生徒さんがBill EvansのCDを持ってきてくれました。

毎回よくオススメのCDを持ってきてくれる生徒さんがいて、今回ビル・エヴァンスのCDを持ってきてくれました。

アルバム名「Bill Evans & Monica Zetterlund / Waltz for Debby」です。

自分も持っていると思いきや持ってなかったので、お借りしました。久しぶりに聴くとすごくいい。こんなアルバムはいつでも聞ける感じ。ビル・エヴァンスのピアノもモニカ・ゼタールンドの歌声も好きです。

昔は「Waltz for Debby」はインストじゃないと・・・って思ってたけれど、歌ものの「Waltz for Debby」もいいなと思いました。

ジャケもかっこいい。

裏ジャケ。

こっちのセピア色の奴もいいです。

今回も持ってきてくれた生徒さんに感謝!ありがとうございます。

映画 BILL EVANS TIME REMEMBERED

映画「BILL EVANS TIME REMEMBERED」見に行ってきました。 アメリカのジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンスの生涯を追ったドキュメンタリー。

ビルのファンとしては本人が当時を語る声も聞けますし、マイルス・デイヴィスやスコット・ラファロとの貴重な映像、 数多くの関係者の証言など見れて楽しかったです。でもこの時代のジャズメンにありがちなドラッグや女性関係など浮き沈みの多い人生を追っていくと、一人の人間としてのビルも感じました。人間性はあんまり好きじゃないかも。それでもとにかくビルの音楽が素晴らしいのは、まちがいない。音楽的にはやっぱり好きなアーティストだと思いました。

ビル・エバンスの映画とメガネ

教室でも人気のビル・エヴァンス。モダン・ジャズを代表するピアニストで、僕ももちろん大好きです。そのビル・エヴァンスの映画があるそうです。
こちら→「BILL EVANS TIME REMEMBERED
ビル・エヴァンス生誕90周年記念公開だそうです。楽しみですね。
追記:その後見てきました。→「映画 BILL EVANS TIME REMEMBERED

あとビル・エヴァンスのメガネの復刻販売があるみたい。
こちら→「ビル・エヴァンスのメガネ復刻販売
僕はメガネが大好きなんで、めっちゃ気になります。欲しい・・・


写真はジム・ホールと一緒のビル。レコードの中ジャケで気に入ってます。

パコ先生とシーモア先生のDVD

去年の秋ごろ見た映画「灼熱のギタリスト パコ・デ・ルシア」と「シーモアさんと、大人のための人生入門」のDVDが出ていたのでAmazonで購入。

あらためて見直してみて、シーモアさんの方は映画で見た時と同じように感じ、再び感動に包まれました。

パコの方は映画で見た時よりもずっと感動が深かったです。最初に見た時には気づかなかった部分もあったのかな?見終わった時にはしばらく放心状態でした。

あ、スピーカーのいいやつで見たからか?!やっぱり音がいいと感動も違うんかな。また見ようっと!

映画「シーモアさんと、大人のための人生入門」

映画「シーモアさんと、大人のための人生入門」を見に行ってきました。
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最近見たパコの映画に続いて、音楽を題材にしたドキュメンタリー映画。これが大当たりでした。

パコの映画は、天才と呼ばれた一人の音楽家の内面や恐れ、戸惑いなどとともにその演奏の凄まじさを伝えるまさに伝記映画でしたが、これはもう少し違うタイプの映画でした。

50代でコンサートピアニストを引退し、その後、ピアノ教師として後進の指導にあたってきた現在89歳のシーモア先生が説く人生の指針とも言えるような映画でした。僕にとっては金言ばかりでした。

最後の10分間は恥ずかしながら涙が止まらなかった。映画館で泣くおっさん。気持ち悪いよね(笑)。でもマジ泣きしました。嬉し涙というか。ジャンルもレベルも全然違うけど、同じく音楽を教えることを生業としている者として、また一人の音楽を愛し演奏する者としてすごく勉強になったし励まされたというか。また、音楽を通して人生を豊かにするための哲学を教えてもらったような気持ちです。

細かい内容は今後見る人のためにここでは書かないけど、一人でも多くの人に見て欲しいと思っています。大阪は現在梅田シネリーブルで上映中。是非。