Euridice(ユリディス) / ヴィニシウス・ヂ・モラエス(Vinícius de Moraes)演奏してみました。

ボサノバの作詞家として超有名なヴィニシウス・ヂ・モラエス(Vinícius de Moraes)が、作曲したワルツの名曲「Euridice(ユリディス)」を演奏しました。

アレンジは僕の大好きなバーデン・パウエルです。江部賢一さんの楽譜で練習しました。ぜひ最後まで聞いてください。

今週末のライブでも演奏する予定です。よかったら、ぜひ聴きに来てください。

土曜のランチ後に、のんびり聴いていただければと思います。予約や前売りもありませんので、お気軽に。お待ちしております→(ライブ詳細)をチェック。

サルビスでのバーデン特集、無事終了しました。

天満橋にあるワインとレコードのお店「salvis wine&records」 でのイベント「Salon de Bossa nova & wine & records 」無事終了しました。

今回はサルビスの野口さんのリクエストで「バーデン・パウエル特集」として開催しました。(当日のメニューには表記が「バーデン・パウエルに捧げる会」になっていて、さらに野口さんの熱いバーデン愛を感じました。笑。)

まずは演奏。

Deixa」「Lamento」などバーデン・パウエルゆかりの曲を演奏しました。

休憩をはさんで、「バーデン・パウエルってどんな人?」って所を夫婦で簡単に解説しました。初めてだったので、分かりやすく解説できたかな?

解説より分かりやすいご本人の音源の方は、家からバーデンのレコードをいっぱい持っていってかけました。初期の頃の女性ボーカルの伴奏なんかをしていた頃のものから、全盛期のかっこいいライブ演奏まで、色々とかけていきました。

やっぱりバーデン・パウエルにとって、ヴィニシウス・ジ・モライスとの出会いは大きかったと思ったので、「アフロ・サンバ」とかその辺の話もしつつ、教室でも人気の「ビリンバウ」などを紹介していきました。

バーデン全盛期のかっこいい音源をみんなで聴いて楽しかったです。

その後、再び演奏に戻って、バーデンの話もしつつ、1曲1曲演奏していきました。

今までやった事のない感じの演奏&解説コーナーでしたが、けっこう楽しかったです。

ご来店いただいた皆様、本当にありがとうございました。 サルビスの野口さんには今回も本当にお世話になりました。ありがとうございます。あと、私たち夫婦の解説している姿を撮ってくれたダブルY子さん達!ありがとうございます。

また機会があればやってみたいと思います。その時はよろしくお願いいたします。

今後のライブ情報はこちら→「live-schedule」をチェック!

追記:リハーサルで演奏してる動画をアップしました。→「Samba Triste(悲しみのサンバ)」ご覧ください。

ゲッツ / ジルベルト 名盤の誕生 レコードじゃなくて本の話なんです。 

本屋さんでたまたま見つけた本。

「ゲッツ / ジルベルト 名盤の誕生」。昔からあった本だったのかな?と思って最後のページを見ると・・・

「2021年4月8日初版発行」とありました。そうか、最近の本なんだ。

目次を見たら「イパネマの娘」とか「ドラリセ」とかボサノバファンにとっては、なんだか楽しそうな感じ。

そして、購入するであろう年齢層を考えてか、時代の流れなのか、文字がデカイ!ちょっと違和感があるくらい大きいです。読みやすそう。

写真もあります。こーゆー所は文字も小さくてデザイン的。

当時の貴重な写真や、若かりし頃のジョビンの男前な写真なんかもありました。

ボサノヴァを世界中に浸透させた『ゲッツ/ジルベルト』。その名盤たる所以を詳細に解説した一冊。

1964年3月リリースされ、世界中にボサノヴァ旋風を巻き起こした、スタン・ゲッツ(sax)とジョアン・ジルベルト(vo、g)のコラボレーションによるアルバム『ゲッツ/ジルベルト』を詳細に解説した注目の一冊。
ジャズとボサノヴァを見事に融合させたこのアルバムは、いかにして名盤になり得たのか。アストラッド・ジルベルトが歌った「イパネマの娘」はなぜ世界中で大ヒットしたのか。
ジョージタウン大学のブラジル史教授である著者ブライアン・マッキャンが、その歴史的背景と制作過程を丹念に振り返ることで、『ゲッツ/ジルベルト』の名盤たる所以を探る。

シンコーミュージック・エンターテイメントより

この本、なぜか本屋の「ヒップホップ」のコーナーにあったんだけど、見つけて良かった。興味のある方はぜひ!

シンコーミュージックはこちら→「ゲッツ/ジルベルト 名盤の誕生」をチェック。

※過去のブログ→「ゲッツ/ジルベルト

追記:ボサノヴァ好きにとってはサラッと読めるし、すごく楽しい本だったので生徒さんにもオススメしてるけど「買いました。」って言われた事はまだないです。笑。

Baden Powellのレコード購入

お正月に、いつも行く中古盤屋さんで自分へのお年玉がわりにレコードを購入。

Baden Powell/De Baden para Vinicius
ライブ盤。録音状態はあまり良くないけど、その分臨場感があって、バラード系はなぜか泣ける。当たりでした。


Toquinho/Sonho dourado
こっちは大外れ・・・ムード歌謡やん。B面に「Barcelona」という曲があり、それに興味をそそられたんですが、ジャケットのダサさで気づくべきでした・・・。

追記:トッキーニョで一番好きなレコードは・・・関連ブログ→「TOQUINHO TOCANDO」をご覧ください。トッキーニョが歌ってない、ソロギターのアルバムです。ずっと聴いてます。

こっちは面白そうなので買ってきた古本。

嫁が先に読んでなぜかショックを受けていました・・・「文中にある『カリオカ的ユーモア』についていけない」とのこと。(笑)でもめっちゃ早く読み終わってた。けっこう楽しそう。

本「三月の水」

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前書きに、「正直に言ってMPB(ムージカ・ポプラル・ブラジレイラ。1960年代後半以降のブラジルの多様な大衆音楽)のファンではない。ミルトン・ナシメントも聴かないし、カエターノ・ヴェローゾも聴かない(こんなことを書くとあちこちから石が飛んできそうではあるけれど)。突き詰めて言えばボサノヴァのファンでさえないかもしれない。ただ、トム・ジョビンとジョアン・ジルベルトとヴィニシウス・ヂ・モライスを中心とする一部の真に個性的で創造的なミュージシャンの音楽をどうしようもなく愛しているだけである。」と書いてあって、思わず笑ってしまった。

僕もカエターノは聴くほうだけど、「ブラジル音楽はなんでも大好き!」という人は「ちょっと違うな~」と思うので、面白くなって買ってしまいました。今から読むのが楽しみです。

ボサノヴァファン憧れのリオ巡礼?を僕もいつか(できるだけ早く!)したいです。そんな僕のような人達のために、治安の危なさも含めてリオ案内も書いてくれているので、ゆっくり・じっくり読んでいきたいと思います。