。ギターのアレンジがかっこいいし、曲調に合わせたのか、いつもより声がハスキーに聞こえて歌声もカッコよかったです。自分で考えたギターソロもばっちり。素敵でした。ちょっと止まりかけたり、エンディングの最後のコードでミスったからか演奏後は苦笑いで「すみません(笑)」と。でも全然大丈夫でしたよ。素敵でした。ありがとうございました!

8. 河井さん 「Libertango / リベルタンゴ」(11)

そして前半戦のトリを飾っていただいたのは、11回目の発表会になる河井さんです。今年生誕100周年を迎えたタンゴの巨匠、アストール・ピアソラの超有名曲に挑戦です。非常に細かいフレーズが続く難しいアレンジで演奏するのが大変な曲です。落ち着いた出だし、そしてテーマに入ってからのスピード感が圧倒的で、強弱の表現がしっかりできていた熱演でした。エンディングのラスゲアードも大迫力でした。演奏終了後、観に来ていたたいていたご友人から花束を贈られてちょっと照れていた河井さん。素敵でした。ありがとうございました!

演奏後、客席(ファン?笑)からの花束プレゼント!いいですね。

この後、第二部も熱い演奏が続きます。

第18回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 / 第二部

17 / Oct / 2021 (sun)

出番を待つ中井さんの姿。ここからは後半スタートです。

※演奏者名の後「」内は曲名、Uはウクレレ、*印は弾き語り()内は発表会の出演回数です。

9. 中井さん 「ライオン橋」(4)

後半戦のトップをつとめていただいた中井さん。4回目の発表会です。今回はスーツで登場。お似合いでした。そして今回の曲は、なんと僕の作曲したオリジナル曲を演奏してくれました。リズムはシャッフルのリズムで、出てくるコードの種類も多くてややこしい曲なのですが、しっかりと演奏していただきました。テンポが落ち着いていたし、間奏のソロもなんとかこなしてエンディングへ。僕の曲を演奏してくれてほんとに嬉しかったです。ありがとうございました!

10. 長尾さん 「Moonlight serenade」* (4)

そして4回目の発表会の長尾さん。曲はジャズスタンダードのボッサアレンジで。小野リサさんの音源でも有名ですね。ギターの伴奏がややこしいアレンジで、覚えるのが大変だったのですが、本番ではしっかり弾きこなせていました。そして特筆すべきはその歌声。歌の表情がしっかりして、レッスンの時よりも数倍もよかったです。曲の魅力をしっかり引き出せていたと思います。いい演奏でした。ありがとうございました!

11. 高さん 「Deixa」(10)

そして当教室が誇るベテラン・ソロギタリスト、高さんの登場です。毎回選ぶ曲がマイナーキーなのですが、今回もブレることなくバーデン・パウエルのマイナーキーの名曲です。ルバートのイントロを緩急をつけて情感たっぷりに歌い上げ、インテンポになってからの演奏も小気味のいいリズムで最後までその勢いを失うことなく突っ走りました。今回も素敵な演奏をありがとうございました!

12. 河村さん「Touch」U (6)

続いて6回目の発表会になる河村さん。昨年に続き今回もジェイク・シマブクロの曲を演奏してくれました。イントロのやさしい音色が響いた瞬間に会場の空気が変わったように感じました。その優しい音色で一音一音ていねいに奏でられていく演奏に、僕はすごく癒されました。どちらかというと淡々とした曲調なのですが、一本調子にならないように強弱のつけ方に工夫がある素敵な演奏でした。ありがとうございました!

13. 徳山さん 「Fly me to the moon」* (4)

そして4回目の発表会の徳山さんです。今回はジャズでもボサノバでも超有名なスタンダード曲に挑戦です。イントロのルバートのソロギターを丁寧に演奏。インテンポに入ってからの弾き語りの伴奏のテンポも良かったです。そして淡々としていながら伸びのある歌声がボサノバの魅力を伝えていたと思います。ソロでちょっと詰まりましたが、気を取り直して後半はメロディーを少しフェイクするなどしっかりと歌い上げてくれました。いい演奏でした。ありがとうございました!

