旅行記4日目その2 カンプノウへ

市の中心部から少し離れたホテルを選んだのは、バルサのスタジアム・カンプノウが近いから。もちろん、試合を見に行く気満々でした。すっかり試合は日曜だと思ってたので、ホテルの部屋でくつろいでいたら、ネットでバルサの試合が今日(土曜)だということに気付く。慌ててカンプノウへ。
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カンプノウ前には沢山ショップが。怪しい店もたんまり。
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チケット売り場を探し、かなりの時間並び、ダフ屋の攻撃にも耐えて、ようやくチケットをGET。スペイン語の勉強の成果か?
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心躍らせ入り口へ向かう。
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やって来ましたカンプノウ!!
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対戦相手はアルメリア。
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選手がアップで出てくるだけで大歓声。
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回りの熱気に圧倒される東洋人。
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試合開始。試合中に陽が暮れていく。美しい。
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試合は3対1でバルサ快勝。試合を見た感想としては、まるでプロレスのようだな、と。バルサが正義の見方で、対戦相手は完全に悪役レスラー。サポーターの点が決まった時の極端な盛り上がり方、決められた時の極端なもり下がり方は想像以上でした。印象に残った選手はイニエスタ。上から見てると彼のボール捌きだけ別次元でした。メッシも凄かったけど、イニエスタは別格だと思いました。

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ホテルに戻って夜食をとる。昼間に買っておいた食材。十分贅沢な食事になりました。キッチン付きの部屋でよかったと思う瞬間。めっちゃ美味かったです。
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つづく

ギター製作日記・七日目 ボディ接合編/高校サッカー決勝戦を見て

今日も朝から眠い目をこすりながら頑張ってきました。

●先日、裏板と側板を合わせたものに、側板に補強の木を貼ります。
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●それが乾くまでに、表面板にブリッジを接着。
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●それぞれ貼り終わりました。
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●ブリッジに表面板の裏から楔を打ち込みます。これでどれだけ弦のテンションがかかっても大丈夫。
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●いよいよ接着。
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●下に置いた型と一緒に固定。この状態で一日置きます。楽しみだ~♪
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●空いてる時間でネックの元を作成。次からはこれの加工が中心になります。
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それにしても今日の高校サッカーの決勝はしびれた。あの決勝点は素晴らしい。実況と解説で『テクニックが素晴らしい』を連呼していたが、あのテクニックは、すべて判断を早くするための前提でしかない。そのへんをもっと言って欲しかった。でもスポルトでも特集してたし、野洲が見せたサッカーへの反響は大きいようで、サッカーファンとしては嬉しいかぎり。

鹿実も自分達らしいサッカーを見せてくれてたとは思うけど、精神・フィジカル主義のサッカーの限界のようなものを見た気がします。それは負けたからとかではなく、試合中の選手の落ち着きぶりを比較してそう思いました。鹿実の選手達は自分で自分を追い込んでいるように見え、かなり力みがあったように思う。対して野洲の選手達はあの土壇場でも落ち着いてボールを回し、相手の裏を冷静に突くあの決勝点を生み出した。

また、同点になってからの野洲のベンチから選手に出た『ゆっくりプレーしろ』という指示。これもなかなかこういう指示を出せないと思う。最近、僕もライブの時に心がけているのは『ゆっくり弾く』こと。テンポの速い曲ほど『ゆっくり弾く』ことをこころがけています。これ、ほんと大切。そうすると緊張がほどけて平常心で演奏できます。

話がそれましたが、とにかくサッカー界に一石を投じた野洲高校はお見事でした。こういうサッカーをどんどん見られるように願います。

ギター製作日記・六日目 TOP+パープリング / 高校サッカー決勝について

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今日はレッスン後、2時間だけ作業に行ってきました。表面板サウンドホール付近のペーパーがけと、すでに組みあがっている側板+裏板に表面板を取り付けるためのパープリングの接着をしてきました。写真はパープリングを接着したところです。再度洗濯バサミが登場です(笑)。明日は朝から作業です。明日中にはボディが全部組みあがる予定。先生によると『驚異的な早さ』だそうです。そうは思えんのですが・・・でも早く弾きたいです♪

明日の高校サッカーの決勝が凄く楽しみ。野洲高校のサッカーはかなりヤバイ。ポゼッションサッカーの極み。あれを可能にしているのは選手個々のテクニックに負うところも大きいけど、絶妙な選手間の距離の取り方・ボールのないところでのポジショニングの判断・その判断のスピード・その戦術の目的を選手全員が理解し意思統一がなされている、など様々な点で一朝一夕では不可能な、もの凄い鍛えられ方をしていると思う。特筆すべきは『判断力を徹底して鍛える』ことを行っている点にあると思う。『自分で考える力』を身につけた『個人』が、『組織』を意識して動けるようになった集団は強い。だからオリジナリティがあり、自由があり、楽しさがあり、行き詰った展開を打開する力がある。高校サッカーであれをやった監督は凄いと思う。監督は『高校サッカーに革命を』と発言しているようですが、日本のサッカーの革命になればいいと思う。フィジカルでは劣る日本が世界で対抗するためのオリジナルなサッカーかもしれない。あの一見自由奔放に見えるサッカーが、サッカーはもとよりあらゆる『組織』というものへの一つのヒントになっているように自分は感じています。