第3回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会

28 / Oct / 2007 (sun) 第3回 秋の発表会にて

10月28日の日曜日、うちの教室の第三回発表会を行いました。出演者のみなさん、スタッフや会場の中寺ハウスの樋口さん、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。以下は当日の模様です。

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トップバッターの三高くん。前回の発表会の時は、直前にバイク事故で入院してたので、初参加です。曲はハナレグミの「さよならカラー」。ええ声で会場の雰囲気をいい感じにしてくれました。やりにくい一番目を見事につとめていただきました。ありがとう♪

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2番目はこちらも初参加の奥野さん。曲は「おいしい水」と「My one and only love」。どちらもソロギターでの演奏です。柔らかい音色で、特に「My one and only love」は素晴らしい演奏で、別の生徒さんから「次の課題曲はこれにして下さい!」との声が出るほどでした。ありがとうございました!

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3番は岡本さん。弾き語りで「ハレルヤ」を、アン・サリーのバージョンを参考にしてアレンジしました。相変わらずの美声で、癒される方も多かったのでは? 次回はどんな歌を歌ってくれるのか、今から楽しみです。お疲れさまでした!

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4番、久野さん。今回はフレンチポップスのカトリーヌの曲「L’automobile」と、advantage lucyの「8月のボサ」です。どちらも久野さんのウィスパーボイスにあったすてきな演奏でした。次もよろしくです!

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5番、灘さんです。今回は「Once,I loved.」「MOONRIVER」の2曲をソロギターで演奏です。本人いわくかなり緊張されていたようですが、ミスも笑いに変えて会場の心を掴むあたりはさすがでした。演奏も素敵でした。ありがとうございました!

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6番は瀬藤くん。曲はジョビンの「Este Seu Olhar」と、オリジナルの「パリジャンの赤いブリーフ」。会場の雰囲気を自分のものにするその歌声と演奏はさすが!11/18(sun)に神戸でライブをされるそうなので、詳細を知りたい人は僕まで連絡を下さい。僕も遊びに行く予定です。

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7番、木戸さん。曲はどちらもLuis Bonfaのギターインスト曲で「Passeio no Rio」と「I can’t give you anything but love,baby」。「I can’t~」は昔に天気予報のBGMで使用されていたので、懐かしく感じる人も多かったのでは?少し緊張気味だったようですが、いい感じでしたよ!お疲れ様でした!

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8番、ケイホくん。今回は僕もよく一緒にライブをしているショウ君と、初参加のミナちゃんとのトリオで登場。曲は「生活の柄」ともう1曲はタイトル忘れました(笑)。もう二人のハーモニーが気持ちよくて、聴いてて楽しかったです。2曲目の途中でお呼びがかかり、僕もウクレレでソロを弾きました。むちゃくちゃでしたが楽しかったです。また遊ぼうね。

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そしてここで休憩です。foodを「バカンス食堂」にお願いしていました。写真はクスクスサラダ。ウマいよ!その他に、ビールやピザとかも人気でした。

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後半一発目は高橋くん。ソロで「男と女」。そして・・・

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僕とのデュオで「MINOR SWING」をサンバにアレンジして演奏。この発表会に合わせたわけではないんですが、おnewのフラメンコ用ギターで演奏。ほんと上手いよね~。デュオでは僕が足を引っ張らないように気を使いました。楽しかったね。お疲れさまでした!

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そして10番目に登場の川中さんと山口さんのウクレレデュオ。今回唯一のウクレレユニットです。曲はビートルズの「Yellow Submarine」と、エリントンのスタンダード「Caravan」。僕も伴奏で参加しました。ビートルズはほっこり、キャラバンはスリリングに演奏してくれました。とくにキャラバンはソロパートを自分達で考えてきたフレーズを披露。かっこよかった!ありがとうございました。

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そしてうちの発表会のスター、橋本さん。今回は「The Gift」と「Felicidade」をアレンジして演奏。「The Gift」では間奏をピックで激しいファンクロック的なフレーズを、「Felicidade」では曲の最初を六角レンチを弦に挿んで、トイピアノのような音で会場を驚かせていました。最後はフェードアウトで終わると思わせていて、「バン!」と激しい音の一撃で拍手喝采。お見事でした。お疲れさまでした!

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そして生徒さんのトリを今回もおまかせしたのは、マエストロ寺本さん。今回は「おいしい水」を弾き語りで。そしてバーデンの難曲「哀しみのサンバ」をソロギターで演奏。激しい橋本さんで盛り上がる空気を落ち着かせるような甘い歌声が印象的でした。また「哀しみのサンバ」は寺本さんらしい指さばきでいい演奏を聴かせてくれました。ほんまお疲れさまでした。いつもトリの重圧を引き受けて下さってありがとうございます!

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そして予定外のスペシャルゲスト、「玉造ギタースクール」の岸本先生の登場!アルコールで顔が赤いのに、会場をあんぐりとさせる超絶な技巧を披露して下さいました。うちの生徒さんたちも興奮!ありがとうございました!

