クラッシックギターの響きが好き

今年の秋「ティボー・ガルシア」と「デイヴィッド・ラッセル」のコンサートへ行ってきました。どちらも会場は兵庫県立芸術文化センターの神戸女学院小ホールです。すり鉢状のコンサート会場で、ステージが一番下になっていて、繊細なクラッシックギターの音色がキレイに聴こえてくる素敵な所です。

当日もらったパンフレット。この日の演奏曲やアーティスト紹介など読んでいて楽しい内容。

ティボー・ガルシアを知らない方に動画もアップしてみました。↓

自分のライブで「次、来たらまたぜひ皆さんも聴きに行ってみてください」とオススメしてしまう素敵な演奏でした。クラッシックギターのコンサートには珍しくMCも多めで、気さくな雰囲気もあって意外でした。

そして・・・

こちらはギター界の巨匠!デイヴィッド・ラッセル。前回の来日コンサートは聴きに行けなかったので、土曜日に休みをとって聴きに行ってきました。

こちらも何回もレコードやYouTubeで聴いている曲を生演奏で聴けて感激しました。クラッシックギターの世界、楽しいです。

ボサノヴァギターも好きだけど、クラッシックギターの世界も楽しいです。

どちらも残り1席!

11月15日(土)「Kitchenこもれび」でのライブなんですが、要予約でお席が残り1席となりました。ありがとうございます。こちらのライブ、ママの美味しいコース料理+演奏で3,500円!とってもお得なので毎年人気なんです。

写真は前菜を並べてお客様を待っているところ。カウンター席だけの小さなお店なので予約して頂いています。

詳細はこちら→「こもれびライブ2025」をご覧ください。

ご予約お待ちしております。

そしてこちらも要予約で残り1席のライブが・・・

季節のスープが美味しい本町の「おかしナスープ」にて11月30日(日)にライブをします。こちらも残り1席!人気の「ポルケボッサ」もいよいよ最終回。お名残惜しいです。お店も素敵な所ですし、ご予約お待ちしております。

詳細はこちら→「ポルケボッサvol.6」をご覧ください。

今回は弾き語りの渡辺さんとトクヤマさんのお二人が登場します。発表会でも素敵な演奏でしたし、楽しみですね。もちろんニシグチも演奏します。残り1席なので気になる方はぜひ最後の1席をゲットしてみてください。

どちらも残り1席ですが、魅力のイベントなので宜しくお願いいたします。

教室のお知らせ 11月

昨日あたりから北側の窓に結露ができて、朝はだいぶ寒くなってきました。生徒さんと「最近は春と秋が短いね」と話していたので、少しでも長くこの涼しい季節が続いてほしいです。今年もあと2ヶ月。今月もよろしくお願いいたします。

<レッスンのお休みのお知らせ>
2025年11月08日(金)
2025年11月15日(土)
2025年11月30日(日)
2025年12月07日(日)
2025年12月12日(金)
年末年始は12月31日(水)から1月4日(日)までです。
その他、月曜・火曜が定休です。よろしくお願いいたします。

<ライブ情報>
2025年11月08日(日)肥後橋「江戸堀ギターライブ
2025年11月15日(土)北加賀屋「こもれびライブ
2025年11月30日(日)本町「ポルケボッサ vol.6

<教室のイベント>
2025年12月07日(日)忘年会 at Bistro LIBERTE
2026年02月07日(土)交流会 at 江戸堀コダマビル

今年一年続けてきた「ポルケボッサ」も11月が最終回。要予約で残り1席なのでよろしくお願いいたします。

2年ぶりの江戸堀ソロギターライブ

来月、江戸堀コダマビルでソロのライブをします。ずっとゲストを迎えての「江戸堀ボッサ」を企画してきましたが一旦休憩をして、今回はソロで頑張ってみようかなと思っております。調べたら2年ぶりでした!

ライブ詳細はこちら→「11/8 (sat) 江戸堀ギターライブ ニシグチケンイチ(肥後橋)」をご覧ください。

10月のクラベリトライブ同様、オリジナル曲とカヴァー曲を半々くらい演奏していく予定で、前後半たっぷりPAなしの生演奏でお送りいたします。ボサノヴァが好きな方、クラッシックギターの音色が好きな方は、ぜひランチ後にでもフラっと聴きに来てください。ご予約も受付しています。よかったらぜひ。

生演奏なので「江戸堀ボッサ」の時にゲストで来てくれたアーティストの中でも「あの会場はやりにくい」とか「しんどい」って言う人もいれば「素敵な空間ですね」「生演奏いいですねー♪」と言う人もいたり、人それぞれ。

