4/22発売 「ジョアン・ジルベルト読本」を探して

本日発売の「ジョアン・ジルベルト読本」。本屋さんでちょっと見てみようと思って散歩がてら行ってきました。

ボサノヴァの原点にして頂点──
ジョアン・ジルベルト、その真髄に迫る

“ボサノヴァの法王”、ジョアン・ジルベルトの魅力を掘り下げるガイドブック。没後に公開された音源などの新情報を網羅しつつ、曲・声・演奏・音響・詩などをテーマにした記事を軸にその軌跡をたどります。ライヴでのみ披露された曲などを含む全曲解説つき。

株式会社ミュージック・マガジンHPより

芸術コーナーじゃなくて音楽雑誌コーナーにありました。

本は本屋さんで買う。本屋さんが無くなったら困るから。微力ながら応援の意味をこめて。

今週は仕事で忙しくて読む時間はないけれど、GWの楽しみにします。

ギターってどうやって日本にやってきたの?「ギターから見た近代日本の西洋音楽受容史」。

本屋で立ち読みして気になって買った本。

帯にもあるけど、黒船とともにギターは日本へやってきた様子です。

ギターが初めて日本に持ち込まれて演奏されたのは、江戸時代末期。初のペリーの黒船来航の翌1854年(寛永7年)、二度目に来航したペリー率いるアメリカ艦船の乗組員によるもので、幕府役人との交歓会での余興で弾かれたものだった。

ギターから見た近代日本の西洋音楽受容史 竹内貴久雄著書

近代日本の西洋音楽はアメリカ音楽からのスタートなんですね。

初めてギターを聞いた日本人はギターの事を「三味線」とメモっていたとのこと。面白いです。ちなみに「ヴァイオリン」は胡弓と表示されていたみたい。何か自分達の知っている楽器に置き換えてメモっていかないといけないし、なかなか鋭い洞察力だと思って当時の役人をすごいと思いました。

その船の中で聴いた演奏当時の絵も残っています。当時の日本人が描いたそうで、とってもうまい!額に入れて教室に飾りたいくらい。

初めてギターを聞いた日本人の後は、初めてギターを弾いたであろう人の紹介、そしておそらく初めてギターで演奏会をして、演奏を披露した人、またクラシックギターにおける『現代奏法の父』、アンドレス・セゴビアの来日当時の様子など興味深い内容ばかり。

ギターはオーケストラに入っていない楽器だったので、ヴァイオリンとは違った運命をたどって日本人に愛されていったみたいです。「憧れの遠い国」の音楽が、徐々に明治・大正・昭和と進むにつれて日本人の生活の中に入っていく過程が面白いです。

著者は依頼があって「西洋音楽」の中の「ギター音楽」の歴史を追っていったそうで、特にギター専門の方ではないのに、依頼されてここまで調べ上げた濃い内容の本にビックリです。今ではギターがあるのが普通だけど、江戸末期の三味線ありきの世界から、今の日本になっていく過程を知り、ありそうでなかった貴重な本に出会えた気がしました。

クラッシックギターと近代日本史に興味がある方にはオススメです。

長沢芦雪を見に大阪中之島美術館へ

江戸時代中期に京都で活躍した画家「長澤芦雪」の大阪で初となる回顧展へ行ってきました。

生の絵を観たのは初めて。この犬じゃないけど「こりゃたまげた!」と言う気持ちになりました。最近は犬の絵に代表される「かわいい」が芦雪の代名詞になっていますが、それだけでは語り切れない魅力的な作品がたくさんありました。線のバリエーションの豊富さ、墨の表現の多彩さ、細かい描き込みと大胆な省略など色々な表現があり、まさに自由奔放。全てが見ていて楽しかった。今まで観てきた展覧会の中で一番感動したかも。観る前はこんなにも自分が好きになると思っていなかったので、本当にびっくりでした。心から感動しました。

いつもポストカードを買ってしまうけど、今回は生の絵が凄すぎてポストカードを買う気持ちになれなかった。

こちらのパネルの前で記念撮影している人が多かったです。

芦雪犬はだらしないポーズが人気!

