今回は弾き語りを勉強している生徒さん「あるある」なお話です。
課題曲のギターの伴奏がある程度弾ける様になった頃に、または弾き語りでだいぶ歌える様になってから、「やっぱりちょっとキーを変えてみようかな?」と思う人が割と多いです。
これは、最初にキーを考える時に「ラララ」で歌ってみて、このキーと思って練習し始めたけど、実際歌っていく中で、「サビの部分がちょっと声が出にくいな」とか、歌いにくい部分が見つかってきて変更する人が多いです。
中には調子のいい時はこっちのキーだけど、調子がイマイチの時はこっちのキーで、など声の調子で変更する人も。発表会の日に2パターンの楽譜を持って来たりして面白かったです。
なかなかパッとキーチェンジできる生徒さんは少ないけど、キーチェンジもギターとコードの勉強になるし、声も色んなキーで歌ってみると、また違う自分の声、味わいが発見できるのでオススメですよ。
ジョアン・ジルベルトも若い頃と晩年ではキーはまったく違いますし、プロの人もどんどんキーは変えているので、キーを変える事に億劫にならす、どんどん積極的に挑戦してみてくださいね。オススメ練習でもあります。
ちなみに、しょっちゅうキーを変える生徒さんは、圧倒的にコードを覚えていくのが早いです。面倒臭がらずにどんどん変えていきましょう!