14. 兵頭さん 「Waltz for Debby」(14)

そして14番目は大ベテランの兵頭さんが登場です。今回はいつもの弾き語りではなく、久しぶりのソロギターに挑戦してくれました。しかも曲はジャズピアニストのビル・エヴァンスが作曲したジャズワルツの名曲です。ピアノとは違うギターの特性を生かしたアレンジで爽やかな演奏になりました。テンポ・音色・強弱のどれも素晴らしく、ピアノでは出せないまた別の曲の魅力を引き出した演奏になったと思います。さすがベテラン。素敵な演奏をありがとうございました!

15. Bishop あかいさん 「Ligia」* (5)

そして今年のトリを飾ってくれたのは、5回目の発表会の赤井さんです。曲はアントニオ・カルロス・ジョビンの隠れた名曲に挑戦してくれました。最近は、クラブミュージック的なブラジル音楽にはまっていて、伴奏のリズムもそれを意識したリズムにアレンジなっています。曲のメロディに赤井さんのちょっと高めの伸びのある歌声がすごく合っていました。そしてギターが上手くなってきたな~と感じました。リズムがすごくよかったです。ありがとうございました!

16. 西口(講師)「コンパス(オリジナル曲)」

最後に恒例の僕の演奏。曲は先月作ったばかりの新曲。でも演奏は散々でした。ごめんなさい。また修行し直します。

改めて、参加してくださった生徒の皆さん、会場の「IOR?I/雲州堂」のスタッフの皆さん、そしてなによりご来場いただいた観客の皆様、本当にありがとうございました。

2年ぶりの発表会でリハーサルがなかったり、打ち上げなどもありませんでしたが、今出来る範囲で存分に楽しみました。来年はどうなるのか分からないけど、これかも音楽を通して楽しい時間を過ごせたらと思います。

<おまけ>

いちおうマスク姿でもエイエイオー写真撮ってみました。今しか出来ないもんね。これも思い出になるかな?

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第17回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 / 第一部

20 / Oct / 2019 (sun)

発表会も17回目を迎えました。ギター19名・ウクレレ6名(+サポートメンバー1名)の総勢26名がステージで演奏してくれました。参加してくださった生徒の皆さん、ステージ脇での仕事や受付などを手伝ってくれた皆さん、会場の「IOR?I/雲州堂」のスタッフの皆さん、そしてなによりご来場いただいた観客の皆様、本当にありがとうございました。

今年は過去最高に芸名で参加した生徒さんが多い年となりました。皆さん個性的でした。そして、お客さんの入りが今までで一番悪かったです。とほほ。でも 日本開催のラグビーW杯があり、しかも「日本VS南アフリカ戦」があるこの日にこれだけの方々に来ていただけて逆に嬉しかったです。

それでは、当日の模様を写真で振り返ります。

※演奏者名の後「」内は曲名、Uはウクレレ、*印は弾き語り()内は発表会の出演回数です。

発表会当日晴れました!

恒例の開演前の集合写真。 発表会前の意気込みを。「エイエイオー!

大阪のギター教室&ウクレレ教室 発表会2019

さて、本番はいかに・・・

1番:藤友さん 「 Águas de março / 三月の水」*(2)

今年のトップバッターは2回目の発表会の藤友さんにお願いしました。曲は難曲「三月の水」です。イントロでつまづいてやり直したのですが、それでその時の会場の雰囲気が和やかなものになったので、まさに「災い転じて福となす」でした。そこからは緊張が取れたのか、ベース音をしっかり出したリズムの安定した伴奏にのって、ボサノヴァによく合う可愛らしいよく通る声を聞かせてくれました。不安だったエンディングのフレーズも決まり、演奏後に思わず「フフッ」という笑い声が漏れていました。ホッとしたんでしょうね。重責を担っていただきありがとうございました!

