Erroll Garner(エロル・ガーナー)のピアノ演奏「The Shadow of your smile」他。渋い、渋すぎる。
全員が生きている演奏。映像も白黒ですごい好きな感じ。ぜひ聴いてみてください。
大阪のボサノバギター教室 uncherry bossa nova guitar school
大阪市内・JR玉造駅から徒歩1分。通う回数は月ごとに変更できる通いやすい教室。発表会をはじめ教室のイベントも盛り沢山です。
Erroll Garner(エロル・ガーナー)のピアノ演奏「The Shadow of your smile」他。渋い、渋すぎる。
全員が生きている演奏。映像も白黒ですごい好きな感じ。ぜひ聴いてみてください。
名画「死刑台のエレベーター」。1958年の映画です。
「さよなら子供たち」のルイ・マル監督が25歳の時に作った映画だそうです。出演者はジャンヌ・モロー、モーリス・ロネ。音楽はマイルス・デイビス。マイルスのトランペットがずっと流れていて、ずっとハラハラさせられるサスペンス映画。
映像は「大人は判ってくれない」のアンリ・ドカエが手持ちカメラで撮ったと言う話。たまたま見つけたYouTubeだけど、見ていたら改めて白黒の映画や白黒の写真が自分は好きなんだと思いました。あとボサノヴァやモダン・ジャズもそうだけど、生まれる前の流行った映画とか音楽とかに影響されている事実。なので年上の生徒さんと喋ってて実際にリアルタイムで見たり聞いたりした話を聞くと楽しいです。
死刑台のエレベーターは当時の時代を感じる映像と音楽。知らない人は見てみてほしいです。全然古くさくならない映画の一つなんじゃないかな。また白黒映画が観たくなりました。
ジョアンのリハーサル姿。
1977年ニューヨークのナイトクラブのリハーサルだそう。まだ若い。
こちらがレコードのジョアン。歌も上手いけど、ギターもやっぱり上手い。ジョアンにしかできない形があって楽しい。仕事にしたらあきるとかあるけど、ボサノヴァ教えてて、「ジョアンあきた」は全くない。この人は別次元。
追記:生徒さんから「ジョアン、歌上手い?あんまり分からないんですけど」と言う話があって、(いい視点!)合唱を以前やっていたそうで、声を出して上手く歌うのよりジョアンの様に自然に歌いたいと思ってボサノヴァを始めたそうです。僕はその自然に歌うと言う部分もジョアンは狙てやっている様に思うと言うような事を言った様な・・・。ちなみにその生徒さんはすごくいい声なので僕としてはうらやましいです。
YouTubeからのあなたにオススメ。いつもイマイチなのが来るんだけど今回の動画は・・・
フラメンコ界のマスターギタリスト「Juan Serrano(ファン・セラーノ)」。映像も音源もいいので大満足。
この後、フラメンコギターのレコードを教室に飾って「ココはなんの教室?」って感じになったけど(あんまり気づく生徒さんはいなかったのでよかった)やっぱりフラメンコギターもいいな。
教室でもフラメンコギターが好きな人、昔習っていた人、フラメンコのダンスを習っていた人などなどいるので、動画をブログにアップしてみました。ぜひ聞いてみてください。
20 / Oct / 2024 (sun)
今年も年に一度の発表会を行いました。インフルや風邪でキャンセルが出たり、本番直前までバタバタしたけれど、不思議とすごくいい発表会になりました。
中堅組やベテランさんは普段から色んな所でライブをしている人も多く、選曲&MCも楽しかったです。入場無料でいいのかな?と思うほど豪華なメンバーでした。またそんな先輩のいる中、緊張の面持ちで登場してくれた新人さんも健闘していました。それぞれに個性豊かなステージを作って、聴きに来てくれた方々に楽しんでもらおうと思う気持ちが伝わってきました。見に来た一般のお客さまからも「よかった」と声をかけて頂きました。ありがとうございます。
教室恒例のエイエイオー写真。今回は発表会が終わってから集合写真を撮りました。なのでみんなこの笑顔。緊張から解放されております。さて気になる本番のステージですが、どんな感じだったのでしょうか?写真で振り返っていきましょう!