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ここからは僕の演奏。最初はソロでやる「イパネマの娘」をバーデンのバージョンでやるつもりだったんですが、何ゆえかタケがボンゴを持って来てたので、久々にuncherryの二人で演奏することに。しかし「イパネマ」があまりにもボロボロだった(笑)ので、追加でuncherryの曲「switzer sky」を演奏。なんとかかっこがついたんでよかったです(笑)。タケ、お疲れさんでした。

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で、最近よく一緒にやっているアサラト奏者のショウ君と「おいしい水」のサンババージョンを演奏。前回の百花のライブでもやってたので、気持ちよく演奏できました。ショウ君ありがとう!

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最後はカンヌのアコーディオンのかんちゃんにも登場してもらい、ショウ君と3人で「西部劇」。そこにタケも加わり最後は4人で「窓辺の海」を演奏して終わりました。かんちゃんご苦労様!

今回、生徒さんは緊張されている方が多く、普段どおりの演奏ができなくて悔しい思いをした人が多かったようですが、玉ギの岸本先生も自身のブログで書かれていたように、一生懸命な姿に僕は感動したし、またその音は聴いている人の心に響くものだったと思います。みなさん、本当にいい演奏をありがとうございました。

来年からは年1回にしようと思っていたのですが、打ち上げでの多数決により(僕以外の全員一致により(笑))、今年と同じく春と秋の年2回の発表会を行うことになりました(笑)。みなさん、自分たちで言い出したからには来年もがんばっていい演奏をお願いしますね!

第2回 uncherryボサノバギター教室&ウクレレ教室 発表会

22 / Apr / 2007 (sun) 第2回 春の発表会にて

4月22日の日曜日、うちの教室の第二回発表会を行いました。第一回より倍以上の参加者の19名(+3)が参加!超個性的な生徒さんたちのおかげでめっちゃ盛り上がりました!出演者のみなさん、スタッフや会場の中寺ハウスの樋口さん、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!以下は当日の模様です。

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まだまだ慣れない司会をする講師。(笑)

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1番・久野さん
プレッシャーのかかる1番手なのに、ステキな声でサマー・サンバの弾き語りを堂々と披露。客席からは「かわいい~!」の声も出てました。ご苦労様!

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2番・山下さん
山下さんは旦那さんの歌と友人・佐々木さんのリードギターの3人で出演。1曲目はビートルズの「ブラックバード」を旦那さんと二人で。2曲目はノラ・ジョーンズの「シュート・ザ・ムーン」を佐々木さんを加えて3人で。最初は緊張されてたようですが、2曲目は会場全体が聴きほれてましたね~。ステキでした!

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3番・圭帆くん
この日のためにわざわざ沖縄の波照間から帰阪してくれた旅人・圭帆くん。久しぶりに会えて嬉しかったです。友人の今井くんと最初は「波」を二人で熱唱。2曲目は「NO WOMAN,NO CRY」を一人で熱演。会場の雰囲気が大いに盛り上がりました。かっこよかったよ~!

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4番・東さん
「緊張してます~」と言って登場した東さん。曲はエリック・サティの「ジムノペディ1番」。圭帆くんの演奏で盛り上がりざわついた後でやりにくいはずなのに、演奏が始まるとみんな息をのんで聴き入ってました。いい演奏でした!

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5番・瀬藤くん
神戸から通ってくれている瀬藤くん。この日は「コルコヴァード」とオリジナルの「雨の降る中を君は生まれたかったんだろ」演奏。エレキ(テレキャス)にトレモロを繋いで、甘くて切ない音色と歌で、昼下がりの会場をいい雰囲気にしてくれました。オリジナルのボサ・アレンジもよかった!

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6番・山崎さん
曲は僕の大好きなアグスティン・ペレイラ・ルセナの「DESQUES DE LA SEIS」。でも印象に残ったのは演奏前の漫談(笑)。スガシカオのラジオ番組の相談コーナーに投書した話で会場から爆笑を引き出してました。 次回はギター漫談を是非(笑)。

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7番・紺木さんと赤川さん
お揃いの手作り(!)衣装を着て、レイをかけて登場!曲はハワイアンの「アカカ・フォールズ」。二人ともウクレレを始めてあまり日がたっていないのに、がんばってくれました。歌声もステキでしたね。ご苦労様でした!

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8番・川中さんと山口さん
曲はビートルズの「ミッシェル」と、ジャズ・スタンダードの「ララバイ・オブ・バードランド」。「ミッシェル」はメロディとバッキングを入れ替えて、ブレイクを作ったりしたアレンジで。「ララバイ・~」は講師がテンポキーパー的にギターでバッキング。横で弾きながら「ここまで上手になるとは・・・」と感心してました。拍手も一際大きかったのでは?お疲れさま。

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9番・寺岡さん
今回は元ロッキン・タイムの今野英明さんのCDに収録されている「PUA LILILEHUA」とジャズ・スタンダードの「FLY ME TO THE MOON」を演奏してくれました。相変わらず確かな指捌きで聴いていて心地よかった。「FLY~」の最初のテンポが練習よりメッチャ速くてビックリしたけど、無事最後まで演奏しきってくれました。ご苦労様でした!