2番:山本さん 「 Samba de verão / サマーサンバ 」(初)

2番目に登場は初参加の山本さんです。今まで交流会には参加していましたが、発表会は初めてです。曲は名曲「サマーサンバ」の佐藤正美さんアレンジのソロギターです。舞台上からは緊張が伝わってくるような面持ちでしたが、演奏はいたって冷静で初めてとは思えない落ち着いた演奏を聞かせてくれました。甘くて太い音色で、ボサノヴァらしい柔らかい雰囲気のサマーサンバを聞かせてくれました。課題だった難しいソロパートもなんとか乗り越えてほぼノーミスでフィニッシュ。演奏後の笑顔が充実感を表していましたね。素晴らしかったです。ありがとうございました!

3番:嶋田さん「 TRISTE / トリスチ 」*(初)

昨年は発表会を観客として観に来てくれていた嶋田さん。今年は満を持してステージに上がってくれました。今年の交流会は3回とも参加してくださり、徐々に人前での演奏になれたところでのこの舞台。もっと緊張するかと思っていましたが、交流会での研鑽が効いたのか、自慢の渋いハスキーボイスで堂々と歌い上げてくれました。ギターの伴奏もしっかりとしたリズムで、テンポも速くなることもなく落ち着いた演奏でした。スキャットでメロディーをアレンジしたりと聞かせどころもバッチリ。たっぷりと大人の男の色気を感じさせていただきました。お疲れ様でした!

4番: 川口さん「 星に願いを」 U (2)

4番目に登場は2回目の発表会の川口さん。今年は「星に願いを」に挑戦です。始まる前は緊張していたようですが、客席のお姉さんからの「頑張れー」の掛け声に落ち着いたのか、滑らかにスタート。柔らかく甘いウクレレの音色に会場は聞き入っていたのに、2回目のサビに入る手前でストップし、急に「もう1回やっていいですか?」。これに会場は爆笑し暖かい拍手。そしてまさかの「最初からやります!」にさらに爆笑で再スタート。2回目は何事もなかったように素敵な演奏で終わりました。なかなかおいしいステージになりましたね(笑)。ありがとうございました!

5番:いまなかさん「 Carinhoso / カリニョーゾ」 U * (初)

5番目は初参加のいまなかさん。今回の参加者の中で唯一の立っての弾き語り。曲は名曲「カリニョーゾ」。出だしは緊張からかちょっとテンポが速いかな~と思いましたが、曲が進むうちに熱を帯びたその歌声と演奏に会場は聞き入りました。演奏中の笑顔が素敵です。ウクレレソロをやり直したのはちょっともったいなかったけど、初めてとはとても思えないその堂々としたステージングは印象に残った方も多いのではないでしょうか。演奏後、ステージから降りる時の階段でよろめくぐらい全てを出し切ったようで、ほんとに頑張ってくれました。熱演ありがとうございました!

6番: 下田さん 「 A felicidade~Samba do Orfeu 」 (6)

6番目は6回目の発表会の下田さん。最近は弾き語りで発表会に挑むことが多かったのですが、今回は久しぶりにソロギターに挑戦しました。曲はボサノバを世界に広めた映画として有名な『黒いオルフェ』から「フェリシダーヂ」と「オルフェのサンバ」をメドレーでつなげてアレンジ。課題は曲と曲の繋ぎの部分だったんですが、割とスムースにチェンジできてよかったです。自慢のポール・フィッシャーのギターから紡がれるしっかりとした低音と甘くて太い高音で見事に表現してくれました。ご本人が課題としていたメンタルコントロールもできていたようで、いい演奏だったと思います。お疲れ様でした!

