新人さんあるある

最近の新人さん「あるある」まとめてみました。

〇チューニングが難しい。(いつの間にか出来る様になるけど。)

〇足台に違う方の足をのせてしまう。(これはベテランさんも発表会で緊張したら割とある。)

〇手もと見てたら楽ふを見ず、楽ふ見てたら手もとを見れず・・・笑ってしまう。

〇レッスンで新しい事を一つ教えてもらうと、もうお腹いっぱい。

〇部屋の温度にかかわらず汗が止まらない。(これはベテランさんもあるなー。)

〇コードチェンジが2小節ないと、1小節ずつで変わる場合、追いつかない。

〇レッスンで新しい曲に進んで、その曲を聴いて楽譜を見て「むずかしそうー!」「コード増えてるやん!」と思わず声に出して言ってしまう。

〇1個できたら、1個ぬけていく。(これはベテランさんも「1曲覚えたら1曲忘れる」って言ってました。)

皆さんは何個当てはまりましたか?最初は「レッスンに行ったら100点」と思ってなんとか行くのがいいそうです。(ベテランさんからのアドバイス。)

なんやかんや言って笑い声が聞こえてくるレッスン。「小指とか薬指とかが、動かなすぎて自分の指なのかと思う」って言ってました。分かる人多いんじゃないかな?

ちなみに、チューニングは『家で地ビール』で覚えるといいそうです。い=E、え=A、で=D、地=G、ビー=B、ル=E、(最後はちょっと?)生徒さんから教えてもらいました。

今年は12月で紅葉が見ごろに。教室の発表会のフライヤーは、いつも紅葉のデザインだけど、もう紅葉=10月じゃないかもしれないです。

楽譜ファイル 直接書き込める

新しく入った生徒さんにオススメした色々書き込める楽譜のファイル。

「さっそく買ってきました!」と持ってきてくれました。歌わない派のソロギターコースを選んで通ってくれています。たぶんこんな難しい楽譜持っていると言う事はギター経験者の新人さんかな。

楽譜をファイルにはさんだまま書き込みができるんです。

バイダー式なので、曲が増えてきた時の整理整頓も便利ですし、オススメしています。

そんなに使っている生徒さんは多くないけれど、買った人はみんな便利と好評!下にリンクを貼っておきます。他にも4面の楽譜入れで書き込めるものとか色々あるので長い曲をやる人はそちらもいいかもしれません。

詳しくはこちら→「Amazon 楽譜ファイルA4」をご覧ください。

発表会のステージに立つ人、聴きにくる人

過去に発表会を見に来た新人の生徒さんが「あの人たちは普段、何をしている方なんですか?」と言う質問がありました。夫は質問の意味が分からず「普段は?何を?と言いますと・・・?」と聞きかえしていたけれど、私(楽器を弾けない者)には質問の意味がすごくよく分かりました。

つまり「プロですか?」「音楽で生活しているんですか?」「どうしてあんなに弾けるんですか」と言いたい。そういう意味なんです。

そんな中、出演している生徒さん達は「あ~、毎年後悔ばっかり」「当日、これの半分くらいでも弾けたらな」とか、発言が弱々しい!だいぶ舞台裏は違います。

見に来た生徒さんの羨望のまなざしと、出演している生徒さん達のギャップがすごいです。毎回、発表会をお手伝いしている中で、この差はなんなんだろう???と思っています。

ステージに立ってる生徒さんは自分が特別な人とは思ってない、たぶんそうなんです。あんだけ弾けるけど、それがすごいとは全く思ってない。たぶん。新人さんなんか特に。

「人はストロングポイントがコンプレックスになる」と聞いた事があります。例えば美人な方は容姿にコンプレックスを持っている人が多い。

教室で言えば「ギターがコンプレックス」と言う事になります。ギターが弾けるけど「まだまだ・・・」と思っている人が多いんです。

今年もそのギャップを見る事になるのかな?だいぶ面白いです。

今年の発表会に初登場する新人さんも以前は発表会を見に来ていた方々。その時は「自分が出るなんて考えられない」って言っていた人達です。でも今年ステージに挑戦!きっと緊張するだろうと思うけど、もともとギターなんて弾けなかった人間がここまで来たんだし、あんまり周りは気にせず自分の演奏を楽しんでほしいなと思っています。頑張れ新人さん!そしてもちろんベテランさんも!

写真はステージから撮ったものです。一般の方も聴きに来る事ができます。入場無料ですしよかったらぜひ!

