「円空」行ってきました。

あべのハルカス美術館の「円空 ―旅して、彫って、祈って―」へ行ってきました。

どーんと「金剛力士(仁王)立像(吽形)」がお出迎え。

横顔。生で見た迫力はすごいです。

背中のコブも味あるな~。

こちらの「祈りの森」の所は写真OKなゾーンだそうです。

「両面宿儺(りょうめんすくな)坐像」。うーん、見れば見るほど魅力が詰まっています。

初期のものから、晩年の作品までバランスよく展示されていました。あと、円空は和歌もたくさん残していたそうで、一つひとつ読んで味わいました。どんな人だったんだろうと思いながら。

行ってよかったです。1本の木が、祈りの形としてこんな風に変わる、そんな円空の世界を感じる事ができました。普段弾いているギターもそうだけれど、木っていいなと思いました。切り倒された後も生きてる、そんな素材。ましてや円空によって命を吹き込まれたものならば・・・!色んな表情の作品がありました。4/7までなのでまだ行ってない方はぜひ!オススメです。

「美術展ナビ」はこちら→「円空 ―旅して、彫って、祈って―あべのハルカス美術館」をご覧ください。

話題のレッサー・ユリィを見に行ってきました。あべのハルカス美術館へ

「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」あべのハルカス美術館

こちらのYouTubeを見て「レッサー・ユリィ」がすごく人気と聞いて、全然知らないので気になって行ってきました。

JR天王寺駅からすぐです。この矢印が分かりやすい。

こちらが話題のレッサー・ユリィー。「夜のポツダム広場」です。実際にみたらすごくいい。絵に力があって、日本人好みなのが分かるな。この日もこの絵の前に沢山の人だかりができてました。

「冬のベルリン」。こちらも生で見たらすごくよかった。絵はがきが売ってなかったので残念。毎回美術館に行ったら、教室にポストカードをこっそり飾ってます。今回もユリィーの違う絵を飾ってます。

他にもゴッホ「プロヴァンスの収穫期」。写真OKの絵が6点ほどありました。

ルノワール「花瓶にいけられた薔薇」。

モネ「睡蓮の池」。

他にもターナーやコローなどあり、バランスが良くて割と見ごたえがありました。

そして帰りに買ったポストカードはなぜかセザンヌ。普段、画集とかで見る時は、好きな感じではあるけどめっちゃ好きとはならないんです。でも、この手の美術展に行って現物を目の前にすると、思わず足を止めてマジマジと見てしまうのがいつもセザンヌなんです。なんでだろう?やっぱり音楽の好みと一緒で、完全無欠のテクニシャンよりも、ちょっと下手でも個性のキツイやっかいな人が好きなんだと思います。

おまけ:帰りに初めて台湾スイーツを食べました。メニューを見ても全くどんな味か想像できなくて、店員さんに聞いて、初心者におすすめの「伝統豆花」を食べました。噂通り美味しかったです。初めて食べるけどなぜか懐かく感じる味。台湾にハマる人の気持ちがちょっとだけ分かった気がしました。

「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」は4月3日(日)までなので、気になる方はぜひ行ってみてください。69点の作品のうち、59点が日本初公開でおすすめですよ。