第7回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 前編

Oct / 11 / 2009 (sun) 第七回・秋の発表会にて / 第一部

会場を「IOR?I/雲州堂」に移して、新たな気持ちで望んだ第七回目の発表会。今回もお天気に恵まれ、いい感じでリハも終わり、本番に望みます。その模様を写真で振り返ります。

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まずは全員で集合写真。

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普通に撮った後、カメラマンの一言で全員で「エイエイオー!」(笑)

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雲州堂は楽屋が舞台の真上なので、本番中は練習ができません。なのでこの空いた時間を利用して、みんな必死に練習していました。なんだか微笑ましい風景です。

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そしていよいよ本番がスタート。今回もたくさんの方に足を運んでいただきました。ありがとうございました。

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司会は今回も主宰の西口が担当です。少しはしゃべりも上達したと自分では思うのですが、実際はどうなんでしょう? 相変わらずこれが一番緊張します(笑)

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1番:遠藤さん「Corcovado」
今回のトップバッターは三回目の参加になる遠藤さんでした。曲はボサ・スタンダードの「コルコバード」。ソロギターで演奏しました。後半のソロパートはご自分でアレンジを施して、非常にかっこいいものに仕上げてくれてました。コードフォームを巧みに変えながら、メロディーを紡いでいくその手腕は素晴らしいです。衣装もおしゃれだし、キマってますよね。かっこいい大人の見本です。ありがとうございました。

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2番:遠藤さん&吉田さん「Time after time」
遠藤さんのラブコールで実現したデュオ。吉田さんは2回目の参加です。曲はシンディ・ローパーでおなじみの「タイム・アフター・タイム」。直前まで近所の中之島公園で練習する熱の入れようで、もちろんそのパフォーマンスは素晴らしいものでした。吉田さんのキュートな声に絡む遠藤さんの渋いコーラスとギター。かっこいい。これも大人の魅力ですね。ありがとうございました。

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3番:吉田さん「Lovefool」
そして遠藤さんが引いてステージに残った吉田さんが披露してくれたのは、スウェディッシュ・ポップのカーディガンズの「ラヴフール」。曲調も雰囲気も吉田さんにぴったりで、とても心地よく耳に響いてきました。ちょっと緊張気味(?)のようでしたが、それでもこんなに歌えるなんて。とても2回目の参加には見えない堂々としたステージでした。次回はどんな曲に挑戦してくれるのか、今から楽しみです。お疲れさまでした!

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4番:立石さん「Raindrops Keep Fallin’ On My Head」
そして初登場の立石さん。曲は「雨にぬれても」。とにかく英語の発音がきれいで歌がうまい!全体のアレンジはサザンの関口さんと竹中直人さんのアルバム「口笛とウクレレ」収録のverを参考にしたのですが、エンディングは原曲を参考にテンポの速いフレーズを作りました。それを入れるかどうか前日まで悩み、結局やらないことにしていたのに、本番あっさりとやってのけました(笑)。しかも3回ぐらいリピートなのに1回だけ(笑)。肝っ玉があるのかないのかよくわかりません(笑)。でも素敵な演奏でしたよ。ありがとうございました!

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5番:今村さん「人生のメリーゴーランド」
今回が2回目の挑戦になる今村さん。曲はジブリの『ハウルの動く城』の挿入歌「人生のメリーゴーランド」です。今回の参加者の中で唯一のフォークギター使用です。フォークギター特有の「シャリーン」とした音色が耳に心地よかった。練習のときよりも相当緊張されてたようですが、途中から調子を取り戻し、最後までしっかり演奏してくださいました。次回もまたがんばりましょうね。よろしくお願いします!

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6番:灘さん「街の灯り」
久々に登場の灘さん。4回目の挑戦です。そして初のうたものです。曲は堺正章さんの名曲「街の灯り」です。元々ロックバンドでボーカルを担当しているだけあって、その歌唱力は圧巻でした。めっちゃかっこよかった。練習していた間奏部分もしっかりと弾けたし、下で聴いていて、僕は非常に手応えを感じました。お客さんの拍手も一際大きかったような。素敵でした。ありがとうございました!