中之島をちょっと散歩して梅田まで散歩しました。うーん、芦雪すごいな。

12/3までなので、もう一回行くかも。たぶん行くと思う。

前から気になっていた本を買って帰りました。

追記:後期展示も行ってきました。前期と違う絵がたくさん展示されていて、後期も行って良かったです。平日の雨の日でしたが、けっこう人は多かった様な。江戸時代も人気絵師だったようですが、200年以上たった今でも人気だなと思いました。今回はポストカードや図録も買ってきました。これからゆっくり読みたいと思います。あと伊藤若冲の「象と鯨図屏風」の展示もあって、そちらもやっぱり感動。伊藤若冲もやっぱり好きだなと思いました。

ボサノヴァとは?ボサノヴァの教科書?!

最近、何人かの生徒さんに「ボサノヴァって何か分かるような本ありますか?」と聞かれました。

教室にもいっぱいボサノヴァ関連の本はありますが、だいたい「もうちょっと簡単に分かる最初の一冊みたいな本ありますか?」と聞かれるので、こちらを紹介しました。

本の帯に「ボサノヴァの教科書」って書いてあるくらいですから、これは最初の一冊におすすめの本です。タイトルも「BOSSA NOVA」。日本人目線でボサノヴァが誕生したブラジルとは、当時のリオデジャネイロはどんな所で、どんな背景で生まれた音楽なのか、分かりやすく解説してくれています。おすすめのレコードもたくさん載ってますし、レコジャケを見ているだけで楽しいオシャレな本なんです。

ボサノヴァが好きな友人にプレゼントするとめっちゃ喜ばれる1冊でした。

Amazonはこちら→「ボサノヴァ」をチェック。

でも・・・

文字がすごーく小さいんです。ちょっと読みにくいので、そこだけがちょっと生徒さん達に不評でした。なので・・・

こちらもおすすめしています。ボサノヴァの名盤「ゲッツ / ジルベルト」というアルバム1枚に絞って、この名盤が誕生した歴史的背景や、なぜアメリカで「イパネマの娘」がヒットして、世界に広がったのか、関わったミュージシャンの話など、面白い本になっています。当時の貴重な写真もいっぱいありますよ。

Amazonはこちら→「ゲッツ / ジルベルト 名盤の誕生」をチェック。

写真じゃわかりにくいけど、文字が大きいので、こちらもオススメ。本を読んでから、改めてアルバムを聴くとまた楽しさが広がります。

この本の目次。第2章に「ボサノヴァとは?」とあります。気になる方はぜひ読んでみてください。楽しいですよ。

以上、最近レッスンの帰りに聞かれる事が多かった「ボサノヴァについての本」の話でした。

関連ブログ→「ゲッツ / ジルベルト 名盤の誕生 レコードじゃなくて本の話なんです。」もご覧ください。

ギターの各部の名称、答えられますか?ギターの世界をご案内。

先日、弦の張り替えレッスンがありました。

写真は、古い弦をゆるめて切って外している所です。

同じ楽器の習い事でもピアノと違って、日常的に「チューニング」や「弦の張り替え」があるのがギターの世界。ギターを弾いてる人にとっては普通の事だけど、けっこう知ってる様で知らない事もあったりして、「弦の張り替えレッスン」はギターってこんな楽器なんだと改めて知る機会になってます。

そこで今回の1冊。

CDでわかるギターの名器と名曲」。ずいぶん昔に私もちょっと勉強してみようと思って購入した本です。

クラッシックギター誕生の歴史や、名器と呼ばれるものにどんなギターがあるのか、ギターの構造や、ギターの名曲、有名ギタリストの紹介など、初心者向けにオールカラーで分かりやすい1冊となっています。

あらためてギターの各部の名称。ちゃんとすぐ言えますか?なんか漠然と知っていた事がつながるような感じです。

ギターの構造や解体した中の様子なども解説してあって楽しいです。

クラッシックギター専門店の「Fana」へ行く様になって、以前は読んでも全然盛り上がらなかった「ギターの銘器と名工」の所も楽しく読める様になってきました。「イグナシオ・フレタ」「ホセ・ラミレス」「ヘルマン・ハウザー」など、「あ、あれだな。」って思ったり。(それだけに今年の4月でFanaの大阪支店がなくなってしまうのはさみしいですが。)

奥深いクラッシックギターの世界。ちょっと入口をのぞいてみたくなったら、ぜひ読んでみてください。オススメですよ。

ギターの弦、張り替えレッスンってどんな感じ?用意するものは?と言う方はこちら→「ギターの弦、張り替えレッスン」をご覧ください。