31 / mar / 2019 (sun) 「Tribute to Joao Gilberto~Live」

ジョアン・ジルベルト・トリビュートライブ

説明不要のボサノヴァの神、ジョアン・ジルベルト。当教室でも人気ですが、なかなか難しいのでジョアンのアレンジを学ぶ人は少ないのが現状です。そんな中、ジョアンに挑んだ事がある生徒さんを集めてライブを企画しました。正直、生徒さんと言うのもおこがましいほど当教室の自慢の皆様に出演して頂き感謝です。企画して本当に良かったです。教室としては前回のバーデン・パウエルに続いて第2弾のトリビュートライブ。ジョアン・ジルベルトゆかりの曲をそれぞれが披露していきました。

それでは当日の模様をご覧ください。

本番前に出演者での記念撮影。手にしているのはジョアンのレコードです。とうとうこの日がやってきました。

恒例の「エイ・エイ・オー!」。いざ出陣!

さていかに・・・

1.「田辺 新


1.Desde que o samba é samba
2.Outra vez
3.É preciso perdoar
4.A felicidade (当日の動画
5.Que reste-t-il de nos amours
6.Sandália de prata
7.Desafinado(アンコール)
1番手は田辺さん。ボサノヴァの原点の様な楽しく歌って遊んでいる様な温かみのあるステージを見せてくれました。会場がすごく和んだと思います。サンバのノリの様なものから、しっとりしたバラード系まで、今回も色んなタイプの歌を歌ってくれました。ありがとうございました!

2.「ヤノ カズキ


1.Sem compromisso
2.Águas de março
3.Chega de saudade
4.Eu vim da Bahia
5.Garota de Ipanema
6.光でいっぱい(オリジナル曲/アンコール)
いつものオリジナル曲は封印して、今回はボサノヴァのみの弾き語りをしてくれました。ボサノヴァの矢野さんが堪能できたのではないでしょうか?アンコールではオリジナル曲も披露。初めて矢野さんを見たお客さんも喜んでいました。ありがとうございました!
Mais um passo!
関連You Tube→「Kazuki Yano」をチェック。

3.「兵頭 宏


1.Ela é Carioca
2.É luxo só
3.Amor certinho
4.Brigas nunca mais
5.Caminhos cruzados (当日の動画
6.Palpite infeliz
7.Saudade da Bahia(アンコール)
教室企画のライブではお馴染みの兵頭さん。今回も素敵な歌声を聞かせてくれました。間奏のギターソロも楽しかった。ジョアン・トリビュートライブであっても兵頭さんらしい軽快な感じはそのままで良かったです。今回もありがとうございました!

4.「西口 健一


1.Corcovado
2.Disse alguém
3.Menino do Rio
4.Adeus América
5.Doralice
6.Valsa(Como são lindos os Youguis/Bebel)
7.Garota de Ipanema(アンコール)
そして僕がトリを務めさせていただきました。生まれて初めて弾き語りのライブをしました。自分的には課題が多く残りましたが、それでも歌うのってなかなか楽しいですね。思い切って歌ってみてよかったです。

追加1:アンコールに「イパネマの娘」を演奏して会場の皆さんにも一緒に歌ってもらったんですが、ポルトガル語で歌える人が沢山いてビックリしました。
追記2:その後、けっこう色んな曲を弾き語りできる生徒さんから「よく考えたら『イパネマの娘』は習ってなかったんで、あの時歌えなかったんです・・・教えてください!」と言われてちょっと面白かったです。

改めてご来場いただいた観客の皆様、ありがとうございました。そして出演者の皆さん、受付を手伝ってくれた吉田さん、会場「IOR?I/雲州堂」の方々、本当にありがとうございました。また夏には雲州堂で浴衣ライブをする予定です。今後ともよろしくお願いいたします!

おまけ:

ライブ後の打ち上げの様子。「Bistro やまごや」にて。料理美味しかった!

追記3:この時はまだこの年の7月6日にジョアンが亡くなるなんて思いもしていませんでした。なんの記念日でもなく、ただやってみたくて「トリビュートライブ」をして、ジョアンの凄さを改めて知り、またボサノヴァが、ジョアンがさらに好きになりました。 心よりご冥福をお祈り致します。
関連ブログ→「ジョアン・ジルベルトに感謝!

週末はジョアン・ジルベルト・トリビュートライブ!