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7番:片上さん「主よ、人の望みよ喜びよ」
こちらも久々の登場の片上さん。今回で2回目です。曲はバッハの「主よ、人の望みよ喜びよ」。実は前回もこの曲で参加の予定だったのですが、もう一つ思ったような仕上がりにならず、さらに半年研鑽を重ねて、満を持してのこの日でした。その甲斐あって、とてもいい演奏ができたと思います。プロの人が弾くような達者な演奏ではなかったかもしれませんが、その演奏にはこの曲の新たな魅力に気づかされるような気がしました。ほんとにお疲れさまでした。次回も楽しみにしています!

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8番:弘中さん「She」
初登場の弘中さん。曲は映画『ノッティングヒルの恋人』の挿入歌で、エルウ゛ィス・コステロが歌ったシャルル・アズナブールの名曲「She」。コンサートウクレレの柔らかい音色で紡がれてゆくメロディーは、聴く人の心をグッと掴んでいました。初めての参加とは思えない落ち着きで、とても素敵な演奏だったと思います。
レッスンでも非常に積極的にいろいろな曲にチャレンジしているので、これからがまた楽しみです。これからもよろしくお願いします!

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9番:酒井さん「Let it be」
こちらも初登場の酒井さん。曲はビートルズの名曲「レット・イット・ビー」。キーを変え、ボサノバ風に開放弦を上手く利用したコード進行にアレンジし、さわやかな「レット・イット・ビー」になりました。こちらもほんとに初めてとは思えないしっかりした歌と演奏で、会場からも大きな拍手をもらっていました。打ち上げでもリクエストされて、みんなで合唱しましたね。すっかりうちの教室の人気者です。この調子でどんどんがんばっていきましょう!期待しています!!

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10番:西木さん「O Pato」
そして三回目の登場になる西木さん。曲はユーモラスでかわいいボサの名曲「オ・パト」をソロギターで演奏。前回も前々回も途中で止まり、そのときの笑顔がいいとお客さんから言われていましたが、今回は見事に途中で止まることなく最後までしっかりと演奏できました!しかもこの曲、超難しいんです。たいしたものです。演奏終了後、本人の口から思わず漏れた「やったー!」という声に会場中が爆笑でした(笑)。素敵な時間をありがとうございました!

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11番:佐藤さん「 Pra machucar meu coracao 」
前半のトリを飾ってくれたのは、2回目の挑戦の佐藤さんです。曲はゲッツ/ジルベルトにも収録されている「プラマシュカー・メウ・コラソン」。前回の時にあべゆみさんの歌を聴いて、歌いたいと思ったそうです。そういうのを聞くと発表会をやっててよかったな~と思います。そしてボイトレまで通いだしたその成果は・・・お見事!の一言でした。ボサノバギター教室らしい演奏で素晴らしいと思いました。これから自分のオリジナリティを探すのが課題になってくると思うので、これからもがんばっていきましょう。お疲れさまでした!

第二部に続きます。

第7回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 後編

Oct / 11 / 2009 (sun) 第七回・秋の発表会にて / 第二部

そして休憩をはさんで、第二部がスタートです。
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12番:あべゆみさん「Agua de beber」
2回目の参加になるあべゆみさん。曲はボサノバスタンダードの名曲中の名曲「おいしい水」です。今回も素敵な歌声で第二部のスタートを飾ってくれました。その堂々とした歌いっぷりに、みんな惚れ惚れしていましたよ。発表会終了後には、イベントをやっている人から「ライブに参加しませんか?」という依頼までありました。凄いですね~。これからの活躍を期待しています!

