4/19 (sat) 江戸堀ボッサ 春のボサノヴァ・ギター&フルート・ライブ(肥後橋)

UNCHERRY BOSSA NOVA GUITAR SCHOOL PRESENTS LIVE

江戸堀ボッサvol.8
~Bossa nova guitar & flute live~
のボサノヴァ・ギター&フルート・ライブ
2025.04.19 (sat) at 「江戸堀コダマビル/レッスンホール
14:00 OPEN
14:15 START
CHARGE 2,500 yen
LIVE ACT /ニシグチ ケンイチ(G)、山本亜友子(Fl.)

アクセス:Osaka Metro四つ橋線「肥後橋」駅8番出口より徒歩約1分(詳細

去年から続けている「江戸堀ボッサ」。好評だったフルートの山本亜友子さんと今年も演奏できる事となりました。前回同様ボサノヴァやサンバのスタンダードナンバーを演奏していく予定です。2人のかっこいいジャズ・サンバをぜひ生で聴いていただければと思います。前半がニシグチのソロギター演奏、後半から山本さんのフルートが加わってたっぷり演奏していきます。

音の響きなど考えられた本格的なホールですので、PA無しの完全アンプラグドです。生で鳴る楽器の音の響きをそのまま味わっていただければと思います。

予約とか前売りもありませんのでお気軽にどうぞ。音楽が好きな方、フルートやナイロン弦のギターの音色が好きな方、ボサノバやサンバ、アドリブ演奏などが大好きな方、夏の終わり、土曜のランチの後にのんびりほっこりしてもらえればと思います。お待ちしております。(だいたい15時50分頃には終了予定です。)

会場は食事不可ですが、ペットボトルなどのソフトドリンクの持込はOKです。ゴミは各自でお持ち帰り頂く様お願いいたします。

山本亜友子(ブログ
音楽活動(フルート演奏&フルート講師)を主婦業と一緒にやっていきたいと思っております。クラシックをずっと勉強してきましたが、様々なジャンルでの活動をしていきたいとは思っております。どうぞよろしくお願い致します。

ニシグチ ケンイチ(動画
ボアノヴァ系ギタリスト。幼少の頃から作曲が好き。ロックやジャズ、ファンク、レゲエ、スカなどなど色々演奏したが、ソロ演奏で活動する上でボサノヴァギター奏法がとても役に立ち、その技術を他の人に教える事で役に立てたらと思い当時珍しかったボサノヴァ専門のギター教室をはじめる。ニシグチのアレンジしたボサノヴァの楽譜も人気。

ご予約もできます。↓

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第21回 uncherry Bossa nova guitar school 発表会 / 第1部

20 / Oct / 2024 (sun)

今年も年に一度の発表会がやってきました。インフルや風邪でキャンセルが出たり、本番直前までバタバタしたけれど、不思議とすごくいい発表会になりました。

中堅組やベテランさんは普段から色んな所でライブをしている人も多く、選曲&MCも楽しかったです。入場無料でいいのかな?と思うほど豪華なメンバーでした。またそんな先輩のいる中、緊張の面持ちで登場してくれた新人さんも健闘していました。それぞれに個性豊かなステージを作って、聴きに来てくれた方々に楽しんでもらおうと思う気持ちが伝わってきました。見に来た一般のお客さまからも「よかった」と声をかけて頂きました。ありがとうございます。

教室恒例のエイエイオー写真。今回は発表会が終わってから集合写真を撮りました。なのでみんなこの笑顔。緊張から解放されております。さて気になる本番のステージですが、どんな感じだったのでしょうか?写真で振り返っていきましょう!

※演奏者名の後「」内は曲名、*印は弾き語り、☆はオリジナル曲です。

1. ニシグチ(講師)「Clouds and Plants」☆

簡単な挨拶をして、いつもライブの1曲目に演奏するオリジナル曲の「Clouds and Plants」を演奏しました。生徒さんにうまく繋げられたかな?

2.長尾さん「Só danço samba(ソ・ダンソ・サンバ)」*

生徒さんのトップを飾ってくれたのは長尾さんです。曲はトップにふさわしく明るいポップな「Só danço samba」です。歌詞の内容を説明して演奏をスタート。少しゆったりしたイントロから歌が入ると一気にスピードアップ。歌も伴奏も軽快なサンバで、「ここから発表会が始まる!」という喜びを感じさせる見事な演奏でした。最後のキメもかっこよかったです。最高のトップバッターでした。ありがとうございました!

