ライブのセッティング、色々教えてください!のレッスン。

先日、こもれびライブを終えたばかりの渡辺さん。「今日はライブの時のセッティングを色々教えてもらいたくて・・・」とのこと。セッティングのレッスンって何?と思って、面白そうだから覗かせてもらいました。

渡辺さんはヤマハのエレガットでライブをしているので、教室にあるヤマハのエレガットを使ってレッスン。まずはギターの側板に搭載されたプリアンプの事から説明して・・・

気になる所は写メを撮ってましたよ。

楽器や機材が同じでも、楽器奏者の特徴や、天候、場所の広さや天井の高さ、お客さんの入り具合などでも、全然音は変わっていくので、音作りは無限。毎回微妙に変化するし、セッティングの事は少しでも覚えておくと、現場で対応するのに役立ちます

写真は簡易PAの話を。渡辺さんは弾き語りの人なので、マイクの事も勉強したり。

詳しくはこちら→「BEHRINGER ( ベリンガー )簡易PAシステム」をチェック。

最近ずっと使ってるアコースティックギター用プリアンプ「L.R.BAGGS ( エルアールバックス ) / Venue DI」の説明とか。

詳しくはこちら→「おすすめのピックアップ&シールド」をチェック。

色々説明して→質問されて→答えて・・・と続いて、あっという間に終わりました。機材を出すのにちょっと時間がかかるので、もしこのブログを見て「私も習いたい!」と思った生徒さんがいたら、事前にメールで伝えてもらえるとありがたです。(講師より「僕もセッティングのプロってわけではないけれど、知ってる範囲で教えてます。」とのこと。)

ライブをしてみて→分からない事が出てきて→必然的に覚えなくちゃいけなくなって→覚える。又は、ライブをしてみて→さらにやりたい事(アドリブとか)が出来て→必死に勉強して→だんだん分かってくる。って言うパターンもあり、生徒さんいわく「ライブをすると追い込まれるから、けっこう曲も覚えたりできる。」とのこと。現場の叩き上げじゃないけど、ライブをすると皆んな強くなっていくので、面白いです。

渡辺さんは近々、PAの担当者がいなくて「機材はあるので自由に使ってください。」っていう形の所でライブをする予定があるそうです。「ちょっと不安なので・・・」とのことでした。いい音でライブが出来るといいですね。

今回もブログネタに取材させてくれた渡辺さんに感謝!ありがとうございます。

ギターの各部の名称、答えられますか?ギターの世界をご案内。

先日、弦の張り替えレッスンがありました。

写真は、古い弦をゆるめて切って外している所です。

同じ楽器の習い事でもピアノと違って、日常的に「チューニング」や「弦の張り替え」があるのがギターの世界。ギターを弾いてる人にとっては普通の事だけど、けっこう知ってる様で知らない事もあったりして、「弦の張り替えレッスン」はギターってこんな楽器なんだと改めて知る機会になってます。

そこで今回の1冊。

CDでわかるギターの名器と名曲」。ずいぶん昔に私もちょっと勉強してみようと思って購入した本です。

クラッシックギター誕生の歴史や、名器と呼ばれるものにどんなギターがあるのか、ギターの構造や、ギターの名曲、有名ギタリストの紹介など、初心者向けにオールカラーで分かりやすい1冊となっています。

あらためてギターの各部の名称。ちゃんとすぐ言えますか?なんか漠然と知っていた事がつながるような感じです。

ギターの構造や解体した中の様子なども解説してあって楽しいです。

クラッシックギター専門店の「Fana」へ行く様になって、以前は読んでも全然盛り上がらなかった「ギターの銘器と名工」の所も楽しく読める様になってきました。「イグナシオ・フレタ」「ホセ・ラミレス」「ヘルマン・ハウザー」など、「あ、あれだな。」って思ったり。(それだけに今年の4月でFanaの大阪支店がなくなってしまうのはさみしいですが。)

奥深いクラッシックギターの世界。ちょっと入口をのぞいてみたくなったら、ぜひ読んでみてください。オススメですよ。

ギターの弦、張り替えレッスンってどんな感じ?用意するものは?と言う方はこちら→「ギターの弦、張り替えレッスン」をご覧ください。

今年のベテランさんはピカピカの一年生!?

