リサ・ラーソン展!滋賀の陶芸の森へ

リサ・ラーソン展」を見に滋賀の「陶芸の森」へやってきました。

パンダがお出迎え。

色々オブジェがありました。

陶芸館の入口が見えてきました。陶芸専門の美術館で、信楽焼だけでなく世界の陶芸など、さまざまなテーマの展覧会を行っているそうです。

ようやく入口へ到着。

振り返ると空と山の稜線がきれいに見えます。パンダの背中も小さいな。

グッズもいっぱい売ってました。

リサ・ラーソンの猫はどれも個性的でかわいい。

展示も色々あって、リサ・ラーソンの初期から晩年にかけて説明があり、色んなデザインの仕事をしていた事を知りました。猫もライオンも人もリサ・ラーソンの手にかかるとこうなるのか・・・と思いつつ一つ一つを味わいました。線も立体も色使いもリサ・ラーソンを堪能。すごいなと思いました。

桜も終わって、涼しく、暑すぎない、とってもいい季節になりました。もう少し続いてくれるといいな。

こちらの「リサ・ラーソン展」は5/26(日)まで。教室でもファンがいるし、アップしてみました。オススメです。割引券をもらったので、もし行く人がいたらレッスンの時にでも声をかけてください。

<おまけ>

陶芸の森の近くにあるギャラリー&カフェ「TORASARU」。色んな種類のチーズケーキがあって、どれもすごく美味しかったです。一押しはゴルゴンゾーラのバスクチーズかな?こっちもオススメです。

ドライブして楽しかったし、連れて行ってくれたKさん、ほんとにありがとうございました!

「円空」行ってきました。

あべのハルカス美術館の「円空 ―旅して、彫って、祈って―」へ行ってきました。

どーんと「金剛力士(仁王)立像(吽形)」がお出迎え。

横顔。生で見た迫力はすごいです。

背中のコブも味あるな~。

こちらの「祈りの森」の所は写真OKなゾーンだそうです。

「両面宿儺(りょうめんすくな)坐像」。うーん、見れば見るほど魅力が詰まっています。

初期のものから、晩年の作品までバランスよく展示されていました。あと、円空は和歌もたくさん残していたそうで、一つひとつ読んで味わいました。どんな人だったんだろうと思いながら。

行ってよかったです。1本の木が、祈りの形としてこんな風に変わる、そんな円空の世界を感じる事ができました。普段弾いているギターもそうだけれど、木っていいなと思いました。切り倒された後も生きてる、そんな素材。ましてや円空によって命を吹き込まれたものならば・・・!色んな表情の作品がありました。4/7までなのでまだ行ってない方はぜひ!オススメです。

「美術展ナビ」はこちら→「円空 ―旅して、彫って、祈って―あべのハルカス美術館」をご覧ください。

長沢芦雪を見に大阪中之島美術館へ

江戸時代中期に京都で活躍した画家「長澤芦雪」の大阪で初となる回顧展へ行ってきました。

生の絵を観たのは初めて。この犬じゃないけど「こりゃたまげた!」と言う気持ちになりました。最近は犬の絵に代表される「かわいい」が芦雪の代名詞になっていますが、それだけでは語り切れない魅力的な作品がたくさんありました。線のバリエーションの豊富さ、墨の表現の多彩さ、細かい描き込みと大胆な省略など色々な表現があり、まさに自由奔放。全てが見ていて楽しかった。今まで観てきた展覧会の中で一番感動したかも。観る前はこんなにも自分が好きになると思っていなかったので、本当にびっくりでした。心から感動しました。

いつもポストカードを買ってしまうけど、今回は生の絵が凄すぎてポストカードを買う気持ちになれなかった。

こちらのパネルの前で記念撮影している人が多かったです。

芦雪犬はだらしないポーズが人気!