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13番:内海さん「ナイトクルージング」
4回目の参加になる内海さん。今回はフィッシュマンズの名曲「ナイトクルージング」を大胆にもBossa風ソロギターにアレンジ。僕も個人的に思い入れの強い曲なので、イントロだけで泣けました(笑)。この曲はコード進行が非常にシンプルなので、それを代理コードなどを駆使して少しでも膨らみのあるアレンジにしていく作業が大変でした。でも苦労した甲斐があって、非常に印象深い、他では味わえない演奏になったと思います。ご苦労様でした。毎回演奏が確実に上達していっている内海さん。 これからがまた楽しみですね。

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14番:岡本さん「Dindi」
そして第1回から皆勤賞の方が3人いらっしゃるんですが、そのうちの1人、岡本さんの登場です。曲はシルヴィア・テリスの愛称が曲名になったジョビンの名曲「ジンジ」。透明感のある岡本さんの声にぴったりの曲で、聴いていて非常に気持ちよかったです。また、間奏ではコードソロをはさんだのですが、それもなんとか無事クリアできてホッとしました。これからはさらにギターの幅を拡げて、色々な曲に挑戦していきましょう!お疲れさまでした!

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15番:川中さん&山口さん「Amazing grace」
うちの教室の発表会ではすっかりおなじみの、川中さんと山口さんのウクレレデュオ。 今回はゴスペルの名曲「アメイジング・グレース」に挑戦。ウクレレの季刊誌に載っていた、バンバンバザールの富やんさんアレンジの楽譜を元に、ゴスペルだけに二人で掛け合いで演奏できるようにアレンジしました。二人はこの2週間前に、川中さんの「ウクレレバッグ展」でライブをしたり、色々と忙しかったので、十分な練習時間が取れなかったにも関わらず、今回も、毎回会場をほっこりした気分にさせてくれる二人の演奏は健在でした。心地よい時間をありがとうございました。

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16番:久野さん「under the sun (original)」
皆勤賞2人目の久野さん。今回は満を持してのオリジナル曲「under the sun」で参加。不思議な魅力を放つ声は健在。しかもそれをわかってるかのような曲作り。憎いです。素晴らしいです。最近、写真や雑貨の個展などでコラボをするなど、活動の拠点を拡げています。これからどんな風に成長していくのか非常に楽しみです。もうすぐ音源も作るらしいので、それはまたこの教室のブログでも宣伝させていただきます。

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17番:河野慈元さん「12番街の一休さん」
4回目の参加になるジゲンさん。今回はスタンダードの「12番街のラグ」とアニメの「一休さん」のオープニングテーマを大胆に繋げ、それをソロウクレレにアレンジし演奏しました。MCも含めて毎回その芸達者ぶりには驚きます。いたってマジメなアレンジで演奏もマジメなんですが、一休さんの「あ~あ~なむさんだ~」のフレーズで会場は笑いに包まれていました。とてもピースな空気で会場を包んでくれたジゲンさん。来年はどんなことをやってくれるのか、今から楽しみです。

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18番:兵頭さん「Aguas de marco」
3回目の参加の兵頭さんが今回果敢に挑んだのはジョビンの名曲「三月の水」。最も有名なジョビン本人とエリス・レジーナのデュオは、125小節リピートなし。この曲をやる人は、だいたいコード進行を自分のやりやすいように変える人が多いんですが、兵頭さんはそのデュオの形式+アグスティン・ペレイラ・ルセナのソロを参考にギターソロまで入れました。歌詞も長いし覚えるのが大変だったと思います。この日はちょっと緊張気味でしたが、その努力の成果は演奏に現れていましたね。素晴らしい。来年もよろしくお願いします!

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19番:橋本さん「Desafinado」
皆勤賞3人目のうちの教室のスター・橋本さん。今回は初めて弾き語りに挑戦です。曲は名曲「デサフィナード」。しかも自分で作詞した日本語の歌詞を乗せて歌うという無謀な試みを敢行。まずはその心意気に1票です。そして熱いMCに続き、まるであの名曲を大胆にも解体していくかのような伴奏と歌、間奏では得意のインプロビゼーションを織り交ぜ、これぞ橋本イズムという演奏を聴かせてくれました。もう少し時間をかけてコンセプトを煮詰めたい感じはありましたが、その存在感は絶大でした。
ありがとうございました!