3.高本さん「Fly me to the moon」*「Pela luz dos olhos」*

交流会などでは演奏していましたが、発表会は今年が初めての高本さん。演奏前のMCでは「初めてなので緊張しています」とのことでしたが、始まってみると実に堂々した演奏でした。ギターの伴奏も走ったりすることなく、その独特の歌声をしっかりサポート。特に1曲目の「Fly me ~ 」はカッコよかったです。2曲目の「Pela luz ~」も少しミスはありましたが、最後までしっかり歌い切ってくれました。課題だったギターのベース音もしっかり出ていましたね。よかったです。ありがとうございました!

4.橋本さん「Samba triste(悲しみのサンバ)」

ギターのインスト組でトップを飾ってくれたのは橋本さんです。曲はMCで本人も言っていたように思い入れのある「悲しみのサンバ」です。かなりの難曲なのですが、見事に弾き切ってくれました。演奏のスピード感、コードカッティングの迫力、3連が連続する難しいリズム、中盤のバロック調の単音フレーズ、終盤のたたみかけるようなフレーズなどお見事でした。演奏後の会場の拍手の大きさが演奏の素晴らしさを反映していましたね。よっ!さすが北区のバーデン!!

当日の動画はこちら→「Samba triste」をご覧ください。

5.加藤ホフ信一さん「人生の花」*

もはや我が教室のイベントの名物と化しているエンターテイナーの加藤さん。いつものご機嫌な自己紹介からスタート。それだけで会場から大笑いが。今回は曲の前に朗読や演劇、または落語のようなセリフ/前口上を入れてくれました。会場の意識を一気に集めてから演奏スタート。カオリーニョ藤原さんの名曲の世界観を見事に表現できていたと思います。素晴らしかったです。熱演ありがとうございました!

6.シノさん「Ela é carioca(彼女はカリオカ)」*「O barquinho(小舟)」*

続いて前田さんの登場です。自宅の修繕のMCで軽く笑いとってから演奏をスタート。軽快な「Ela é carioca」と「O barquinho」を披露してくれました。昨年から比べるとギターが段違いに上手くなっていて、曲の小気味良さがしっかり表現できるようになってきました。歌は元々上手いので、このまま成長してくれれば念願のソロライブも大丈夫なはず。11月に向けて頑張っていきましょう!ボサノバらしい素敵な演奏をありがとうございました!

7.いまなかさん「Fly me to the moon」「It don’t mean a thing」

今回も唯一のウクレレで参加のいまなかさん。MCでの丁寧な曲紹介とともに今回は2曲ともソロウクレレで演奏してくれました。1曲目の「Fly me ~」は自分で考えた変奏部分がよかったです。そして白眉だったのが2曲目の「It don’t mean ~」凄まじいキレのある演奏で、ソロウクレレで演奏するジャズの魅力を余すことなく表現できていました。迫力が凄かったし、めっちゃカッコよかった!熱演ありがとうございました!!

8.兵頭さん「The days of wine and roses(酒とバラの日々)」

そして前半のトリを務めてくれたのは、すっかりうちの教室の発表会でお馴染みの兵頭さん。ベテランらしいリラックスしたMCで、柔らかい雰囲気を作ってくれてお客さんも楽しそうでした。いまなかさんに続いてジャズのスタンダードをソロギターで、こちらはしっとりとしたジャズの魅力を披露してくれました。一音一音丁寧に紡いでいき、原曲の持つ明るい曲調の中に潜む切なさを見事に表現できていたと思います。さすがでした。素敵な演奏をありがとうございました!