7番: 長尾さん「 Ela é Carioca / 彼女はカリオカ」 *(3)

7番目は3回目の発表会になる長尾さん。今までの2回はソロギターで挑戦していましたが、今回初めて弾き語りに挑戦しました。イントロをミスってやり直した時は、どうなることかと下から見ていてドキドキしていましたが、実際に歌い始めたら余裕すら感じさせる素敵な歌声を聞かせてくれました。その透明感のある歌声に会場は聞き入っていました。ずっと課題だったギターの音量も本番にはかなり改善され、しっかりとした伴奏を聞かせてくれました。速くも遅くもないちょうどいいテンポをキープできたのも良かったと思います。初めて人前で歌ってこの出来とはこれからが非常に楽しみです。ありがとうございました!

8番: 西村さん 「 ブルー~思い出は美しすぎて」 U*(4)

8番目は4回目の登場の西村さん。今回は80年代の昭和歌謡の名曲を2曲つなげて演奏してくれました。演奏前の「他のみなさんとは違って下世話なかんじで」というMCで会場の爆笑をとってから演奏スタート。セーハが多い伴奏のアレンジになりましたが、キレイに鳴らせていました。テンポもよく、その独特のハスキーな歌声で昭和歌謡の世界を表現。レッスンの時よりも全然いい演奏になっていたと思います。課題だった曲の繋ぎ部分も違和感なくできていましたね。惜しかったのは歌のメロディーの間で入れたウクレレでのオブリガードを止まってやり直したこと。でも全体的にはすごく良かったです。お疲れ様でした!

9番: ほまり~にょさん「 Odeon / オデオン」 (8)

今年も受け付けを手伝いながら発表会に参加してくれた堀田さん。今年から芸名で参加です(笑)。今回は難曲「オデオン」に挑戦。教えている僕でもこれで発表会には出たくないな~と思うぐらい難しいアレンジです。出だしのルバート部でしっかりとペースを掴み、そして高速インテンポのAパートへ。めっちゃかっこいい!課題のBパートとCパートでは少しミスもありましたが、止まることなく勢いを保ったままフィニッシュ。発表会の前にp指(左親指)の爪を割ってしまい、急遽指弾きになったにもかかわらず熱のこもった素敵な演奏でした。熱演ありがとうございました!

10番: 吉田さん 「 Minha voz, minha vida / 私の歌、私の人生 」 *(12)

そしてこちらも今年も受け付けを手伝っていただいている吉田さん。僕が司会で「ライブもよく一緒にやっています」というMCをしたら「そうやってハードルを上げない!」と笑いをとっていました。今回の曲は、伴奏で今までやったことがない難しいリズムアレンジに挑戦しました。ちょっと緊張気味でしたが、その伸びやかな歌声は健在。やっぱいい声ですね~。もったいなかったのは歌詞を間違えたこと。それでも課題だったギターソロもなんとかこなして最後までしっかりと歌いきりました。ステージを降りる際に「60点」と自己評価していましたが、会場はその素敵な歌声に聞き入っていました。お疲れ様でした!

11番: まつげんさん「 A Felicidade / フェリシダーヂ」 (7)

7回目の発表会のまつげんさん。今回もソロギターで、曲は佐藤正美さんアレンジの「フェリシダーヂ」に挑戦です。気合いの入った表情で演奏スタート。固めのはっきりした音色で、いつもより歯切れのいいリズムでぐいぐいと曲を引っ張っていくような演奏は、熱のこもったフェリシダーヂになりました。下で聞いていてすごい迫力でした。演奏終了後は会場から割れんばかりの大きな拍手が。最近、いろんなバーで演奏をさせてもらっていたようで、その修行の成果があわられたようないい演奏でした。やっぱり努力は報われるんですね。本当に素敵でした。熱演ありがとうございました!