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20番:野中さん「蘇州夜曲」
4回目の登場になる野中さん。前回に引き続きウクレレ組のトリを飾っていただきました。今回は服部良一さんの名曲「蘇州夜曲」をソロウクレレにアレンジ。序盤は固さも見られましたが、途中から素晴らしい演奏を披露してくれました。野中さんのやさしい音色の素晴らしさを存分に生かすことのできる選曲でしたね。演奏終了後には、他の生徒さんからこのアレンジの楽譜が欲しいとリクエストが出るほどのいい演奏でした。お疲れさまでした!

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21番:奥野さん「Triste」
そして今回もトリを飾っていただいたのは、うちの教室のマエストロ・奥野さんです。曲は「トリスチ」をソロギターで。サイレントギターをラインで出し、甘くジャジーな音色を武器に、イントロから雄弁にルバートでフレーズを歌わせ、インテンポに入ってからはそのリズムとコードワークで聴かせる素晴らしい演奏は圧巻。さすがです。自分の個性をしっかりと反映させたその演奏は、他の生徒さんの見本になったのではないでしょうか。次回もよろしくお願いします。お疲れさまでした!

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22番:主宰の西口「Despues de las seis
時間も押していたので1曲だけの演奏とさせていただきました。曲は大好きなアグスティン・ペレイラ・ルセナの名曲「Despues de las seis」。聴衆の皆様には長時間、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。また来年、さらにパワーアップした姿を見せられるようにがんばっていきますので、その時は是非遊びに来てください。

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以下、打ち上げでの様子です。今回の目玉はナダ・プラントとオクノ・ペイジによる「天国への階段」でした(笑)。
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演奏ありがとうございました!

奈良レレ発表会

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昨日、無事奈良ウクレレ部・通称「奈良レレ」の発表会を、ならまちの手作りケーキのお店「のこのこ」さんで行いました。

リハでは心配な部分もあったんですが、そんな心配は杞憂に終わり、本番に強いところを全員が見せてくれました。素晴らしい!
おかげさまで凄く楽しい一日になりました。
そして生徒さんたちの成長に感動しました。
みなさん、本当にお疲れさまでした。
そして会場に足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。

来月からまた新人さんも入ってくるらしいので、これからもがんばっていきましょう!

奈良レレ活動最後の模様はこちら→「奈良レレ・ファイナル

第6回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会/第一部

Apr / 19 / 2009 (sun) 第六回春の発表会にて / 第一部

晴天に恵まれ、多くの方に足を運んでいただいて、スタート時にはすでに満員でした。ありがとうございました。
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司会の主宰・西口です。

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受付を担当して下さった生徒さんたちです。左から酒井くん、隅野さん、片上さんです。長時間お疲れさまでした。

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1番・uncherry ukulele orchestra「Bittersweet Samba」
トップに登場したのは、この日参加してくれたウクレレの生徒さん全員によるウクレレグループ。勝手にグループ名つけました。ごめんなさい。曲はオールナイトニッポンでおなじみの「Bittersweet samba」です。サザンの関口さんと竹中直人さんのアルバム「口笛とウクレレ」のバージョンをカバーしました。この曲を、発表会で、しかも多めの人数でやりたかった。そんな講師の妄想を寛大な生徒さんたちがかなえてくれました。それぞれの個人レッスンで各パートの練習をし、全員で合わせたのは当日のリハーサルのみ。そんな状況でしたが、はじめて合奏したとは思えない仕上がりで、最後まで素晴らしい演奏を披露してくれました。講師のわがままを聞いていただき感謝です。ありがとう~!

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2番・川中さん(左)&山口さん(右)「Minor Swing」
グループでの演奏を終え、そのまま舞台に残っての演奏。第二回から参加の二人は今回で5回目の発表会です。さすがに落ち着いてましたね。本人曰く「今回は緊張した・・・」とのことでしたが、全然そんな感じはしませんでした。ジャンゴの難曲をウクレレのデュオで見事に再現。めっちゃかっこよかった!会場から「お~っ」とどよめきがあがってました。この曲をウクレレでやるといのは、よく考えたらとんでもないことのような・・・次は何をやると言い出すのやら。恐ろしいです・・・。

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3番・三高さん「アイシテル」
今回で三回目の出演です。いつもいい声で素敵な弾き語りを聴かせてくれる三高さん。曲は清水翔太さんの曲です。レッスンではいつも2フレットにカポタストをつけてたはずなのに、本番はつけずに演奏。リハの時に「大丈夫?」と確認したら「大丈夫っす!」と。ほんまかいな?という講師の心配をよそに、レッスンの時よりもエエ声を聴かせてくれました。お疲れさまでした!