発表会までちょうど1ヶ月を切りました。(詳細

出演される生徒さん達の演奏も仕上がってきました。弾いてる方は分からないかもしれないけれど、聴いてる方(私の様に演奏した事のない者にとって)は演奏のエネルギーがこちらに伝わってきてすごく感動します。

今年も過去に何回も発表会に登場してくれているベテランさん達が何人か演奏しますが、皆さん去年あたりから新しい事に挑戦されていて面白いんです。

ジャズ1年生

ずっとボサノバ弾き語りをしていたけれど、去年からジャスに目覚めて、ジャスを一人で弾き語りやソロギターに挑戦している生徒さんがいます。今年もジャズのスタンダードナンバーを演奏してくれます。

自分でソロパート考える一年生

ずっとボサノヴァギターのソロギターを勉強していた生徒さんが、ソロのアドリブパートを自分で考えて演奏してみたいと言う事で、音楽理論の勉強をはじめました。

「今まで楽譜を見て弾くだけやったから、大変やな~。」なんてボヤキながらも、着々と勉強してソロパートを作ってきてました。

ソロパートは最初からすごくいいフレーズ弾いてやろうと頑張りすぎず、簡単なコードチェンジの中で、変化をつけていく事から勉強していくといいそうです。

ご自身では「こんなんでいいんかな?」って苦笑いしてたけど、今年の発表会で披露できる所まできているし、すごいです。

ボサノバ弾き語り一年生

今までインストでボサノバのソロギターをずっと勉強していた生徒さんが、弾き語りに初挑戦しています。

「ボサノバの伴奏は基本的にこんな事をしてるんだよ」って言う、初歩の初歩を教てもらって、「マジで~!弾き語りの生徒さんはこんな事をしてたんですね。10年以上習ってて初めてボサノバ(基本の弾き語り)を勉強したなぁ。なんか新鮮!」と笑ってました。

歌の伴奏も色んなバリエーションがあって、複雑なコードの付け方リズムの微妙な変化など、アレンジは無限大!「伴奏に変化をつける勉強」は、ボサノバギターの醍醐味だし学んでいくと奥深いそうですよ。

まだまだ学ぶ事はいっぱい!

プロのギタリストもよく言ってるけど、「一生かけて学ぶ事はまだまだいっぱいある世界」。

先生も含めて、自分の課題に向き合って毎回新しい第一歩を進んでいくのが、ウチの教室の発表会らしくていいのかな?と思いました。

今年の発表会も楽しみです。

詳細はこちら→「第19回発表会」をご覧ください。

弦高が気になる・・・

「弦高が高い気がして、ちょっと気になるんです。」と、生徒さんが自分のギターを持ってきたので、ちょっとその様子を覗かせてもらいました。

先生に見てもらって、「そんなに高い感じはしないけど・・・でも個人差があるし、自分が気になるなら」と、 Fanaで購入したギターだったので、その場で先生がFanaの福永さんに電話で現状を説明。生徒さんはレッスンの帰りに上本町の「Fana」へ寄ったみたいです。

その後「Fana」でちょっとだけ弦高を低くしてもらって「だいぶ弾きやすくなった」そうです。「セーハもだいぶしやすくなった。」と嬉しそう。さらにうまくなるかな~?弾きやすくなって良かったですね。

ちなみに福永さんはギター製作もしている方なので、弦高をちょっと低くするくらいだったらその場ですぐ調節してもらえます。(もちろんギターの状態にもよりますが。)今回もお世話になりました。ありがとうございます。

ボサノバギターをこれから始める人にオススメ楽譜。ボサノバギターはじめの第一歩。

今回紹介する楽譜は初心者向けの楽譜です。曲は誕生日に歌う「Happy birthday to you」のボサノババージョン。

初心者の生徒さんに向けて僕が作った楽譜です。まずはボサノバに慣れてもらおうと、簡単で皆んなが知っている曲をボサノバ風に編曲しました。レッスンで使ってます。

ボサノバギターをこれから独学で勉強しようと思っている人や、ギター教室をやっている人で、生徒さんから「ボサノバも弾いてみたい。」と言われた時に、まずはこの曲からボサノバの弾き方に慣れてもらう、そんな教材として活用してもらえればと思います。

ボサノバギター、初心者向けの楽譜をこれからアップしていく予定です。よろしくお願いいたします。

楽譜はこちら→「Happy birthday to you(bossa nova version)

写真は近所のイタリアンレストラン「IL BAFFO」で誕生会をした時のもの。そう言えば「IL BAFFO」の1周年記念の時にお店で「Happy birthday to you」演奏しました。だいぶ昔ですが。