大阪市内は桜がちょっとずつ咲いてきました。いよいよ今週末は「ジョアン・ジルベルト・トリビュートライブ」です。早いですね。何人かの生徒さんや友人に見に行きます!と声をかけてもらってます。ありがとうございます。

以前「バーデン・パウエル・トリビュートライブ」を企画した時、そういえばボサノヴァと言えば弾き語りだし「ジョアン・ジルベルト・トリビュートライブ」の方が人材が豊富な事に気づいて、今回出演してくださる皆さんに声をかけたら、全員快く引き受けてもらえました。ただ教室自慢の皆さんでもジョアンは本当に難しい・・・とのこと。そんな中ジョアン・トリビュートライブでそれぞれがどんな曲を演奏してくれるか今から楽しみです。

出演は、田辺 新・矢野 仙骨・兵頭 宏・西口 健一の順で、2時間半くらいの所要時間になると思います。好きなアーティストだけ見てもらってもいいですし、4人全員の個性をガッツリ楽しんでいただいても結構です。予約や前売りもありませんので、お気軽に遊びに来てください。お待ちしております。


教室は今ジョアン一色に。

追記:ただやりたいだけで企画したジョアントリビュートライブ。しかし、今思えば無謀だった。そのライブの模様はこちら→「Tribute to Joao Gilberto~Live

JOÃO GILBERTO LIVE IN TOKYO

久々にシネ・リーブル梅田へ行ってきました。

もちろん噂の「ジョアン・ジルベルト ライブ・イン・トーキョー」を見るためです。

「コンサートを映画化したものに3,000円て高くない?」って思っていたけど、そんな風に思っていた自分に思いっきりビンタを食らわしてやりたいぐらい感動しました。

2003年の初来日も観に行っているので、そこまでの感動はないと思っていたけど見事にやられました。ほんとにコンサートを特等席でじっくりと味わえた感じです。あまりの気持ち良さに、自分の前の列の左端のおっちゃんは思いっきり寝てた(笑)。その気持ち、ちょっとわかります。

なんでかわからんけど「Estate」でじんわり涙。あんまり好きな曲じゃないのに。年のせいか最近涙もろい。

映画を観た感動をこのブログで言葉で表現しようと思ったけど、自分の陳腐な語彙力では無理だわ。ごめんなさい。ただ、ボサノヴァギター教室を営み、ボサノヴァに関わって生きていけていることに今、心から感謝しています。

今月末のジョアン・ジルベルト・トリビュート・ライブのフライヤーが出来上がり配り始めた頃、ある生徒さんに「トリビュートってことはこの日は何かジョアンの記念日なんですか?」と聞かれ、全然違うから「やばい!」と思ってたけど、直前にこの映画公開があり、ブルーレイ・DVD発売日前日ということで、やっぱりこの日にしてよかった。持ってるな〜(笑)。

ジョアンの足元ならぬ、足の爪の先にも及ばない4人のおっさんですが、頑張って歌います。それぞれの思いを持って。よかったら31日のライブに是非遊びに来てください。お待ちしております。

その後ライブは無事なんとか終了!足の爪の先にも及ばない4人のおっさんの奮闘記はこちら→「Tribute to Joao Gilberto~Live

ジョアンのDVD予約しました。

ジョアン・ジルベルトのDVDが発売になると聞いて早速予約しました。4月頃に届くそうです。「世界初!!唯一の公式ライブ映像」だそうですよ。僕らは馴染みの店「IL BAFFO」の常連さんから教えてもらいました。内容は2006年11月に東京国際フォーラム ホールAで開催された日本公演のライブの模様だそうです。

詳しくはこちら→「ジョアンDVD

あと映画も上映があるそうです。主な上映演目に「Corcovado」「Aquas de Março(3月の水)」「Desafinado」「Meditaçao」「Chega de Saudade(想いあふれて)」「Garota de Ipanema(イパネマの娘)」と教室でもお馴染みの名曲が揃ってます。映画も行こうかな?


ちょうど3月31日にジョアン・ジルベルト・トリビュートライブもするし、ジョアン尽くしの2019年前半になりそうです。

関連ブログ1→「ジョアンのBlu-ray Disc届きました!
関連ブログ2→「映画JOÃO GILBERTO LIVE IN TOKYO

ジョアン会議

10月某日、来年3月の「ジョアン・ジルベルト・トリビュートライブ」のメンバーが集まってドラフト会議(?!)をしました。
それぞれやりたい曲のリストを出して、ドラフト会議の様な感じで、曲がかぶらない様に相談するんですが、思ったより簡単に決まっていきました。
優しい譲り合いの精神と選曲にも個性があって、あんまりかぶらなかった。なによりジョアン・ジルベルトが沢山の名曲を演奏しているので、「あ~、そんな曲もあったな~!」「アレもいいね~。」なんて具合に話は盛り上がり、いい感じに会議は終了。めちゃくちゃヤル気が沸いてきました。


玉造の「Cafe Perche」にて。

その後のライブの様子→「Tribute to Joao Gilberto~Live