第8回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会 後編

17 / Oct / 2010 (sun) 第8回5周年記念発表会にて / 第二部

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13番:灘さん「L’appuntamento」
ここからはベテランさんが登場です。後半のトップを飾ってくれたのは、5回目の参加の灘さんです。曲はイタリアン・ポップスの名曲で、邦題は「逢い引き」。凄いタイトルですね。元々はオルネッラ・ヴァノーニとい女性歌手のヒット曲ですが、アンドレア・ボチェッリのヴァージョンを参考にしてボサノヴァっぽくアレンジしました。リハーサルで緊張しまくってた灘さんですが、本番前のワインが効いたのか(笑)、本番はばっちりでしたね。いい声・いい歌、そして素敵な演奏でした!吉岡さんとともに大人の男の魅力ムンムンでした。お疲れさまでした!

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14番:高木洋子さん「How deep is your love」
昨年は旅行と重なって発表会に出られなかった高木さん。2回目の参加の今年は万全の態勢で望んでくれました。曲はビージーズの「ハウ・ディープ・イズ・ユア・ラヴ」をソロウクレレにアレンジして演奏。繊細で柔らかなタッチで会場を優しい雰囲気にしてくれました。途中で間違えた部分があり、素の声が出たのもご愛嬌でしょう。本人的には悔いがあったようですが、素晴らしい演奏でした。ありがとうございました!

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15番:弘中さん&高木順子さん「Alone again」
発表会は2回目の参加の弘中さん。昨年はウクレレでのエントリーでしたが、今年、ミニ発表会や交流会を重ね、そのときに他の生徒さんの演奏を聞いてギターもやりたくなったので、今年からギターのレッスンも始めました。その成果を、前の職場の同僚の高木順子さん(フルート)とのデュオで聞かせてくれました。曲はギルバート・オサリバンの名曲「アローン・アゲイン」です。やさしいタッチでリズムをきっちりキープする弘中さんのギターの上で、高木さんのフルートが軽やかに舞う演奏は、会場をまた別の雰囲気に変えてくれました。気持ちよかったです。ありがとうございました!

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16番:遠藤さん「Aquarela do brasil」
4回目を迎えた遠藤さん。裸足で登場したのでビックリしました(笑)。曲はボサの名曲「ブラジルの水彩画」。最初の方は緊張から途中で止まってしまい、最初からやり直す形になりましたが、その後は軽快なリズムに乗って、少しハスキーな独特の歌声で会場を魅了。こちらも大人の色気たっぷりでした。バンド「Le montage」でもライブ活動を盛んにされているので、興味のある方は是非遊びに行ってみてください。またライブ情報は教室のブログでもアップしますので、チェックしてみてください。

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17番:遠藤さん&吉田さん「潮騒moon(オリジナル曲)」
そして吉田さんを加えてのデュオで演奏してくれたのは、遠藤さんのオリジナル曲。今年の7月に、講師の西口とお二人とでライブをしたときも、この楽曲はかなり好評でした。僕もけっこう好きな楽曲です。ゆったりとした吉田さんのバッキングに遠藤さんのリードギターが絡み、そして二人の声のコンビネーションもいい感じで、複雑に絡んだハーモニーが素敵でした。熱演ありがとうございました!

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18番:吉田さん「I’ll movin’ on」
そして遠藤さんがステージを降りて、残った吉田さんのソロです。今回で3回目の発表会の吉田さん。選んだ楽曲は、シンガポール出身のオリビア・オンのナンバーです。ギターも前のがトラブルにあったので、新調して張り切って望んだ今回。本人は緊張していたようですが、本番には強いですね~。落ち着いたステージングで、伸びやかな歌声を聞かせてくれました。これからもっと活動範囲を広げて活躍してほしいと思います。がんばっていきましょう!