この後、第二部へ続きます。

第20回 uncherry Bossa nova guitar school 発表会 / 第1部

15 / Oct / 2023 (sun)

今年も発表会を行いました。

ギター15名・ウクレレ2名の総勢17名がステージに登場しました。ステージで演奏した生徒の皆さま、また当日裏方で色々とお手伝いをしてくれた方々、アルペジオホールの本越先生、そしてなによりご来場いただいた観客の皆さま、本当にありがとうございました。

普段からライブをしている生徒さんも多く、それぞれに個性豊かなステージを作ってくれたと思います。選曲もMCも個性的でよかったですし見ていて楽しかったと思います。皆んな凄いなと思いました。

それでは、当日の模様を写真で振り返ります。

まずは恒例のエイエイオー!ここは完全にやらせです。本番前は皆んな緊張気味。普通のポーズでも撮ってるけど、表情が硬い!(笑)なので、こちらの写真を採用しています。調べたら第7回からエイエイオー!ってやってました。

気合は十分!さて本番はいかに・・・

※演奏者名の後「」内は曲名、Uはウクレレ、*印は弾き語りです。

1. ニシグチ(講師)「Desafinado(ヂザフィナード)」

今年は僕がトップを務めさせていただきました。曲は定番の「ヂザフィナード」を弾き語りで演奏しました。今年からしっかり取り組んでいる弾き語りですが、ようやくマシになってきたな、と後でビデオを見返して思いました。

2. 川口さん「As time goes by(時の過ぎゆくままに)」 U

久しぶりの出演の川口さん。曲はジャズスタンダードの定番「As time goes by」をソロウクレレで演奏してくれました。一昨日に衝動的に購入した本人曰く「感動的に弾きやすい」というウクレレを引っ提げて挑んでくれました。序盤で少しコードを見失ってしまいましたが、もう一度最初からやり直して演奏すると、そこからは練習通りの演奏をすることができました。悩んでいたセーハの音も、新しいウクレレだとキレイに出ていたのでよかったです。今度は最初からスムースに演奏できるようにまた練習を頑張っていきましょうね!

3. シノさん「Samba de Verão(サマー・サンバ)」*「Brigas nunca mais(もう喧嘩はしない)」*

昨年に続いて2年連続の出演のシノさん。緊張をほぐすために演奏前のMCで、2匹の飼い猫がどの曲の練習の時に機嫌よく懐いてくれるかの話をしてくれました。1番人気はWAVEだそうで、今回選んだ曲は人気No.2と3だそうです。シノさんも今年新調したギターで演奏してくれたのですが、そのギターと自身の演奏の上達により、昨年よりも格段に音量も大きく音色も良くなっていました。1曲目は緊張から少しテンポが速くなりましたが、最後まで乱れることなくしっかり演奏。2曲目は曲の良さが伝わる演奏でよかったです。元々歌は上手なので、今後ますます期待できます。これからも楽しみにしています!

〇その後、シノさんのボサノヴァ・ユニットとライブをしました。当日の模様はこちら→「Bossa nova 845 LIVE with Sunset Cocktail」をご覧ください。

4. ほまり~にょさん「Someday my prince will come(いつか王子様が)」

4年ぶりの発表会出演のほまり~にょさん。演奏前に去年は客席から見ていたけど、今年はここに戻って来られて良かったと言っていたのが印象的で、それを聞けてとても嬉しい気持ちになりました。曲はディズニーの「いつか王子様が」の中村善朗さんのアレンジのギターソロを披露。あえて2曲演奏せずに、この1曲の思いをこめた素晴らしい演奏でした。力強い音、的確なリズムとテンポ、最後まで集中力が途切れずに最後の一音まで気持ちをこめて演奏していたので伝わってきました。会場からの拍手がそれを表してしましたね。素敵な演奏をありがとうございました!

5. Bishop あかいさん「Regra tres」*「Lindeza」*

直前のレッスンまで演奏曲を悩んでいたあかいさん。僕が強制的にあかいさんの個性が生きる曲を選ばせてもらいました。演奏前には自身のステージネームの由来と曲の説明をして会場を和ませてからスタート。1曲目の「Regra tres」は畳み掛けるようなアップテンポで迫力のある演奏を披露。2曲目の「Lindeza」はあかいさんの甘い声が映えるしっとりしたテンポですごく良かったです。あとはギターと歌詞の発音の細かい部分を詰めていけばもっともっと良くなりそう。これからも楽しみながら演奏してさらに上達していきましょう!

6. 中井さん「A Felicidade(フェリシダーヂ)」

6番目に登場の中井さん。曲は名曲「A felicidade」をソロギターで演奏してくれました。僕がYoutubeにアップしている江部賢一さんのアレンジです。僕の演奏を聴いてやりたいと思ってくれたので嬉しかったです。交流会で弾いた時は音が小さかったので心配でしたが、発表会本番は、使用ギターも変更して音量も大きくなり、しっかりとしたタッチで力強い演奏を聴かせてくれました。細かい部分はレッスンの時の演奏どおりとはいきませんでしたが、最後のコードを弾き切るまで集中力高く演奏されていたのが印象的でした。熱演ありがとうございました!