頑張れ!新人さん。初めてのチューニング。

初心者あるあるとして、ギターのチューニングに苦戦する人が多いです。「めっちゃ時間かかる。」「なかなか合わない。」と言う人も。でもそんな方々も一年経つ頃にはチューニングなんか普通に出来る様になっているから面白い。

最初は小さかったギターの音も、大きな音が聞こえる様になってきて、一年は貴重です。

「ちょっとだけ上達した気がする。」と言ってくれる人もいれば、「あんまり実感ないなぁ。」と言う人も。「でもここまできてやめたくないです。」って笑っていた人もいました。この間「最近、夫に上手くなってるって言われて・・・。」と嬉しそうな方がいました。嬉しいですね。

真面目な人が多いけど、講師も真面目で、どんどん教えなきゃ悪いと思って教えてくるので「先生、今日はもうこれくらいで・・・お腹いっぱいです。」とか「基礎練習イヤやけど、いちおうやってきました。」とかはっきり言う人が多いです。上手く先生とコミュニケーションをとって、自分のペースで楽しさを失わない様に通うのがコツなのかな。

今年から習い始めた初心者の生徒さん達も、最初はチューニングから。ライブや発表会とかも見に来てくれるみたいで嬉しいです。石の上にも三年で頑張れ!新人さん。

ギター初心者でボサノバギターをはじめた皆さんへ

毎年、ギター初心者の生徒さんが習いに来てくれています。

皆さん色々で・・・
「(レッスン)20分でもうお腹いっぱい」
「息してなかったわ」
「自分の指やのに動かなーい!」
「違う弦、弾いてた・・・」
などなど言いながら、せっせと頑張っています。

最初の頃は、上達している事が分かりやすい時期ではあるけれど、早く曲が弾ける様になりたいと焦るのは禁物。

よく初心者の生徒さんに言ってる事をまとめてみました。

・今はギターになれる事が大切
・焦らない
・手首や肘が痛い場合はダメ

この3つです。

ギターに慣れること

ギターと言う楽器を弾き始めたばかりなので、まずはギターに慣れる事が大切。もっともっと早く色々やってみたいと言う気持ちはあるけれど、焦りは禁物。
ボサノバのリズムも、最初はベタなリズムで弾ける事が大切。出来る様になったら、さらにもっと軽やかな、かっこいいリズムに挑戦していきます。まずはギターに、コードに慣れる事が大切。
変な癖がつかない様に練習していきます。(最初に変な癖がつくと、あとで修正しようとしてもすごく難しいので。)

焦らない

これは本当に重要。「焦らない。」
出来ない事を今から学ぼうとしているので、まずは「出来ない事が当たり前」と思って、指が動かない自分を笑いながら、練習してもらえればと思います。
焦らず、少しずつ。一歩一歩やっていった方が結果的には近道。
だいたい教室に来ているベテランさん達が口をそろえて言うのは「こんなに長く教室に通うなんて思ってもみなかった」って言うんです。そんなに長く習うつもりもなくて、ちょっとギターが弾けたらいいなと思って来た人、そんな人達があれだけライブとかで弾ける様になっているので、安心して、焦らず、一日ちょっとでもギターを弾いてもらえればと思います。

手首や肘がいたい場合はダメ

ギターを弾いていて手首が痛いとか、肘が痛いとか言う場合は弾き方が間違っている証拠。痛いと思ったら弾かない事。痛いと思ったら、練習をやめてください。根性論で必死に何回も力任せに弾いてみても上達はしません。レッスンに来た時に相談してくださいね。

以上、新人さんへのエールとして、まとめてみました。

眠ってるクラッシックギターないですか?

ちなみに新人さんでクラッシックギターを持っていない方には、「周りに使ってないクラッシックギターを持っている人がいないか聞いてみて。」って言ってます。

買う前にまずはクラッシックギターを持て余している人がいないか聞くと、親戚の人だったり、両親の友人だったり、クラッシックギターを持ってるけど、今は使ってないって人がけっこう日本にはいます。

過去に僕よりいいギターを「これ使えますか?」って持ってきた生徒さんがいて、ビックリしました。楽器は弾いてあげないと可哀そうなので、ぜひ探してみてください。

とにかく新人さん達が順調に成長して、いつか、誰かに、ボサノバギターを聞かせる時がきたら素敵ですね。毎年、発表会でも新人さんが何人かデビューしてますし、今後が楽しみです。

今年は桜が咲くのが早い!来週には満開かな?