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19番:西木さん「Vou te contar」
4回目の登場の西木さん。今回は、前々回のリベンジで名曲「Wave(英語名)」をソロギターで挑戦です。今回はさらに難易度をあげて、シャッフルのリズムにアレンジして演奏してくれました。会場からは自然と手拍子が起こり、とてもいい雰囲気でしたが、演奏している本人からまさかの「手拍子のダメだし」が(笑)。「なんか弾きにくいんでやめてください(笑)」というMCに会場爆笑。その後は最後まで突っ走って一風変わったウェーブを味あわせてくれました。しかしいつも上手く笑いをとっていきますね~。

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20番:久野さん「Chega de saudade」
唯一の皆勤賞となった久野さんです。オリジナル曲を作り、ライブもしている彼女ですが、今回はあえてボサの起源と言われている名曲「シェガ・ヂ・サウダーヂ」に挑戦しました。相変わらず美しく独特な浮遊感漂う歌声は健在。その声で紡がれるメロディーは新鮮に聞こえました。ギターも課題だった部分をしっかり修正して、素敵な演奏を聞かせてくれました。来年はどんな彼女を見ることができるのでしょう。今から楽しみです。またがんばっていきましょう!

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21番:兵頭さん「Agua de beber」
バンドのベーシストとして、またソロライブにと大忙しだった今年の兵頭さん。4回目の発表会です。今回は「おいしい水」に挑戦です。そして始まりはいつもの「飲んでますか~!」(笑)。毎回オリジナリティーのあるアレンジにこだわる兵頭さん。今回はインタールードにフェードインするようなアレンジを加え、ひと味違った「おいしい水(酒?)」に仕上げてくれました。いい演奏でしたね。お疲れさまでした!(ちなみに今回はビール3杯でステージにあがったそうです)

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22番:奥野さん「Tristeza」
いつもトリをお願いしている我が教室のマエストロ・奥野さん。今回はウクレレオーケストラの企画のため、ギター部のトリという形でお願いしました。テイラーのNEWエレガットを新たに入手し、気合いをいれて演奏してくれました。アドリブソロを入れたり、ヴォイシングを変えたりとアレンジした今回。おかげでより奥野さんらしい「トリステーザ」になったと思います。いつも重圧のかかる順番での演奏を引き受けてくれて感謝しています。ありがとうございました!!

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23番:川中さん&山口さん「Tequila」
そしてトリ前をつとめてくれたのは、今回で7回目の参加となる、川中さんと山口さんのウクレレデュオです。曲はおなじみ「テキーラ」です。人柄は「貫禄」という言葉とは無縁のかわいらしい人たちなんですが、演奏はさすがに落ち着いた「貫禄」すら感じさせるもので、会場をおおいに盛り上げてくれました。もちろん、あの部分では会場全体から「テキーラ!!」のかけ声が自然に沸き上がっていました。お疲れさまでした!

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24番:ウクレレオーケストラ「カルメン・ハバネラ」
そして今回初の試みで大トリのウクレレオーケストラ。メンバーは後列右から弘中さん・高木洋子さん・川畑さん(ウクレレオーケストラのみの参加)・上田さん・吉川さん・田中さん(ウクレレオーケストラのみの参加)、前列右から近江さん・北村さん・山口さん・川中さん・佐崎泉さんです。曲はビゼーのカルメンから「ハバネラ」を3声に分けてアレンジしました。11人という大所帯で、おまけに全員が一度に集まって練習したのは、本番前のリハーサルのみ。どうなることかと思いましたが、さすがはウチの生徒さんたちで、しっかり個人練習を重ねてくれていたのでバッチリでした!!ほんとにみなさんお疲れさまでした。そして講師のわがままに付き合ってくれてありがとうございました!!

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全プログラム終了後、思いがけず立派な花束をいただきました。嬉しかったです。ありがとうございました!5周年ということで気合いを入れて望んだ今回、出演して下さった生徒さんはもちろん、いろんな方々にお世話になりました。まずは会場のIOR?I/雲州堂の皆様、そしてPAの小谷さん、ありがとうございました。そして受付や諸々の雑用を進んで引き受けて下さった平田さん、本当に助かりました。ありがとうございました。それからステージのフラッグとステッカー、フライヤーを作成してくれた隅野さん、おかげさまでいつもより華やかな発表会になりました。ありがとうございました。
これからも驕る事無く、生徒さんが楽しく学べる教室を目指してがんばっていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

それでは今回の打ち上げの様子に続きます。番外編へ。

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投稿者: Nishiguchi

ボサノヴァとジャズを愛するギタリスト。uncherry bossa nova guitar & ukulele school 主宰。バーデン・パウエル、ジョアン・ジルベルト、アグスティン・ペレイラ・ルセナ、ジョー・パスなどがフェイバリット。

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