※演奏者名の後「」内は曲名、*印は弾き語り、☆はオリジナル曲です。
1. ニシグチ(講師)「Clouds and Plants」☆
簡単な挨拶をして、いつもライブの1曲目に演奏するオリジナル曲の「Clouds and Plants」を演奏しました。生徒さんにうまく繋げられたかな?
2.長尾さん「Só danço samba(ソ・ダンソ・サンバ)」*
生徒さんのトップを飾ってくれたのは長尾さんです。曲はトップにふさわしく明るいポップな「Só danço samba」です。歌詞の内容を説明して演奏をスタート。少しゆったりしたイントロから歌が入ると一気にスピードアップ。歌も伴奏も軽快なサンバで、「ここから発表会が始まる!」という喜びを感じさせる見事な演奏でした。最後のキメもかっこよかったです。最高のトップバッターでした。ありがとうございました!
3.高本さん「Fly me to the moon」*「Pela luz dos olhos」*
交流会などでは演奏していましたが、発表会は今年が初めての高本さん。演奏前のMCでは「初めてなので緊張しています」とのことでしたが、始まってみると実に堂々した演奏でした。ギターの伴奏も走ったりすることなく、その独特の歌声をしっかりサポート。特に1曲目の「Fly me ~ 」はカッコよかったです。2曲目の「Pela luz ~」も少しミスはありましたが、最後までしっかり歌い切ってくれました。課題だったギターのベース音もしっかり出ていましたね。よかったです。ありがとうございました!
4.橋本さん「Samba triste(悲しみのサンバ)」
ギターのインスト組でトップを飾ってくれたのは橋本さんです。曲はMCで本人も言っていたように思い入れのある「悲しみのサンバ」です。かなりの難曲なのですが、見事に弾き切ってくれました。演奏のスピード感、コードカッティングの迫力、3連が連続する難しいリズム、中盤のバロック調の単音フレーズ、終盤のたたみかけるようなフレーズなどお見事でした。演奏後の会場の拍手の大きさが演奏の素晴らしさを反映していましたね。よっ!さすが北区のバーデン!!
5.加藤ホフ信一さん「人生の花」*
もはや我が教室のイベントの名物と化しているエンターテイナーの加藤さん。いつものご機嫌な自己紹介からスタート。それだけで会場から大笑いが。今回は曲の前に朗読や演劇、または落語のようなセリフ/前口上を入れてくれました。会場の意識を一気に集めてから演奏スタート。カオリーニョ藤原さんの名曲の世界観を見事に表現できていたと思います。素晴らしかったです。熱演ありがとうございました!
6.シノさん「Ela é carioca(彼女はカリオカ)」*「O barquinho(小舟)」*
続いて前田さんの登場です。自宅の修繕のMCで軽く笑いとってから演奏をスタート。軽快な「Ela é carioca」と「O barquinho」を披露してくれました。昨年から比べるとギターが段違いに上手くなっていて、曲の小気味良さがしっかり表現できるようになってきました。歌は元々上手いので、このまま成長してくれれば念願のソロライブも大丈夫なはず。11月に向けて頑張っていきましょう!ボサノバらしい素敵な演奏をありがとうございました!
7.いまなかさん「Fly me to the moon」「It don’t mean a thing」
今回も唯一のウクレレで参加のいまなかさん。MCでの丁寧な曲紹介とともに今回は2曲ともソロウクレレで演奏してくれました。1曲目の「Fly me ~」は自分で考えた変奏部分がよかったです。そして白眉だったのが2曲目の「It don’t mean ~」凄まじいキレのある演奏で、ソロウクレレで演奏するジャズの魅力を余すことなく表現できていました。迫力が凄かったし、めっちゃカッコよかった!熱演ありがとうございました!!
8.兵頭さん「The days of wine and roses(酒とバラの日々)」
そして前半のトリを務めてくれたのは、すっかりうちの教室の発表会でお馴染みの兵頭さん。ベテランらしいリラックスしたMCで、柔らかい雰囲気を作ってくれてお客さんも楽しそうでした。いまなかさんに続いてジャズのスタンダードをソロギターで、こちらはしっとりとしたジャズの魅力を披露してくれました。一音一音丁寧に紡いでいき、原曲の持つ明るい曲調の中に潜む切なさを見事に表現できていたと思います。さすがでした。素敵な演奏をありがとうございました!
この後、第二部へ続きます。