Brad Mehldau / Largo

今日の一枚「Brad Mehldau / Largo」。

昨夜の突然の体調不良により連続更新が途絶えましたが、今日からまたあらためて。

2002年作。ジャズピアニストによる非ジャズ作品。
どんなジャンルでも発売当時に絶賛されていた作品は、後から聴くと古臭く感じる作品がけっこう多いけど、これは今聴いてもかっこいいと思います。
ロック的なリズムや実験的なアレンジ、その中で弾かれるピアノソロはしっかりアウト感があってなかなか素敵です。

2061[1]

Grant Green / Green Street

今日の一枚「Grant Green / Green Street」。

ピアノレスのギタートリオ盤。
とくれば、ギターの華麗なコードワークとか聴けそうなもんなのに、テーマ&ソロの部分ではほぼ皆無。
かろうじてベースソロの伴奏で若干コードを弾いている程度。思い切りが良すぎる(笑)。
しかも手垢にまみれたお得意のブルージー単音フレーズばっかり。ジム・ホール先生とはある意味対極。
でもこれが一度はまると中毒のように気持ちいいねんな。ある意味めっちゃ難しいことをしてると思う。
ワン&オンリーってこういうことなんか。素晴らしい。

2045[1]

The Monty Alexander trio / Zing !

今日の一枚「The Monty Alexander trio / Zing !」。

ジャマイカ生まれのピアニストの23歳の頃の録音。
ジャズピアノトリオなんだけど、どこかクスっと笑ってしまいそうな絶妙な外し方は、やはりジャマイカ人のなせる技なのか?素敵すぎる。
「荒野の七人」のテーマもやってて、これもかっこいいんだけど、聴いてるとなぜか和んでしまう。
粋なピアノアルバム。ジャケのにやけ顔も素敵(笑)。

2043[1]

Michel Legrand / Legrand Jazz Alpha Plus

今日の一枚「Michel Legrand / Legrand Jazz Alpha Plus」。

シェルブールの雨傘で有名なルグランが、マイルスやコルトレーン、ビル・エヴァンスなどを従えて製作したモダンジャズオーケストラの名盤。
ルグランの秀逸なアレンジの上で歌うような各プレイヤーの熱演が素晴らしい。
ルグランだからなのか、やっぱりどこか映画音楽っぽく感じます。
地味だけど素晴らしいいぶし銀ギタリスト・バリー・ガルブレイスのプレイが聴けるのも嬉しいです。

2035[1]

Jim Hall / LIVE!

今日の一枚「Jim Hall / LIVE!」。

現代ジャズギターの父、ジム・ホールの’75年カナダ・トロントにおけるギタートリオでのライブ盤。
独特のこもったトーンで繊細に大胆にフレーズを紡いでいきます。
ニュアンスの付け方が抜群に上手いソロも凄いけど、バックに回ったときのコードワークがまた見事。名盤です。

2027[1]

関連ブログ→「Paul Desmond/Take ten