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10番・マッキー&ミナフォン
前回に引き続き参加のマッキー(左)が、まずはソロで演奏。曲は東京スカパラダイスオーケストラの曲にオリジナルの歌詞を載せた「君と僕」。そしてミナフォン登場で二人でローザ・ルクセンブルグの「ひなたぼっこ」を。 最後にミナフォンのソロでOs Novos Baianosの「Acabou Chorare」にオリジナルの歌詞を載せて。それぞれのソロ演奏も味があってよかったんやけど、デュオの時のハモリが特によかった!和ませてもらいました。ありがとう!

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11番・木戸さん
曲はジョビンの「WAVE」。6月に友人の結婚式で演奏するから度胸試しで出演させてほしいと急遽参加が決定。しかもそんなにこの曲の練習期間は長くなかったんです。心配しましたが見事な演奏を披露してくれました。さらに時間をかけられるので、友人の結婚式は大丈夫ですよ!

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12番・岡本さん
今回は荒井由美の「ベルベットイースター」を、元レベッカ・のっこのバージョンを参考に弾き語り。相変わらずキレイな声を披露してくれました。前回の曲よりギターはかなり難しくなったけど、がんばりましたね。お疲れさまでした!

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13番・O君
「イパネマの娘」を大胆にエレキギターで、しかもディレイやリバーブを駆使して僕の大好きなドゥルッティ・コラムを思わせる音で披露したO君。静謐で緊張感のある空間を表現してくれました。次回は何をやってくれるかメッチャ楽しみです!

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14番・橋本さん
うちの教室のスター・橋本さん登場です。曲は「おいしい水」と「黒いオルフェ」。ボサノバなのになぜか「一人難波ベアーズ」状態(分からない人ごめんなさい)。ガット1本でアバンギャルドな音世界を構築するさまは感嘆です。黒いオルフェの最後には、オーネット・コールマンの「ロンリー・ウーマン」のメロディを挟み込む大胆な発想。もしかしたらこの人天才かも?最高です。

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15番・寺本さん
うちの教室のマエストロ・寺本さんです。曲は今回もバーデンのレパートリーから「ユリディス」と「宇宙飛行士」。「ユリディス」はしっとりとした音で橋本さんの演奏でざわつく会場の空気を和らげました。続く「宇宙飛行士」はイントロで度肝を抜き、曲が進むにつれ会場の空気が張り詰めます。そしてオリジナルなエンディングで盛大な拍手が!盛り上がりましたね~。さすがです。お疲れ様でした!

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16番・高橋君
トリを飾ってくれたのは高橋くん。曲はまずソロでゴンチチの「放課後の音楽室」。プレッシャーなどどこへやら。練習よりうまくできたと思います。凄いですね~。アレンジも代理コードで少し響きを変えたり工夫してます。気持ちよかった!そして2曲目は講師とのデュオでJtoBの「メモリーズ・オブ・ユー」。ギターデュオって僕は苦手だったんですが、高橋くんのおかげでその楽しさに目覚めました。いや、ほんと気持ちよかった。 高橋君のギターソロの表現力は素晴らしかったと思います。またやろうね!

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ラスト・講師、西口
はい、オマケです。曲はオリジナルの「MARANGON」と「オルフェのサンバ」。アンコールでまたオリジナルの「PEOPLE ARE DANCING」を。楽しかった。生徒さんから次の課題曲を「PEOPLE~」にしてほしいと言われたのが嬉しかったです。

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そして最後はほぼ全員での記念撮影。

長時間、本当にみなさんお疲れさまでした。出演していただいた生徒さん、ご来場いただいた皆様、受付の三木さんと小山さん、PAのシバくん、そして中寺ハウスの樋口さんとムハマドくん、ありがとうございました。みなさんのおかげで、こんなに楽しい発表会をすることができました。また秋に予定していますので、そのときはみなさんよろしくお願いします。感謝。

ゲッツ/ジルベルト

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ど定番。ここに載せるのも恥ずかしいぐらい。でもアナログでは持ってるけどCDで持って無かった。昨年の9月にまた限定再発された売れ残ってた紙ジャケのものを今日買った。iPodに入れたくて。DSDリマスターbyセイゲン・オノらしいです。今、聴きながらiPodに転送中。あっという間に終了。久々に聴いた。確かに今聴いてもゲッツのテナーはデリカシーに欠けるけど、やっぱりジョアン/ジョビンは凄い。テンション高いと思う。あくまで静かに燃えるテンションですが。その演奏は鳥肌もの。それもあの無骨なテナーが逆に火をつけたように思えて仕方ない。その意味で、これはこれで奇跡だったのだと思う。ジョアンの熱心なファンには評判悪いけど、僕にとってはやっぱり名盤です。もちろん僕もジョアンの熱心なファンですが。

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