長沢芦雪を見に大阪中之島美術館へ

江戸時代中期に京都で活躍した画家「長澤芦雪」の大阪で初となる回顧展へ行ってきました。

生の絵を観たのは初めて。この犬じゃないけど「こりゃたまげた!」と言う気持ちになりました。最近は犬の絵に代表される「かわいい」が芦雪の代名詞になっていますが、それだけでは語り切れない魅力的な作品がたくさんありました。線のバリエーションの豊富さ、墨の表現の多彩さ、細かい描き込みと大胆な省略など色々な表現があり、まさに自由奔放。全てが見ていて楽しかった。今まで観てきた展覧会の中で一番感動したかも。観る前はこんなにも自分が好きになると思っていなかったので、本当にびっくりでした。心から感動しました。

いつもポストカードを買ってしまうけど、今回は生の絵が凄すぎてポストカードを買う気持ちになれなかった。

こちらのパネルの前で記念撮影している人が多かったです。

芦雪犬はだらしないポーズが人気!

中之島をちょっと散歩して梅田まで散歩しました。うーん、芦雪すごいな。

12/3までなので、もう一回行くかも。たぶん行くと思う。

前から気になっていた本を買って帰りました。

追記:後期展示も行ってきました。前期と違う絵がたくさん展示されていて、後期も行って良かったです。平日の雨の日でしたが、けっこう人は多かった様な。江戸時代も人気絵師だったようですが、200年以上たった今でも人気だなと思いました。今回はポストカードや図録も買ってきました。これからゆっくり読みたいと思います。あと伊藤若冲の「象と鯨図屏風」の展示もあって、そちらもやっぱり感動。伊藤若冲もやっぱり好きだなと思いました。

ギリギリ間にあった!佐伯祐三展 大阪

6/25までだった「佐伯祐三展」へなんとか間に合って、行ってきました。

昔からちょっと好きだった佐伯祐三。以前「大阪歴史博物館」で一枚の佐伯祐三の生の絵を観てからすごく好きになって、この展示会を楽しみにしてました。

地下鉄の肥後橋駅から歩いて10分くらい。見えてきました「大阪中之島美術館」。

すごい人なのかなー。ちょっと心配。

チケット購入して長ーいエスカレーターで上へ。

横を見ると1Fや2Fのフロアーが見えます。楽しいけど、高所恐怖症なので、ちょっと怖い。

でたー!ワクワク感あり。

今回、展示しているほとんどの絵は撮影OKなんだそう。すごいなー。

晩年の作品。と言っても30年の短い生涯だったのでまだまだ若いですが。力のある作品が多数あって、もっと長生きしていたらどんな絵を描いてたんだろうと思ってしまう。

こちらも晩年の作品で「郵便配達夫」。

若い頃の作品や、セザンヌの影響を感じる作品、またパリ時代や日本に戻ってからの作品などなど、本当に沢山の作品があり、見ごたえたっぷりでした。

Tシャツ&トートバックは、例の「郵便配達夫」の絵を使ったデザイン。

ポストカードも色々。

毎回ポストカードを買ってしまうので増える一方・・・。

展示会の終盤に行ったわりには、まだたくさんの方が見に来ていました。やっぱり絵の鑑賞は楽しいです。