12番: 合田さん with AIKA 「情熱大陸」 ウクレレ&ピアニカ (2)

前半戦のトリを飾ってくれたのは2回目の発表会の合田さん。昨年の発表会や交流会ではその素敵な声で弾き語りを披露してくれていましたが、今回はあえてそれを封印して愛娘のAIKAちゃんとのウクレレ&ピアニカのデュオで出演してくれました。曲はおなじみ「情熱大陸」です。ルバートのイントロの渋い出だしから勢いよくインテンポのユニゾンへ。このユニゾンがめっちゃかっこよかった!そしておなじみのテーマメロディーへ。二人ともノリノリの熱演を聞かせてくれました。1週間前のレッスンの時よりもすごく良くなっていたので嬉しかったです。終了後はこちらも割れんばかりの拍手と掛け声が沸き起こっていました。ありがとうございました!

ちなみに・・・

受付を手伝ってくれた木村さん(左)と吉田さん(右)。当教室の弾き語り女性部門?の2トップです。ありがとうございます。あと、PAの田辺さんも含めて沢山の出演者の方々にお世話になりました。感謝です!

この後、第二部に続きます。

第17回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 / 第二部

20 / Oct / 2019 (sun)

※演奏者名の後「」内は曲名、Uはウクレレ、*印は弾き語り()内は発表会の出演回数です。

13番:田辺さん「 Julia Florida/フリア・フロリダ 」 (6)

田辺さん後半のトップを飾るのは、この日もPAのアシスタントを手伝いながら出演してくれた田辺さん。いつもは素敵な弾き語りを聞かせてくれる田辺さんですが、今回はなんとクラシックギターの名曲に挑戦しました。今年3月のジョアン・ジルベルト・トリビュートライブ以降はずっとこれに取り組んできました。なかなかうまく弾けない時期が長かったんですが、本番は正直レッスンの時よりも凄く良くなっていて、テンポも強弱も表現できていたと思います。多少のミスタッチもあったし、本気のクラシックギター教室からすると全然違うと言われそうですが、心のこもった熱い演奏でした。素敵な演奏をありがとうございました!

14番:山下さん「 Manhã de carnaval / カーニバルの朝」 *(初)

14番目は初登場の山下さん。曲は「カーニバルの朝」の弾き語りに挑戦です。本番直前のリハーサルの時までキーをGmにするかFmにするかで悩んでいましたが、結局本番はFmで歌いました。より低いキーで歌ったことで山下さんの甘くて太い声の魅力が伝わる演奏になりました。ギターの伴奏も淀みなくしっかりとテンポをキープして歌を引き立てていました。課題のギターソロもなんなくクリア。最後まで初めてとは思えない堂々とした歌いっぷりでステージを務めてくれました。演奏を始める前は「緊張するわー」と言っていたのに、全くそんな風には見えませんでした。素敵な演奏をありがとうございました!

15番:上野さん「 Cast your fate to the wind 」(2)

15番目は2回目の登場の上野さん。Earl Klughが大好きで、レッスンでもEarl Klughの曲を主に練習しています。その中でも今回は教室のYoutubeにも上げさせてもらった「Cast your fate to the wind」を演奏しました。もともと凄くギターが上手なので、イントロから「音がいい!」という感じで順調な滑り出しでしたが、中盤で急に止まってしまい「忘れてしまいました」ということで、最初から弾き直しました。会場の暖かい雰囲気に支えられながら2回目はなんとか最後まで弾ききりました。上野さんはうちの教室の誰よりも美しい音で演奏できる人なので、来年はその本来の実力を見せつけて欲しいと思います。またがんばろー!お疲れ様でした!

16番:門脇さん「 風をあつめて」 *(5)

今回で早くも5回目の発表会の門脇さん。めちゃくちゃ歌がうまいので、うちの教室でもファンが多いです。今年は新しく購入したクラシックギターを携えて挑戦してくれました。曲ははっぴいえんどの名曲を少しボサノバ風のリズムにアレンジして演奏しました。イントロで少しだけミスったけど、その歌声が響いたとたん会場中の耳を釘付けにしていました。ギターもいい音でリズムもテンポも良かったです。ほんとに聞いていて心地いい歌と演奏で、終了後は大きな拍手と掛け声に包まれました。司会で疲れていた僕もその声に癒されました。素敵な演奏をありがとうございました!