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4番・今村さん「風の詩」
初登場の今村さんは、果敢に押尾コータローさんの名曲に挑戦です。この曲はスローなので押尾さんの曲の中では比較的簡単に思われがちなのですが、意外に難しいのです。緊張からか、いつものレッスンどおりとはいきませんでしたが、最後まで無事弾ききってくれました。特に後半はよかったんじゃないでしょうか?次回からはもう少しリラックスしてできると思うので、また是非出演して下さいね。ありがとうございました!

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5番・遠藤さん「Samba de uma nota so」「空に星があるように」
二回目の出演になる遠藤さん。曲は「ワン・ノート・サンバ」をソロギターで、荒木一郎さんの「空に~」をボサテイストの弾き語りで披露して下さいました。どちらもアレンジを自分で考えての演奏で、大人の色気がムンムンに漂う素晴らしいものに。かっこよかった~!特に「空に~」はその少しハスキーな声の魅力もあり、独自のものになっていたのではないでしょうか?素晴らしいです。前回は緊張のあまり、発表会前日は一睡もできなかったらしいのですが、今回は眠れたのでしょうか?(笑)

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6番・高木さん「第三の男」
初登場の高木さんは、エビスビールのCMでおなじみの曲「第三の男」をソロウクレレで披露。初めてとは思えないほどの落ち着きで、この前々日のレッスンの時の方が緊張してたような(笑)。この曲は「やりたい!」という人が多いのですが、Dのキーでアレンジしたものはなかなか難しくて挫折する人が多いんです。でも高木さんは見事に演奏して下さいました。晴れた午後にぴったりの演奏で、窓から見える新緑と見事にマッチしていました。ありがとうございました!

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7番・岡本さん「The Gentle Rain」「星影の小径」
第一回目の発表会から皆勤賞の岡本さん。今回は第一部のトリを務めていただきました。ルイス・ボンファ作曲でアストラッドの歌で有名な「ジェントル・レイン」と、
ちあきなおみさんや、最近ではアン・サリーさんのカバーで有名な「星影の小径」をどちらも弾き語りで演奏して下さいました。うちの教室はボサノバギターの教室のはずなんですが、岡本さんはなにげに今回はじめてのボサ挑戦でした(笑)。でもやっぱりそのきれいな声にはボサノバが似合うと思いましたよ。素敵でした。本人曰く、緊張で手が震えてたらしいのですが、そんな風には見えませんでした。今回もありがとうございました!

第二部に続きます。

第6回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会/第二部

Apr / 19 / 2009 (sun) 第六回春の発表会にて / 第二部

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8番・吉田さん「How deep is your love」
第一部終了後、20分の休憩をはさんで第二部のトップを飾ってくれたのは、初登場の吉田さんです。曲はビージーズの曲で、原田知世さんのカバーを元にアレンジしました。何気にうちの教室では原田知世さんの人気が高いのです。始まる前は「吐きそうです・・・」と言ってたのに、いい感じで弾けてましたね。他の出演者から「声が素敵」とか「印象に残った」との声が聞かれました。ギターもしっかりと弾けてましたよ。素晴らしい!

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9番・佐藤さん「愛は花、君はその種子」
こちらも初登場の佐藤さん。曲はベット・ミドラーの映画「The Rose」の主題歌で、ジブリの「おもひでぽろぽろ」では上記のタイトルで使われています。その曲をインストで弾いてくれました。たんたんとつま弾かれるメロディーがやさしい音色と相まって、なんとも言えない雰囲気に。会場も静かに聴き入っていましたね。演奏終了後には写真のように花束を贈呈されていました。嬉しそうな笑顔がいいですね~。お疲れさま!