7. 兵頭さん「Round Midnight(ラウンド・ミッドナイト)」*

もうベテランの域の兵頭さん。曲はセロニアス・モンク作曲のジャズスタンダードの名曲。弾き語りで披露してくれました。演奏前のMCで軽く会場を笑わせてからスッと演奏に入るあたりがニクいです。演奏も非常にスムースでメチャクチャかっこよかったです。歌の強弱に合わせたギターの伴奏も工夫が随所に感じられてアレンジも良かったし、ボサノバの時の兵頭さんとはまた違った力強い表現ができていたように感じました。ジャズバラードもこんなにかっこよくできるなんて凄いです。会場からの拍手も大きかったですね。熱演ありがとうございました!

〇その後、兵頭さんとライブしました。当日の模様はこちら→「ボサノヴァ845ライブwith 兵頭宏 無事終了!」をご覧ください。

8. いまなかさん「Sing sing sing」「Take Five」 U

ウクレレでいつも迫力のある演奏を聴かせてくれるいまなかさん。今回はジャズの難曲に挑戦です。1曲目のTAKE FIVEはちょっとゆったりめのテンポで丁寧に音を紡いでいきます。自身でアレンジした間奏もアヴァンギャルドでかっこいい。かなり難しいことに挑戦してくれました。2曲目はスイングジャズの名曲をアップテンポで演奏。間奏のボディヒットを多用したパーカッシブなソロもかっこよかったな~。リズムも走らなくなって全体的に安定してきました。素敵な演奏をありがとうございました!

9. ringoさん「Emoldurada」*「時をかける少女」*

ringoさんこと藤友さんが登場。ステージネームの由来をMCで伝えてから演奏をスタート。1曲目はアン・サリーさんで有名な曲です。レッスンの時より全然声も出ているしギターもしっかり弾けててびっくり。ringoさんの声質にもあっていて素敵な弾き語りになっていました。2曲目は直前まで演奏するか悩んでいた「時かけ」。何を悩んでいたの?と言いたくなるぐらいの出来具合でとても良かったです。1週間後のライブも楽しみになってきました。ライブでもこの調子でよろしくお願いいたします!!

〇その後のライブの模様はこちら→「ボサノヴァライブwith ringo 無事終了!」をご覧ください。

10. 高さん「Por causa de você( 君ゆえ)」「Canto de ossanha(オサーニャの歌)」

前半のトリを飾ってくれたのは、バーデン・パウエルが大好きな高さん。今回ももちろんバーデンの曲を選曲。MCで最近の趣味のソロ登山の話で軽く笑いをとってからスタート。1曲目はバラードをしっとりと、でもバーデンらしくパンチの効いた音色で演奏してくれました。2曲目の演奏前にもMCで東京のコンビニでの失敗談を言って軽く笑いをとってからスタート。アップテンポで難易度の高いアレンジを高さんらしく迫力の演奏で聴かせてくれました。演奏終了後の歓声と拍手が凄かったですね。今年も素敵な演奏をありがとうございました!

この後、第二部へ続きます。

第19回 uncherry Bossa nova guitar school 発表会 / 第一部

16 / Oct / 2022 (sun)

発表会も19回目を迎えました。ギター19名・ウクレレ1名の総勢20名がステージに登場しました。ステージで演奏した生徒の皆さま、また当日裏方で色々とお手伝いをしてくれた方々、そしてなによりご来場いただいた観客の皆さま、本当にありがとうございました。

今年は、クラッシックギター専用のホール「アルペジオホール」で初のPAなしの発表会を行いました。PAがない分、時間に余裕が出来たので、1人2曲まで演奏できる様になり、9名の生徒さんが2曲披露してくれました。演奏はそれぞれに個性があって、持ち味も出し切ってくれたので、とてもいい発表会になったと思います。

それでは、当日の模様を写真で振り返ります。

まずは恒例のエイエイオー!