17番:野口さん「 水たまり~ボサノバヴァージョン~」 U (初)

17番目は初登場の野口さん。登場の瞬間からMCで会場の爆笑を誘っていました。いいキャラです。そんな野口さんは、インストでキヨシ小林さんの「ミズタマリ」のボサノバヴァージョンに挑戦してくれました。この曲が弾けるようになりたくてうちの教室に来た、というぐらい野口さんにとっては思い入れの強い曲です。よく通る透明感のある音色で、ボサノバのリズムに乗せて軽やかにメロディーを紡いでいきます。初めてとは思えないぐらい堂々とした演奏で、めちゃくちゃ良かったのに、急に「ん?」と言って2度も止まってどうなるかと思いましたが、その後はしっかりと最後まで弾ききってくれました。素敵な演奏でした。ありがとうございました!

18番:Bishop あかいさん「 Não deixe o Sumba morrer / 愛のサンバは永遠に」 *(4)

18番目に登場のBishopあかいさん。発表会は4回目の登場です。うちの教室の中では珍しく、ベルカント唱法のような個性的で素敵な歌声をいつも聞かせてくれます。今回は激シブのサンバナンバーを披露してくれました。演奏前に曲の歌詞の内容を丁寧に説明してからスタート。柔らかい音色の伴奏に乗って朗々と歌っていきます。ちょっと切ない哀愁を帯びたメロディーがあかいさんの甘い声によく合っていて、この曲を選んだあかいさんの思いが伝わってくるようでした。演奏後のはにかんだような笑顔が演奏の充実感を表していたと思います。素敵な演奏をありがとうございました!

19番:徳山さん「 Doralice / ドラリス」 *(3)

今回で3回目の発表会の徳山さん。前回はトップを務めてくれました。曲はジョアン・ジルベルトでおなじみの曲ですが、伴奏をまさにその難しいジョアンのパターンで演奏してくれました。イントロは少し硬さを感じさせましたが、歌に入ると水を得た魚のように流れるようなギターワークと、耳に心地よいウイスパーボイスを聞かせてくれました。その演奏はこの曲の小気味良い魅力を見事に引き出していました。課題だったギターの音量もバッチリ。ほぼ完璧な演奏でした。演奏終了後は、会場から大きな拍手と「フー!」という大きな声が沸き起こっていました。ほんとにいい演奏でした。熱演ありがとうございました!

20番:河井さん「 Tristeza / トリステーザ」(10)

20番目に登場は10回目の発表会になる、ベテラン河井さんの登場です。曲は念願のバーデン・パウエルの難曲「トリステーザ」に挑戦しました。今回に向けての課題として、正確なリズムで弾くというのがあったのですが、そこはだいぶ良くなってきたように思いました。まだまだと思う部分もあるにはあったのですが、本当に難しい曲なのにしっかりと弾けていたと思います。特にimでのカッティングの部分や16分音符を3連のようなノリで弾く苦手だった部分がよく弾けていたと思います。音の強弱はもともと良かったので、迫力のあるいい演奏になったと思います。ほんとによく頑張ってくれました。ありがとうございました!

21番:まつだくばくさん「 Desde que o samba é samba / サンバがサンバであった時から 」*(初)

そして21番目は初登場のまつだくばくさん。普段はオリジナル曲を中心に京都でライブ活動中です。曲はうちの教室でも人気のカエターノ・ヴェローゾの名曲です。のっけからそのハスキーな声で「まつだワールド」に。本人はギターのリズムが課題と言っていましたが、ボサノバのリズムやアルペジオ・和音で音を伸ばす、などアレンジを巧みに使い分けて曲の魅力を表現していたと思います。ハイライトはポルトガル語の歌詞の後で、日本語の意訳を付け加えていく部分でした。オリジナリティーがあるアレンジで、演奏終了後は会場から大きな拍手が起こりました。さすがです。ありがとうございました!