中之島をちょっと散歩して梅田まで散歩しました。うーん、芦雪すごいな。

12/3までなので、もう一回行くかも。たぶん行くと思う。

前から気になっていた本を買って帰りました。

追記:後期展示も行ってきました。前期と違う絵がたくさん展示されていて、後期も行って良かったです。平日の雨の日でしたが、けっこう人は多かった様な。江戸時代も人気絵師だったようですが、200年以上たった今でも人気だなと思いました。今回はポストカードや図録も買ってきました。これからゆっくり読みたいと思います。あと伊藤若冲の「象と鯨図屏風」の展示もあって、そちらもやっぱり感動。伊藤若冲もやっぱり好きだなと思いました。

ギリギリ間にあった!佐伯祐三展 大阪

6/25までだった「佐伯祐三展」へなんとか間に合って、行ってきました。

昔からちょっと好きだった佐伯祐三。以前「大阪歴史博物館」で一枚の佐伯祐三の生の絵を観てからすごく好きになって、この展示会を楽しみにしてました。

地下鉄の肥後橋駅から歩いて10分くらい。見えてきました「大阪中之島美術館」。

すごい人なのかなー。ちょっと心配。

チケット購入して長ーいエスカレーターで上へ。

横を見ると1Fや2Fのフロアーが見えます。楽しいけど、高所恐怖症なので、ちょっと怖い。

でたー!ワクワク感あり。

今回、展示しているほとんどの絵は撮影OKなんだそう。すごいなー。

晩年の作品。と言っても30年の短い生涯だったのでまだまだ若いですが。力のある作品が多数あって、もっと長生きしていたらどんな絵を描いてたんだろうと思ってしまう。

こちらも晩年の作品で「郵便配達夫」。

若い頃の作品や、セザンヌの影響を感じる作品、またパリ時代や日本に戻ってからの作品などなど、本当に沢山の作品があり、見ごたえたっぷりでした。

Tシャツ&トートバックは、例の「郵便配達夫」の絵を使ったデザイン。

ポストカードも色々。

毎回ポストカードを買ってしまうので増える一方・・・。

展示会の終盤に行ったわりには、まだたくさんの方が見に来ていました。やっぱり絵の鑑賞は楽しいです。

話題のレッサー・ユリィを見に行ってきました。あべのハルカス美術館へ

「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」あべのハルカス美術館

こちらのYouTubeを見て「レッサー・ユリィ」がすごく人気と聞いて、全然知らないので気になって行ってきました。

JR天王寺駅からすぐです。この矢印が分かりやすい。

こちらが話題のレッサー・ユリィー。「夜のポツダム広場」です。実際にみたらすごくいい。絵に力があって、日本人好みなのが分かるな。この日もこの絵の前に沢山の人だかりができてました。

「冬のベルリン」。こちらも生で見たらすごくよかった。絵はがきが売ってなかったので残念。毎回美術館に行ったら、教室にポストカードをこっそり飾ってます。今回もユリィーの違う絵を飾ってます。

他にもゴッホ「プロヴァンスの収穫期」。写真OKの絵が6点ほどありました。

ルノワール「花瓶にいけられた薔薇」。

モネ「睡蓮の池」。

他にもターナーやコローなどあり、バランスが良くて割と見ごたえがありました。

そして帰りに買ったポストカードはなぜかセザンヌ。普段、画集とかで見る時は、好きな感じではあるけどめっちゃ好きとはならないんです。でも、この手の美術展に行って現物を目の前にすると、思わず足を止めてマジマジと見てしまうのがいつもセザンヌなんです。なんでだろう?やっぱり音楽の好みと一緒で、完全無欠のテクニシャンよりも、ちょっと下手でも個性のキツイやっかいな人が好きなんだと思います。

おまけ:帰りに初めて台湾スイーツを食べました。メニューを見ても全くどんな味か想像できなくて、店員さんに聞いて、初心者におすすめの「伝統豆花」を食べました。噂通り美味しかったです。初めて食べるけどなぜか懐かく感じる味。台湾にハマる人の気持ちがちょっとだけ分かった気がしました。

「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」は4月3日(日)までなので、気になる方はぜひ行ってみてください。69点の作品のうち、59点が日本初公開でおすすめですよ。