気合は十分!さて本番はいかに・・・

※演奏者名の後「」内は曲名、Uはウクレレ、*印は弾き語り()内は発表会の出演回数です。

1.谷口さん「Garota de Ipanema」*(初)

トップを務めていただいたのは初めての発表会の谷口さん。曲は「イパネマの娘」を弾き語り&ギターソロで演奏してくれました。初めてだし、本人曰く緊張しやすいと聞いていたので、トップを任せてどうだろうと思っていましたが、自己紹介と曲紹介も落ち着いていて、その流れで演奏に入り堂々とした演奏を披露してくれました。イントロからギターの軽快なリズムを奏で、そこに透明感のある歌声を乗せて素敵な演奏でした。ギターソロで少し苦笑いが漏れていましたが、そこは今後の課題ということで。演奏後の一言も爽やかな印象でよかったです。お疲れ様でした!

2.中井さん「Signe」(5)

2番は5回目の発表会になる中井さん。今回はエリック・クラプトンのアルバム『アンプラグド』からちょっとボサノバっぽい「サイン」を演奏してくれました。演奏前に来ていただいたお客さまに感謝を述べるなど、今までと違って落ち着いて見えました。レッスンの時と同じような感じで、とてもスムースに演奏がスタート。最後までその勢いを止めることなく素敵な演奏になりました。最後のコードを「ジャーーン!」と大きく鳴らした時には会場から「イェーイ!」という声がかかるなど盛り上げてくれました。素敵な演奏をありがとうございました!

3.加藤ホフ信一さん「Desde que o samba é samba」*(2)

2回目の発表会の加藤さん。今回はカエターノ・ヴェローゾの名曲「サンバがサンバであった頃から」の弾き語りに挑戦です。自己紹介のMCで早速ひと笑いを取り、曲を演奏する前にギターを鳴らしながらカエターノがこの曲を作った経緯を語り、そこでもひと笑いを取り、いよいよ本編がスタート。派手さはないけどしっかりとリズムを刻むギターに乗せ、張りのある声でしっかりと歌詞を伝えようとする姿は素敵でした。加藤さんのこの曲に対する想いは、演奏後の大きな拍手からもわかるとおり、しっかりと会場のみなさんに伝わっていたと思います。熱演ありがとうございました!

〇その後、加藤ホフ信一初ライブ!当日の模様はこちら→「ボサノヴァ845ライブしてきました。」をご覧ください。

4.今吉さん「Garota de Ipanema」(初)

今回が初めての発表会参加の今吉さん。曲は谷口さんに続いて「イパネマの娘」ですが、こちらは完全なソロギターに挑戦です。もちろん初出演なので緊張もあったと思いますが、こちらが思っているよりも落ち着いて見えました。決して派手さはないですが、少しゆっくりめのテンポで曲の魅力を大事にした情緒を感じさせる演奏をしてくれたと思います。今できることをしっかりやろうという姿勢に好感が持てました。たぶんそういう今吉さんの生真面目さが伝わったのか、演奏後には大きな拍手が聞かれました。素敵な演奏をありがとうございました!

5.シノさん「Primavera」*(初)

こちらも初めての発表会のシノさん。とはいえ、ヴォーカリストとしてはライブ慣れしているので、自分のギターに関するエピソードでひと笑いを取り、自己紹介と曲紹介のMCもバッチリでした。そして曲は、作詞:ヴィニシウス・ヂ・モライス、作曲:カルロス・リラの名曲「プリマヴェーラ/春」です。小野リサさんとカルロス・リラのデュオ・ヴァージョンを参考にしています。初めてギターの弾き語りを人前で披露するので、その緊張感はかなりのものだったと思います。それでも臆することなく最後までしっかりその素敵な歌声とギターを聞かせてくれました。練習の時から課題にしていた最後のコードの音もしっかり鳴らせていましたね。がんばりました。素敵な歌声をありがとうございました!

6.橋本さん「Triste」(2)

6番目は昨年の発表会続いて2回目の参加の橋本さん。曲はジョビンの名曲「トリスチ/悲しみ」で、佐藤正美さんアレンジのソロギターに挑戦しました。自己紹介の後の夢オチの小話でひと笑いを取ってから演奏スタート。めちゃくちゃ速いテンポで弾き始めたので「大丈夫かな?」と心配になりました。でもそんなこちらの心配をよそに、そのスピード感を落とすことなくしっかりとした華のある演奏を聞かせてくれました。途中でちょっと勿体無い部分があり、やり直す場面も。でもその後は圧巻の演奏を聞かせてくれました。終了後には会場から大きな拍手が。いい演奏でした。よかったです。熱演ありがとうございました!