ニシグチも「けっこうお客さんが入ると自分の音が小さく聞こえてやりにくいけど、生演奏の緊張感とか、ギターの音色がそのまま届くので楽しい」と言っていました。

そんなちょっと実験スタジオみたいな空間なんですが、リピーターで聴きに来てくれる人も多く、こちらも好きな人には「耳に優しいイイところ」みたいです。あと肥後橋駅から徒歩1分なのも魅力です。

11月8日(土)のランチの後に、ゆったり生演奏を楽しんでいただければ幸いです。ニシグチより「(ランチの後にゆったり)そんな演奏になる様に頑張りますので、よろしくお願いいたします」とのこと。11月もよろしくお願いいたします。

第22回 uncherry Bossa nova guitar school 発表会 / 第1部

26 / Oct / 2025 (sun)

今年の発表会は21名の生徒さんがステージに挑みました。初登場の方が6名、10回以上参加してくれているベテランさんが4名もいて「継続は力なり」ですごくいい演奏をしてくれました。そしてウチの教室らしい個性豊かな演奏がたくさん聴けた発表会だったように思います。皆さんはいかがでしたか?それでは写真で当日の模様を振り返りましょう。

まずは恒例の集合写真。やるぞー!と気合十分!?さて本番はいかに・・・!

<第1部>

※演奏者名の後「」内は曲名、*印は弾き語りです。

1.生駒さん「Corcovado」*「Fly me to the moon」*

今年の発表会のトップバッターを飾ってくれたのは、初の発表会参加の生駒さんです。曲は「Corcovado」と「Fly me to the moon」を英語詞で歌ってくれました。よく通る歌声が伸びやかで爽やかさを感じさせてくれました。ギターの音も大きくてしっかりと伴奏できていて安定していました。初めてなのに堂々としていてすごいと思いました。この演奏で発表会に勢いがついたと思います。トップの重責を果たしていただき感謝です。熱演ありがとうございました!

森井さん「Vivo  sonhando」*「Garota de Ipanema(イパネマの娘)」*

2番手に登場の森井さんも今年初参加です。MCでもおっしゃっていましたが、昨年は直前に風邪をひいてしまって声が出なくなって参加を諦めたので、今年はリベンジのステージでした。その鬱憤を晴らすかのようないい演奏でした。森井さんの可愛らしい声がこの2曲に、ボサノバに合っていましたね。ギターもしっかりと音が出てリズムも走ることもなく歌声と相まって心地よい音を聴かせてくれました。素敵な歌をありがとうございました!

小谷さん「Garota de Ipanema(イパネマの娘)」U

こちらも初登場のウクレレの小谷さんです。曲は2番手の森井さんと同じ「イパネマの娘」ですがこちらはウクレレのソロ演奏です。同じ曲が続くことで弾き語りとウクレレソロのそれぞれの魅力が伝わったと思います。本人はMCで「ボサノヴァやジャズの響きが好きなので他の方の演奏が楽しみです」と謙虚におっしゃっていましたが、演奏が始まると静かだけど熱のこもった演奏で会場のお客さんの耳を釘付けにしていました。ある意味ボサノヴァの持つ静けさの魅力を体現していたと思います。ありがとうございました!

高本さん「Pela luz dos olhos teus」*「Corcovado」*

今回が2回目の発表会になる高本さん。1曲目は去年参加した時と同じ曲でしたが、本人的に昨年は悔しい演奏だったのでリベンジで再挑戦しました。3拍子の曲でしかも1番2番3番とそれぞれ転調を繰り返すという歌うのが難しい曲で、レッスンでもなかなか上手くいかなかったのですが、本番ではしっかり歌えていました。頑張りました。2曲目は間奏で初のソロギターに挑戦。これも練習ではなかなか上手くいかなかった部分がありましたが、本番ではしっかり決めてくれました。よかったです。ありがとうございました!

大場さん「Satin Doll」「As time goes by」U

続いての登場は、こちらも初登場の大場さんです。演奏前のMCで少し笑いを取ってから演奏スタート。曲はジャズのスタンダードのソロに挑戦してくれました。練習の時から安定していたので心配はしていなかったんですが、練習通りの演奏を披露してくれたと思います。カッティングでは人差し指を使って、それ以外の部分では親指を使うというのが多いのですが、その切り替えもスムースで、メロディーもコードもバランスよく表現できていました。曲の魅力が伝わってくる素敵な演奏でした。ありがとうございました!

