いよいよ佳境かな?
●月曜にも工房でネックの加工をしてたんやけど、デジカメを忘れてブログさぼってました・・・。で、そのときにある程度加工は済んだんですが、今日はそのネックの細かい修正からスタート。写真はペーパーで弦がペグに巻きつけられるところ(名前知りません・・・)をまっすぐ・滑らかにしています。
●いよいよヘッドのデザインと加工。まずは縁取りを施すための溝を彫ります。写真はカッターでラインをつけてます。この後ノミで溝彫りです。
●こんな感じになりました。乾いたらベルトサンダーとペーパーでキレイにしていきます。まだ写真では汚いですが、磨くと模様がキレイに浮かび上がる予定。先生がデザインしたがってたんですが、自分のギターなのでワガママを通させてもらいました。デザインに意味はあります。でもここでは恥ずかしくて書けません。知りたいという珍しい好奇心の持ち主は、会った時にこっそり聞いて下さい。
●そしてボディとネックのジョイント。きっちりと測って角度を調整。ここまで神経質に加工してきたんで、ピッチリと合いました。写真は定規をあてて測っていますが、その他様々な方法で長さ・角度をチェックして固定します。
●しばし重しをして固定。でもそんなに時間はかけません。すでにボディ周りに見えるゴムチューブで固定してますので。今日はこれを抱えて自宅に持って帰りました。工房に置きっぱなしにするよりも、家で暖房をかけながら乾燥させたほうがいいためです。帰り道、長堀通りを行きかう人たちの視線を感じました(笑)。
それにしてもネックとボディがジョイントした瞬間は、なんとも形容のし難い喜びがこみ上げてきました。今もギターの形を現した製作物を見て、ニヤニヤしながらこれを書いています(笑)。
次回から指板の製作とボディの塗装です。