Thelonious Monk / Alone in San Francisco

今日の一枚(日付け変わったけど…)「Thelonious Monk / Alone in San Francisco 」

タイトルどおりのソロピアノ。自身のオリジナルでは不協和音に極端な間、唐突なアクセントなど実験色満載なモンクだけど、スタンダードを弾く時は驚くほど素直な演奏が多い。余計なテクニックを見せようともせず淡々と弾くので、かえって曲の良さがダイレクトに伝わることが多い。特にこの作品は聴きやすく、グッとくる演奏が多いです。名盤。

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The Kenny Clarke – Francy Boland sextet / Calypso Blues

今日の一枚「The Kenny Clarke – Francy Boland sextet / Calypso Blues」。

ラテン・ジャズなんだけど、暑苦しくなくあんまり明るさを感じない不思議な作品。怪しい場末感もあり。斜に構えたというか、外す美学というのか。僕が粋だな~と思うのはこういう音。サヒブ・シハブのフルートがかっこいい。「Wives And Lovers」の妙に醒めた感じのするアレンジも好き。

1967[1]

Chico Freeman / Spirit of sensitive

今日の一枚「Chico Freeman / Spirit of sensitive」。

70年代後期のロフトジャズを代表するテナーマンの傑作バラード集。
チコのサックスとともに、セシル・マクビーのベースの包み込むような音色とラインが素晴らしい。
テナーのロングトーンが消え入る瞬間がたまらない。

1963[1]

Kenny Burrell vol.2

今日の一枚。「Kenny Burrell vol.2」

自分の中で、ジャズギターというイメージのど真ん中の人。
のっけからコンガの絡むご機嫌なナンバーで引き込まれます。
いぶし銀という言葉が似合うギターです。

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