松本さん「Linda」「É preciso perdoar」*

続いて登場の松本さんも今回が初登場です。1曲目はピシンギーニャ作曲でバーデン・パウエルがアレンジした小品をソロギターで演奏。これは練習の時からなかなか通して弾けなかったので不安でしたが、それがそのまま再現されてしまってなかなか上手く弾けなかったですね。これは明らかに許可した僕のミスでした。ごめんなさい。でも最後までなんとか弾いてくれたのでよかったです。でも2曲目の弾き語りはお見事の一言です。歌声もギターもめちゃくちゃかっこよかったです。ありがとうございました!

高木さん「Corcovado」

こちらも初登場の高木さんです。普段は渋い声でオリジナルの日本語詞のボサノヴァを歌ってライブ活動をされているのですが、教室ではソロギターに挑戦されています。この日は佐藤正美さんのアレンジに挑戦。レッスン時に苦労していた難しい運指の部分も、本番はバッチリ。ボサノヴァギターらしい柔らかい音色で、淡々とフレーズを紡いでいくだけなんだけど、それが実に心地いいんです。本番に強いですね~、さすがです。初登場には思えませんでした。これからが楽しみです。ありがとうございました!

シノさん「Chega de saudade(想いあふれて)」*

続いて登場のシノさん。この日はいつものMCとかはなく曲紹介だけでいきなりスタート。終始笑顔で演奏されていて楽しまれているのが伝わってきました。肝心の演奏もかなり上達していました。歌はもともと素敵でしたが、伴奏のギターがリズムもテンポもよくて、格段にレベルアップしていました。今回は間奏のギターソロも自分でアレンジして披露してくれました。「ザ・ボサノヴァ」という感じでこのスタンダード曲の魅力が伝わる演奏でした。これからもどんどん上手くなりそうな予感。素敵な演奏をありがとうございました!

中井さん「Samba do avião(ジェット機のサンバ)」

9番手は中井さんの登場です。今回は難曲「ジェット機のサンバ/バーデン・パウエル」に挑戦してくれました。イントロはゆっくり確実に弾いて、テーマに突入しました。少し力んでいたのか硬い印象でしたが、なんとか最後まで完走してくれました。後半のアドリブパートは苦労した箇所ですが、そちらもなんとか大丈夫でしたね。よかったです。昨年の演奏よりも着実に進歩しているのが見えて嬉しかったです。ギターの音もよかったですね。来年も楽しみにしています。ありがとうございました!

長尾さん「Água de beber(おいしい水)」*

続いて長尾さんの登場です。曲は「おいしい水」の弾き語りです。今年は練習時からいい感じで、期待大でした。演奏前に少し「はぁ」とため息をついて会場の笑い取って演奏スタート。期待通りの安定感で安心して聴けました。3番まで歌詞を覚えるのが大変そうでしたが、これも大丈夫でした。少しハスキーな声が曲の魅力に合っていたと思います。伴奏のギターもリズムが安定していて着実に歌をバックアップ。課題はもう少しだけギターの音量があればという感じでしょうか。でもとてもいい演奏でした。ありがとうございました!

まつげんさん「Round Midnight」「Moonlight Serenade」

そして当教室の人気キャラ、まつげんさんの登場です。演奏前のMCで「本名はヨハン・セバスチャン・まつげんです」といきなり笑いを取っていました。2年ぶりの発表会の今年はジャズのスタンダードに挑戦。1曲目はセロニアス・モンクの名曲。切ない旋律を迫力のタッチで弾いていきます。ソロパートはまつげんさん自身のアレンジでいい感じでした。2曲目はスイングジャズの名曲ですね。これも原曲の持つ明るくてほんわかした雰囲気をよく表現できたと思います。熱演ありがとうございました!

Bishopあかいさん「Amazonas」*「Samba de orly」*

そして前半のトリを飾ってくれたのはBishopあかいさん。こちらも当教室の人気キャラです。MCでフットレスト(足台)のあるあるで笑いを取ってから自己紹介。この日もMCが絶好調でした。肝心の演奏は、1曲目の滑り出しはスムースでいい感じでしたが、ギターの伴奏が迷子になってしまい迷走。でもそれも笑いに変えていた所に余裕を感じました。そのあとは持ち直して素敵な歌声を聴かせてくれました。2曲目は全員で歌いたいということで、歌詞と譜面を事前にみなさんに配りました。全員とはいきませんでしたが、何人かは歌ってくれたのでいい雰囲気になりました。熱演ありがとうございました!

この後、第二部へ続きます。

<おまけ>

毎年ご夫婦で発表会を聴きに来てくれる方より教室20周年記念と言うことでお花をもらいました。メッセージに「これからも楽しみにしています」の文字が・・・ありがとうございます。今後も頑張りますのでよろしくお願いいたします。