毎年、ギター初心者の生徒さんが習いに来てくれています。
皆さん色々で・・・
「(レッスン)20分でもうお腹いっぱい」
「息してなかったわ」
「自分の指やのに動かなーい!」
「違う弦、弾いてた・・・」
などなど言いながら、せっせと頑張っています。
最初の頃は、上達している事が分かりやすい時期ではあるけれど、早く曲が弾ける様になりたいと焦るのは禁物。
よく初心者の生徒さんに言ってる事をまとめてみました。
・今はギターになれる事が大切
・焦らない
・手首や肘が痛い場合はダメ
この3つです。
ギターに慣れること
ギターと言う楽器を弾き始めたばかりなので、まずはギターに慣れる事が大切。もっともっと早く色々やってみたいと言う気持ちはあるけれど、焦りは禁物。
ボサノバのリズムも、最初はベタなリズムで弾ける事が大切。出来る様になったら、さらにもっと軽やかな、かっこいいリズムに挑戦していきます。まずはギターに、コードに慣れる事が大切。
変な癖がつかない様に練習していきます。(最初に変な癖がつくと、あとで修正しようとしてもすごく難しいので。)
焦らない
これは本当に重要。「焦らない。」
出来ない事を今から学ぼうとしているので、まずは「出来ない事が当たり前」と思って、指が動かない自分を笑いながら、練習してもらえればと思います。
焦らず、少しずつ。一歩一歩やっていった方が結果的には近道。
だいたい教室に来ているベテランさん達が口をそろえて言うのは「こんなに長く教室に通うなんて思ってもみなかった」って言うんです。そんなに長く習うつもりもなくて、ちょっとギターが弾けたらいいなと思って来た人、そんな人達があれだけライブとかで弾ける様になっているので、安心して、焦らず、一日ちょっとでもギターを弾いてもらえればと思います。
手首や肘がいたい場合はダメ
ギターを弾いていて手首が痛いとか、肘が痛いとか言う場合は弾き方が間違っている証拠。痛いと思ったら弾かない事。痛いと思ったら、練習をやめてください。根性論で必死に何回も力任せに弾いてみても上達はしません。レッスンに来た時に相談してくださいね。
以上、新人さんへのエールとして、まとめてみました。
眠ってるクラッシックギターないですか?
ちなみに新人さんでクラッシックギターを持っていない方には、「周りに使ってないクラッシックギターを持っている人がいないか聞いてみて。」って言ってます。
買う前にまずはクラッシックギターを持て余している人がいないか聞くと、親戚の人だったり、両親の友人だったり、クラッシックギターを持ってるけど、今は使ってないって人がけっこう日本にはいます。
過去に僕よりいいギターを「これ使えますか?」って持ってきた生徒さんがいて、ビックリしました。楽器は弾いてあげないと可哀そうなので、ぜひ探してみてください。
とにかく新人さん達が順調に成長して、いつか、誰かに、ボサノバギターを聞かせる時がきたら素敵ですね。毎年、発表会でも新人さんが何人かデビューしてますし、今後が楽しみです。
今年は桜が咲くのが早い!来週には満開かな?