パリ散歩気分?藤田嗣治ゆかりの地をめぐる本

美術館へ行くといつもポストカードを買って、教室にひっそり飾ってました。

その中から一番生徒さんに声をかけられたポストカードがこちら。

藤田嗣治の<カフェにて>です。京都国立近代美術館に行った時のものです。

レッスンの帰り際に見つけた生徒さんから「藤田嗣治展、よかったですよね。」とよく声をかけられました。フェルメールの時もそんなに声をかけられなかったから、それだけインパクトがあったのかな?

実際、フジタの絵はあんまり好きじゃなかったのに、見てすっかり感動してしまいました。生徒さんの中にも「意外と良かったですよね。びっくりしました。」と言っていた人がいたし、私みたいに生の絵を見て感動した人が多かったのかもしれません。

そんなパリに愛されたフジタの本を先日、本屋さんで見つけました。

「藤田嗣治 パリを歩く」。

20世紀前半、ピカソやモリディアーニなどとともに「エコール・ド・パリ」のど真ん中で活躍した日本人画家・藤田嗣治。
パリ留学時代にフジタの絵画と出会った第一人者が半世紀を経て、いま改めて藤田の足跡を訪ねる。
パリと郊外のアトリエ、最期を迎えたチューリヒなど藤田にゆかりのある街に赴き、暮らした家や制作現場であるアトリエ、仲間と議論したカフェなどを訪ね歩く。

Amazonより

こんな感じで1日の歩く地図が載っていて、フジタがどんな所で暮らして、どんな人と交流があったのかなど、解説してくれる本です。

当時の貴重な写真や、今のパリの街並みなど写真もいっぱい。

パリでの朝食や、フジタとは全然関係ない著者のパリでの思い出話などもあって、エッセイの様な感じです。

もちろん藤田の絵もけっこう載ってます。ピカソやルソーの絵なんかも関連があるものは掲載されていて面白いです。

ちなみにこちらの絵<私の部屋、目覚まし時計のある静物>も生で見たけど、すごいエネルギーあふれる、不思議な静物画でした。フジタ独特の色彩もよかったな。

以上、ちょっと教室で話題になったので、フジタ本をアップしてみました。興味のある方はぜひ購入してみてください。最後の「シャペル・フジタ」のフレスコ画なんかは、なんだか切ないですが、行ってみたい気分になります。オススメですよ。

追記:「フジタの絵、部屋に飾りたいなー。」と夫。「それはちょっと・・・」と私。好きな絵と部屋に飾りたい絵って違うんですよね。笑。夫の方がフジタ好きかも。