先日、山本のりこさんとお会いしてバーデン・パウエルの話になって、のりこさんが「あの、白バーデン、ヤバいですよね」と言って、私が「晩年の白の衣装を着て演奏しているバーデンの話ですよね。」って言ったら「そうそう。」とのりこさん。
「白バーデン」って、一般的にコレで通用する用語ではないのですが、すぐ理解出来てしまう私たち。趣味友は話が早いです。(笑)「白バーデン」ですぐこの映像が目に浮かんで「確かに、全盛期もいいけれど、白バーデンもいいですよね。」と盛り上がりました。
のりこさんは最初バーデンはあんまり好みじゃなかったそうですが、「だんだんバーデンのロマンチシズムと言うか、作曲も、とてもわかりやすいし、とても高貴な感じがして好きになって」と言ってました。バーデンの曲の中で、最近は「ビリンバウ」が好きで弾き語りで演奏しているそうです。
だいたい全盛期のバーデンに憧れる人が多いけど、私はなんか白バーデンも割と好きで、そんな意見を持っている人に出会えて嬉しかった。
晩年、歌もよく歌ってるけど、歌ってないバージョンの動画をアップしてみました。よかったら白バーデン(流行らそうとしてる?笑)、聞いてみてください。「Euridice(ユリディス)」いいですよ。
ちなみに夫は全盛期のバーデンが好きなんだそう。
家にあるバーデンのDVD。白バーデン時代のものです。前半は歌わない、ソロギター演奏が聴けるのに「アバンギャルドすぎてついていかれへん・・・。」って笑ってました。後半はトリオになってバーデンがボサノヴァ・スタンダードを歌っています。歌も私は好きです。
裏面の写真。白バーデン時代満載で、全盛期とは違う味わいがあります。
ピカソの青の時代じゃないけど、バーデン白の時代もオススメですよ。(流行らそうとしてる??笑)