「Tribute to Baden Powell~Live」バーデン・パウエルゆかりの曲を

教室初のトリビュートライブを企画しました。第一弾はブラジリアンギターの鬼才、バーデン・パウエル。当教室でも人気のギタリストで、沢山の生徒さん達が学んでいきました。今回はそんなバーデン・パウエルに憧れてギターを学んできたメンバーが4名登場して、それぞれバーデンゆかりの曲を披露していきました。入れ替え時間のBGMもバーデンのアルバムを流したりして、だいぶマニアックなイベントでしたが、思ったよりお客さまが来てちょっとびっくりしました。

それでは当日の模様をご覧ください。

1.「西田 美穂


1.O Astronauta/宇宙飛行士
2.Petite valse
3.Carinhoso
4.Consolação
5.Sentimentos(アンコール)
トップは西田さん。持ち前のパワフルな演奏はもちろんのこと、トークも軽妙で、持参したレコードで、バーデン入門者にオススメのアルバムや、個人的に好きなアルバムなどの紹介があり、楽しいステージとなりました。自身初めてのライブでしたが、「ステージ、楽しいです。やってよかった。」とアンコールの時に言っていた姿が、出来る事は全て出し切った~!と言う爽やかさを感じました。ありがとうございました。

2.「河井 俊彦」


1.Retrato em Brasil/ブラジルの肖像画
2.Samba triste/悲しみのサンバ(長谷川ver)
3.Apelo/アペロ
4.Linda/リンダ
5.Eu sei que vou te amar/あなたを愛してしまう
6.The shadow of your smile/いそしぎ(アンコール)
2番手は河井さん。今回はバーデンゆかりの曲をアンコールも含めてたっぷり6曲演奏してくれました。河井さんらしい表現力豊かな演奏は健在。そして今回はトークも盛りだくさん(?!)で、あっという間の30分間でした。本当にありがとうございました。

3.「高 友季子」


1.Consolação
2.Berimbau
3.Valsa sem nome
4.Se todos fossem iguais a voce (当日の動画
5.Canto de ossanha
6.Deixa(アンコール)
こちらも初登場の高さん。本人いわくバーデンの中でも「泥臭い曲」をたくさん演奏してくれました。女バーデンばりの男前ギターとは正反対の、ぼやきトークが会場の笑いを誘っていました。初めてのライブとは思えません。ありがとうございました。

4.「西口 健一


1.Samba do avião/ジェット機のサンバ
2.Lamentos
3.Manha de Carnaval/カーニバルの朝
4.Deixa
5.Euridice
6.Samba Triste/悲しみのサンバ
7.La Marseillaise(アンコール)
そして僕がトリを務めさせていただきました。最初の2曲は緊張でガチガチでしたが、3曲目からは少し落ち着いて弾けました。思い入れが強過ぎて、どうその思いを表現するか悩んでいましたが、自分らしく弾くことしか結局はできないので、これでよかったのかなと思っています。個人的には、改めて「師匠・バーデン」の魅力と凄みを感じた一日となりました。とても楽しかったです。

改めてご来場いただいた観客の皆様、ありがとうございました。そして出演者の皆さん、受付を手伝ってくれた吉田さん、会場「IOR?I/雲州堂」の方々、本当にありがとうございました。また来年も雲州堂でライブを続けていこうと思います。今後ともよろしくお願いいたします!


「エイエイオー!」というショットですが、終了後の写真なので顔が和んでいます(笑)。ちなみに左側・高さんが持っているレコが僕が一番好きなアルバムで、右の西田さんが持っているジャケが西田さん一押しのアルバムです。

関連ブログはこちら→「バーデン・パウエル」をチェック。

来週はライブ!

いよいよ来週はバーデン・トリビュート・ライブです。
バーデンゆかりの曲を4人のアーティストがそれぞれに演奏していきます。

トリビュートライブは、ずっと敬遠してきた企画だったのですが、「こんなに沢山のバーデンゆかりの曲を練習してるギター教室もあんまりないんじゃない?」「一回やってみたら?」と私が去年の夏に言ったら、珍しく企画が通っちゃったんです。

なんだかバーデンって、あんまり似てる人がいなくて、こんな感じのギターが聴きたいと思ったら、バーデン聞くしかない様な存在。
ジャズのビル・エバンスが好きな人が「ビル以外でこんな感じのピアノジャズのCDを探してるんですけど」ってジャズの中古レコード屋さんで聞いたけど、ジャズに詳しい人でも「うーん・・・」と困っていたそうです。バーデンもそんな感じなのかもしれません。

クラッシックギターの福田進一さんの本に、初めて行ったプロのコンサートが「バーデン・パウエル」だったそうで、「強烈なラテン・リズムの切れ味は、今も鮮烈に思い出す。」とあり、また「どの音もクラッシュしてる様に聞こえ」と書いてあったので爆笑してしまいました。最終的には福田さんは自分がやりたい事とは隔たりを感じたそうですが、1970年代に大阪のサンケイホールにバーデンが来てたんだなと思うと私が生きてる時代に、いちおうバーデンも生きてたんだと身近に感じたり。

ある批評家の方がバーデンの歌とギターを星で評価してて、バーデンはギターは星5つだったのに、歌が星1つだったので、夫と2人で爆笑しました。ちなみにジョアンは歌5でギター3、ボンファは歌3でギター4でした。今回、誰かバーデンのモノマネして歌ってくれたらいいのにと思ったけど、みんな真面目なのでそんなモノマネはないそうです。当たり前か。

今回も出演してくれる方々に感謝。普段からバーデンがカッコイイな~と思って憧れているメンバーが集まって演奏会が出来る事がとても嬉しいです。

バーデン・パウエルが好きな方、ブラジリアンギターが好きな方、ボサノヴァやサンバが好きな方はぜひ遊びに来てください。
予約も前売りもありませんので、お気軽に遊びに来てください。お待ちしております。

その後のライブの模様はこちら→「Tribute to Baden Powell~Live

8月のレーベルカフェライブ無事終了!