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10番・みかさん「戦場のメリークリスマス」
久しぶりに参加して下さったみかさんです。曲は坂本龍一さんの超有名曲ですね。この曲はウクレレで弾くと原曲とは少し違う雰囲気になり、またこの曲の別の魅力が伝わる気がします。演奏が途中で止まってしまったところもあったんですが、気を取り直して最後までしっかり弾ききってくれました。やさしいウクレレの音色が心地よかったです。ご苦労様でした!

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11番・あべゆみさん「Garota de ipanema」「あの日に帰りたい」
初登場のあべゆみさん。 彼女は弾き語りをやりたいということで習いに来て、ずっと地道に練習してこの日を迎えました。歌は元々上手なので安心して聴けました。やはりいい声だし素敵でしたよ。そして課題だったギターも、その歌の魅力を引き出すいい演奏でした。「あの日に~」は聴き惚れたという声が他の生徒さんから聞かれました。今後がまた楽しみですね。これからも頑張っていきましょう!

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12番・西木くん「Meditacao」「Samba de uma nota so」
二回目の出演の西木くんです。曲は「メディテーション」と「ワン・ノート・サンバ」をどちらもソロギター(インスト)で演奏してくれました。前回は緊張から何回も止まってしまったりしたんですが、今回は堂々とした演奏で、見てて頼もしかったです。特に「ワン・ノート~」は、遠藤さんと同じキーなのに、まったく違ったアレンジになっており、非常に楽しめました。個性って出るもんですね~。本当に成長してるな~と感じました。これからも頑張っていきましょう!

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13番・河野慈元さん「Fly me to the moon」「主よ、人の望みよ喜びよ」
三回目の出演となる慈元さん。今回は「Fly~」を弾き語りで、「主よ~」をソロウクレレで演奏してくれました。演奏前のトークで会場を和ませてくれました。演奏の方もいい感じで、特に「主よ~」は、聴いていた他の生徒さんが、次の日に早速楽譜を買いに行ったほどでした。他の生徒さんに影響を与えるなんて凄いですね。これからもこの調子でよろしくお願いします!

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14番・梅原知紀くん「戦場のメリークリスマス」
そして第二部のトリは二回目の出演になるトモキくんです。今回の曲はウクレレのみかさんと同じく「戦メリ」です。しかしこれはあの押尾コータローさんのアレンジのもの。超絶技巧です。タッピングの荒しです。これをやりたいと言われたときは本当にどうしようかと思いました。でも、恐ろしいことに軽々と弾けるようになってしまいました。もちろん会場からは割れんばかりの拍手。次の発表会の時はなにをやることになってるのか・・・楽しみにしてて下さい。

第三部に続きます。

第6回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会/第三部

Apr / 19 / 2009 (sun) 第六回春の発表会にて / 第三部

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15番・久野さん「undiu」「予感」
さらに20分の休憩をはさんで、いよいよ第三部がスタート。トップはおなじみ久野さんです。彼女も岡本さんとともに第一回からの皆勤賞です。今回は<渚にて>というバンドの「予感」と、ジョアンでおなじみの「undiu」の2曲を弾き語りで。「予感」は原曲はシンプルなコード進行の曲ですが、代理コードを多用しての久野さんなりのアレンジを披露。素敵な仕上がりでした。「undiu」はリズムが難しかったようで、弾きながら歌うのに苦労していましたが、本番はバッチリでしたね。今後はオリジナル曲を作ることに挑戦するようなので、ライブデビューも近いんじゃないでしょうか?もうすでにファンもついているので今後の活躍に期待です。

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16番・橋本さん「Samba triste」
こちらも第一回からの皆勤賞のうちの教室のスター・橋本さんです。衣装ですでにOKですね(笑)。演奏前のトークで真摯に音楽への思いを語って下さいました。曲はバーデンの「哀しみのサンバ」。フリーインプロをところどころに挟みながら展開される演奏は、まるでジェットコースターに乗って様々な景色を見せられるかのようでした。かっこよかったです。彼もすでに彼を目的で発表会に訪れる人がいるほどなので、今後の活躍に期待です。6月には僕(教室の主宰)と橋本さんとのライブを企画していますので、是非遊びに来て下さい。