22番:高さん 「 Autumn leaves / 枯葉」(9)

22番目に登場の高さん。9回目の発表会です。曲はジャズでおなじみのシャンソンの名曲をソロ演奏で披露。まつださんの演奏で盛り上がった会場でやりにくい空気かなと思い心配しましたが、全くの杞憂でした。最初はルバートで、そしてボサノバのリズムで少しミディアムテンポの第二パート、そして徐々にアレンジが難しくなっていき、しかもテンポも上がっていく第三パート以降へと続くのですが、それをいとも簡単に弾いていく演奏に会場は圧倒されていきました。最後のスローダウンしていくアルペジオパートで完全に聴き手をノックアウト。凄かったです。受付のお手伝いもお疲れ様でした。ありがとうございました!

23番:兵頭さん 「 O leãozinho / レオジーニョ」*(13)

そして大ベテランの兵頭さんが23番目に登場。まつださんに続いてカエターノの可愛らしい名曲に今回は挑戦してくれました。演奏前にはいつもの通り軽妙なトークを交えて会場の雰囲気を和ませてから演奏スタート。自分の空気に持って行くところは、さすがベテランという感じでした。そして演奏は少しゆっくり目のテンポで丁寧に歌ってくれました。そのテンポがこの曲の魅力をさらに引き出していたように思います。この伴奏のギターが簡単そうで意外と難しいんですが、そこは全く問題なかったですね。その歌声と演奏に癒されました。さすがです。ありがとうございました!

24番:河村さん「 Hallelujah / ハレルヤ」 U(5)

そして24番目で2年連続ウクレレのトリを飾ってくれた河村さんの登場です。曲はレナード・コーエンの名曲で、ジェイク・シマブクロのカバーバージョンです。ワイドストレッチで左手がしんどいし、右手もややこしいアレンジなんですが、その小さい手を目一杯広げて素敵な演奏を聴かせてくれました。その優しい音色と柔らかくて暖かさを感じさせる演奏に、司会でぐったり疲れていた僕は泣きそうになりました。ほんとにいい演奏でした。会場も水を打ったように静かに聞き入っていました。演奏後の大きな拍手と歓声がすべてを表していましたね。感動しました。ありがとうございました!

25番:木村さん「 Mas que nada / マシュ・ケ・ナダ」*(9)

そして大トリを飾ってくれたのは、一昨年も大トリの重役を担ってくれた木村さんです。9回目の発表会になります。今年も受け付けを手伝いながらの出演です。曲はアップテンポの名曲「マシュ・ケ・ナダ」です。演奏前に会場のみんなで歌おうと呼びかけて、みんなで歌う練習までしてから本番スタート。イントロいきなりで躓いたけどそれを笑いに変えて、みんなで大合唱。盛り上がりました!ギターソロのミスすらも笑いに変えて、その人柄が伝わってくる楽しいステージに観客みなさんも大満足という感じでした。もちろん終了後は拍手喝采。さすがですね~。ほんとに楽しい時間でした。熱演ありがとうございました!

27番:西口(講師)「 Chega de saudade / 想いあふれて 」*

最後に恒例の僕の演奏です。発表会が今の形式になってからは初めて歌に挑戦してみました。まあ内容は可もなく不可もなくという感じでしたが、無事に終えられてほっとしました。ご静聴ありがとうございました。

改めて、参加してくださった生徒の皆さん、ステージ脇での仕事や受付などを手伝ってくれた皆さん、会場の「IOR?I/雲州堂」のスタッフの皆さん、そしてなによりご来場いただいた観客の皆様、本当にありがとうございました。

それでは恒例の番外編へと続きます。