8月のレーベルカフェライブ無事終了しました。

ご来場いただいた観客の皆様、ありがとうございました。そして出演者の田辺さん、受付を手伝ってくれた吉田さん、会場「Label cafe」の松岡さん、本当にありがとうございました。
当日の模様をアップしましたので、よかったらご覧ください。→「Live at Label cafe Osaka vol.3

26 / aug / 2018 (sun) 「Live at Label cafe Osaka vol.3」

大阪:北浜の「Label cafe」でライブをしました。この日もまだまだ暑い大阪の夏でしたが、沢山の方々にご来場いただき本当にありがとうございました。

それでは当日の模様を写真で振り返ります。

1.「田辺 新」

1.Garota de Ipanema / イパネマの娘
2.A felicidade
3.Meditacao
4.Estrada do Sol~Eu e o Meu Amor~Lamento no Morro
5.Inútil Paisagem~Samba de Verão(メドレー)
6.Manha de Carnaval / カーニバルの朝
7.Corcovado
8.Chora Tua Tristeza
<アンコール>
9.O Bêbado e o Equilibrista

4曲目はジョビンのラブソングを3曲メドレーで、5曲目も2曲続けて夏らしい曲を。この日のライブの為に色々と用意してくれていたボサノヴァスタンダードが沢山聞けました。MCも楽しくゴキゲンな気持ちになれるライブは田辺さんならではの雰囲気。ありがとうございました。

2.「西口 健一

1.Clouds and plants
2.大きな輪・小さな輪
3.Lamentos(カヴァー曲)
4.Manhã de carnaval(カヴァー曲)
5.Chará(カヴァー曲)
6.Talkin’ about
7.ライオン橋
8.Silent station
<アンコール>
9.La Marseillaise(カヴァー曲)

今回はオリジナル曲とカヴァー曲を半々にしました。カヴァー曲は今まで人前で演奏をしたことがないものばかり。少し不安でしたが、なんとか演奏できました。ただ、音があまり良くなかったようで、聞きづらい音をお聞かせして申し訳なかったです。次回のライブまでには解決方法を考えたいと思います。でも、お客様は集中して聞いていただいていたので嬉しかったです。ありがとうございました。

改めてご来場の皆様ありがとうございました。そして出演者の田辺さん、受付を手伝ってくれた吉田さん、会場「Label cafe」の松岡さん、本当にありがとうございました。

「浴衣とボサノバギターの夕べ 2018」

今年も「雲州堂」で浴衣ライブをしました。当日を迎えるまで台風でヤキモキしましたが、なんとか晴れてよかったです。そして予想以上に沢山のお客様が来られたのでスタッフ一同驚きました。ありがとうございます。また立ち見になってしまった方、申し訳ありませんでした。
当日は出演者&受付スタッフは浴衣姿。客席にも浴衣や夏着物の方々がいて今年も楽しい雰囲気になりました。

それでは当日の模様をご覧ください。

1.「兵頭 宏」

1.Samba de verão/サマーサンバ
2.Garota de Ipanema/イパネマの娘(参考動画
3.A felicidade/フェリシダーヂ
4.Caminhos cruzados/十字路
5.É luxo só/なんて素敵
6.Vou te contar(Wave)/波
7.Aquarela do Brasil/ブラジルの水彩画
8.Mas que nada/マシュ・ケ・ナダ
9.Este seu olhar/まなざし(アンコール)

まずは弾き語りソロの兵頭さんが登場。去年も参加して頂いたのですが今年はさらに沢山の曲を演奏してもらいました。トークも楽しくトップバッターとして場を和らげてくれました。さすがです。ありがとうございました。

2.「吉田有希代(Vo・G)、吉岡 慶和(b)、西口 健一(G)」

1.Samba de uma nota só/ワン・ノート・サンバ
2.Saudade da Bahia/バイーアの思い出
3.Corcovado/コルコヴァード
4.O barquinho/小舟
5.Chega de saudade/想いあふれて
6.ラブリー
7.Tristeza/トリステーザ
8.Água de março/三月の水(アンコールwith兵頭さん)

今回はこの日限定のユニットを結成して演奏しました。曲はボサノバスタンダードを中心にヴォーカルの吉田さんに選んでもらって、3人ならではのアレンジに挑戦しました。途中で吉岡さんからの楽器の説明コーナーがあったり、いつもと違う楽しさがありました。最後のアンコール曲は「Água de março」で兵頭さんにも参加してもらい掛け合いで歌って楽しい1曲となりました。

共演者の皆さん、ステージ脇での仕事や受付などを手伝ってくれたスタッフの皆さん、会場「IOR?I/雲州堂」の方々、そしてなによりご来場いただいた沢山の観客の皆様、本当にありがとうございました。


今回も楽しい思い出になりました。ありがとうございました!

前回の浴衣ライブ→「浴衣とウクレレとボサノバギターの夕べ 2017