2週間で読めるの?カエターノ本

カエターノ本を図書館で借りてきました。

カエターノ本と言えば、周りのカエターノファンも買ってないと言う分厚い本なんです。詳しくは以前のブログ→「猫のワインと噂のカエターノ本」をご覧ください。

そう言えばアレ読んでみたいなと思って、図書館で予約して借りてきたけれど、すごく新品の様にキレイなので「もしかして誰も借りてない?」「読んでない?」「大阪の図書館では人気ない?」「専門的すぎる?」などなど思ってしまった。

中身を見ると写真は一枚もなく、文字がぎっしり。上下段になってまして、私の様な読むのが遅い人間には2週間で読めるのか心配になってきました。たぶん読めない。

でもチラッと見たけど面白そう。もし2週間で読めなくても次の予約者がいなければ延長できるし、少しずつ読んでみようかなと思ってます。

さて、本当に読み終わるのか・・・!

追記:読み始めたらめちゃくちゃ面白いです。2週間でななめ読みしたけれど、もう2週間延長できたので(借りたい人いない?)借りてきて読み切りました。カエターノがこれだけ沢山の事を書きたいと思うエネルギーが凄い。当時の空気感が伝わって面白いです。(自分がブラジル人で読みたかった!)字が多いと恐れていたけれど、私にはだいぶ楽しい本です。カエターノが17歳の時にジョアン・ジルベルトの「Desafinado」を聴いて今があるのか・・・と思って。しかしこの本、私の周りであんまり読んでる人がいないのが辛いところ。カエターノ・ファンは多いんだけどなー。

カエターノのSamba de Verão

教室でも人気曲の「Samba de Verão」。カエターノのバージョンです。

カエターノの声が好きなせいか、まったりとした「Samba de Verão(サマー・サンバ)」もいいなと思いました。リオのもろ観光地の映像もいい感じ。これからブラジルは夏ですもんね。

日本はこれから冬へと向かっていくので、大阪もだいぶ寒くなってきました。紅葉にはもうちょっとだけど、秋に聞く「Samba de Verão」も楽しいです。

カエターノの「コラソン・ヴァガボンド」をソロギターにアレンジ!

Caetano Velosoの名曲「Coração Vagabundo」を弾き語りじゃなくてソロギターにしてみました。

好きな曲だけど、僕は歌が苦手なので、ギターソロにアレンジする事が多いです。この曲もそんな曲の一つ。今年の7月の交流会で演奏しました。

カエターノご本人が歌っている動画はこちら↓

この曲好きだけど弾き語りは無理!って言う生徒さんは、ぜひその曲を自分でギターソロにアレンジする事を学んでみてください。そんなレッスンもしてますよ。

追記:後日、楽譜も出来ました。→「Coração Vagabundo 楽譜」をチェック。

関連タグ→「カエターノ・ヴェローゾ」をチェック。

追記2:その後、好きな弾き語りの曲をソロギターにアレンジしてみたい!と言う生徒さんがちらほら増えてきました。「今まで楽譜みて弾くだけやったからな・・・。」「けっこう難しいなぁ。」などなど言ってますが、めちゃくちゃ楽しそうです。ソロギターとして弾きやすいコードに移調したり、人それぞれ曲によっても違いがあって面白いです。

猫のワインと噂のカエターノ本

天満橋のワインとレコードのお店「サルビス」へ行ってきました。

犬のエチケットのワインがありました。カワイイなぁ。

こっちは猫。日本のワインで、ワイナリーで保護した猫の名前がついてるそうです。これは赤ワインの「ブッチ」。猫好きでワイン好きの友人夫婦にクリスマスプレゼントとして購入しました。人気のワインだそうですよ。

“猫のワインと噂のカエターノ本” の続きを読む

一周忌 再びジョアン・ジルベルトに感謝!サルビスにて

7月はジョアン・ジルベルトの一周忌と言うことで、ジョアン好きが天満橋の「salvis wine&records」に集まって『ジョアン会』を行いました。

ジョアンの生写真がお出迎え。うーん、いい写真・・・。

まずは2000年に発表されたカエターノ・ヴェローゾのプロデュース「João Voz E Violão」をかけつつ、ワインで乾杯!色々沁みるな~。

最初に冷たいスープが運ばれてきました。

他にも魚やお肉料理までコースでいただきました。サルビスの料理は初めて食べたけど、噂通り美味しかったです。

BGMはもちろんジョアン。こちらは 「Amoroso 」。

裏ジャケにこのジョアンを撮影した、写真家・土井弘介(どい ひろすけ)氏のサインがありましたよ。お宝レコードですね。最初に出てきた白黒写真と同じ日に撮ったものだそうです。貴重なお写真を拝見できて嬉しかったです。

同じ内容のレコでも最後の曲だけ違うなど、面白い話を聞かせてもらい・・・

聴き比べをしました。

このジャケの真ん中のジョアンは「ジョアンじゃないみたい」で面白い。

次は貴重なシングル盤を聴かせていただきました。

ジャケが小さくてかわいいな~。

色んなジョアンの顔が。当時のデザインは今見るとチープだけど味がある。

出たぁ~ドーナツ盤!(真ん中の大きな穴が特徴です。)7インチを久しぶりに見ます。アルバムと同じ録音なんだけど、確かに音のバランスが違う様に聞こえました。面白いですね。

シングル盤も一枚一枚聴きごたえがありました。

集まったみんなの「ボサノバとの出会い」や「ジョアンが好きになったきっかけ」などを聞いて、生のライブを見てからハマた人や、若い頃は全然好きじゃなかったけど、大人になって好きになった人など、それぞれあって面白かったです。

最後は生演奏で田辺さんがボサノバスタンダードを演奏してくれました。この日にふさわしいいい演奏でみんなうっとり。ボサノバ弾き語りいいな。

こんな機会をくれたサルビスの野口さん、またレコードを持ってきてくれた橋内さん、あと、ギター持参で演奏してくれた田辺さん、本当にありがとうございました。集まった皆さんとも話が出来て、楽しかったです。

そしてジョアン・ジルベルトに改めて感謝!それ以外の言葉が見つかりません。

関連ブログ→(ジョアン・ジルベルトに感謝!