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17番・兵頭さん「Lamentos」「Mas que nada」
「飲んでますか~!」を連呼して会場を盛り上げてくれた兵頭さん。今回で二回目の参加ですが、すでにベテランの雰囲気たっぷりです。曲はピシンギーニャの名曲「ラメント」と、アッパーな雰囲気の「マシュ・ケ・ナダ」。元々クラシックギターを習ってらしたので、運指はしっかりしてるし、そのスムースさは素晴らしいですね。歌も上手だしいうことないです。この日は少し固かった?もしくは飲み過ぎ?たのかいつもよりさらにアッパーな演奏になってましたね。いい演奏でした。素晴らしい!5/26(金)に僕(教室の主宰)と一緒にライブをしますので、是非遊びに来て下さい。お待ちしています!

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18番・内海くん「Samba do aviao」「Felicidade」
今回が三回目の登場になる内海くん。曲はジョビンの「ジェット機のサンバ」と「フェリシダーヂ」。「ジェット機~」はバーデンのバージョンのカバーです。でもバーデンとは違う内海くんらしい繊細な表現になっててよかったです。「フェリシダーヂ」は僕もよくライブで弾く曲で、レッスンの時よりも少し走ってましたがとてもいい感じでした。弾き終わった後の眼鏡越しの上目遣いがよかったですね~(笑)。次回も楽しみにしています!

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19番・野中さん「星のレイ」
ウクレレ部のトリを務めてくれたのは、三回目の発表会になる野中さんです。今回はハワイアンの名曲「星のレイ」をソロウクレレで披露です。そのソフトなタッチで奏でられる極上の響きは、会場をうっとりさせてました。見に来てたウクレレの生徒さんたちが興奮してましたよ。オープニングの「ビタースィートサンバ」でもスパニッシュ風のソロを見事に決めてくれてましたし、うちのウクレレ部のエース的存在です。これからもよろしくお願いします。

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20番・奥野さん「Here,there and everywhere」「My way」
今回も生徒さんのトリを務めていただいたのはマエストロ・奥野さんです。今回はビートルズの曲をサンバ調のソロギターアレンジで、「My way」はお得意のジャジーなアレンジで聴かせてくれました。その滑らかなギターワークは特筆もの。大人の魅力全開です。安心して音に身を委ねることができました。今回、サイレントギターを使用しての演奏だったので、お客さんはそれにも興味津々といった様子でした。先日、一緒にライブをさせていただいたのですが、そのときも素敵な演奏を聴かせて下さいました。お疲れさまでした!

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ゲスト・筒井タケオさん&北山悠祐さん
今回のゲストは大阪のボサノバ界の貴公子・筒井タケオさんと、チェロ奏者の北山悠祐さんの素敵なデュオでした。船場の我楽茶堂で彼らのライブを聴いて以来のファンで、今回無理を言って出演していただきました。やはり生徒さんたちの評判もよく、特に女性陣からは「素敵でした~」との声が多数聞かれました。

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そして最後によせばいいのに僕も加わってセッションさせていただきました。気持ちよかった~。ありがとうございました!

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そして最後に恒例の主宰である僕の演奏です。

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この日は最近ライブではあまり使用しなくなった自作のギターで演奏しました。ま、それには少し思い入れがあり、そのことは演奏前のMCで伝えたので、生徒のみなさん、今後ともよろしくお願いいたします。

そしてオマケの打ち上げ風景です。
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緊張も解けて和気あいあいの宴会風景です。

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うちの宴会部長二人によるアラフォー・デュオ。曲はもちろん80’sの名曲たち(笑)。盛り上げていただいてありがとうございました!

今回も集合写真を取り忘れてしまいました・・・ごめんなさい。秋にはさらにパワーアップした発表会ができるようにがんばりますので、その時はまた是非皆様と一緒に素晴らしい時間を過ごせたらと思います。お楽しみに!!