7.合田さん「ルージュの伝言」*(初)

そして初参加の合田さんです。合田さんのお父さんが、以前当教室でウクレレで発表会に何度か参加していただきました。曲は映画『魔女の宅急便』のOPの松任谷由美さんの「ルージュの伝言」をボサノバのリズムで弾き語りで挑戦しました。演奏前の自己紹介で「緊張して心臓が口から飛び出そう」と言っていましたが、「ほんまに緊張してる?」と言いたくなる落ち着いたステージング。伸びやかな歌声で会場を魅了していました。ギターも始めてから数ヶ月しか経っていないのに、しっかりとボサノバのリズムを刻んで、自分で考えたベースソロも入れてすごかったです。練習では苦労していたイントロもバッチリでした。素敵な演奏をありがとうございました!

8.長尾さん「Chega de saudade」*「Desafinado」*(5)

5回目の発表会になる長尾さん。今回は難曲「シェガ・ヂ・サウダーヂ/想いあふれて」と「デサフィナード」に挑戦しました。1曲目のシェガ・ヂ・サウダーヂはよくあるkey=Dm/DではなくCm/Cで演奏。ややこしいコード進行で覚えるのも大変なのに、スムースに演奏は進んでいきます。テンポもいい感じ。ちょっとハスキーな歌声が素敵です。そして2曲目のデサフィナードは、この曲のよくあるテンポよりもグッと落としたミディアムテンポでムーディーな雰囲気になりました。長尾さんの声の魅力もあり、とても大人っぽい演奏になりました。ボサノバの魅力が詰まった演奏になりましたね。素敵でした。ありがとうございました!

9.門脇さん「Avarandado」*(6)

6回目の発表会の門脇さん。曲はカエターノ・ヴェローゾの名曲「アヴァランダード」を弾き語りで披露してくれました。自己紹介で多くを語らずに、すぐに演奏スタート。演奏が始まった途端に「門脇ワールド」に引き込まれるその歌声は相変わらず絶品です。曲の魅力が会場全体に伝播していきました。課題だったギターもだいぶ上手くなってきて、その歌声をしっかりと支えていました。いい音、いい声。それ以外は他になにもいらないな、と。まるでどこかのウイスキーのCMのようですが、ボサノバの魅力とはそういうものだと思わせてくれる本当に素敵な演奏でした。ありがとうございました!

〇当日の演奏動画はこちら→「Avarandado」をチェック。

10.いまなかさんOne note samba」「スペイン」U(3)

今回、唯一ウクレレで参加の今中さん。3回目の発表会です。1曲目はジョビンの名曲「ワン・ノート・サンバ」です。親指1本で弾くようにした経緯を説明してから演奏スタート。その親指から鳴らされる柔らかい音色が会場を包みます。前半はその優しい音色を楽しんでいましたが、曲の途中からパーカッシブ奏法に切り替えて一転迫力のある演奏を聞かせてくれました。サビのみ歌を入れて面白いアレンジになったと思います。2曲目はジャズの難曲、チック・コリアの「スペイン」に挑戦。スピード感のある演奏で迫力がありました。本当に難しい曲なのに良く頑張ったと思います。熱演ありがとうございました!

11.藤友さん「Manhã de carnaval」*「時をかける少女」*(4)

前半のトリを飾ってくれたのは4回目の発表会の藤友さんです。1曲目は名曲「黒いオルフェ」で、椎名林檎さんのバージョンを参考にしたものです。演奏前のMCで緊張していると言っていましたが、全然それを感じさせない淡々としたボサノバらしい演奏を披露。可愛らしい歌声が曲に合っていました。課題だったギターソロもなんとか乗り越えて、いい演奏になりました。2曲目は原田知世さんの「時をかける少女」をボサノバにアレンジして弾き語りをしてくれました。これも藤友さんの雰囲気にあった曲で素敵でした。コードが飛んじゃったのはご愛嬌ということで。それでも止まらずにアカペラで歌いながら最後まで通せたのがよかったです。素敵な歌声をありがとうございました!

この後、第二部へ続きます。