19 / nov / 2017 (sun) 「秋のボサノヴァギターとウクレレのライブ」

春に行った雲州堂ライブを秋にも開催しました。今回も個性の違うメンバーが集まって、それぞれの持ち味が出せた、いいライブになったと思います。

それでは当日の模様をご覧ください。

1.「キジマサナエ」


1.I’ll Be There
2.I want you back
3.I Need To Be In Love/青春の輝き
4.While my guitar gently weeps
5.Spain
6.In my life(アンコール)
懐かしの曲をジェイクシマブクロさんのアレンジを中心に演奏してくれました。アグレッシブな演奏あり、スローナンバーもあり、ほっこりマイペースなMCも健在で会場がグッといい雰囲気になりました。ありがとうございました!

2.「河井 俊彦」


1.Garota de Ipanema
2.Samba triste
3.Samba em preludio~Valsa sem nome
4.Tristeza
5.Minha namorada
6.Você é bonita(アンコール)
河井さんらしいダイナミックで切れのいい演奏がカッコよかったです。MCの曲紹介も丁寧で全体的に河井さんらしい端正なステージ。初めてのソロライブとは思えないぐらいカッコよかったです。ありがとうございました!

3.「矢野 汕骨


1.檸檬
2.珈琲と恋愛
3.Este seu Olhar/まなざし(カバー曲)
4.Eu vim da Bahia/バイーアからやって来た(カバー曲)
5.蜃気楼の街(カバー曲)
6.ジョバンニ
7.土曜の夜のブルース(アンコール)
相変わらずの歌声でオリジナル曲も良かったけど、2曲だけ歌ったボサノバも大好評!CDも売れていたので、またファンが増えたようです。素敵な演奏をありがとうございました。お疲れ様でした!
注:矢野さんは現在『矢野汕骨』改め、元の『矢野一希』に戻して活動されています。

4.「西口 健一


1.Clouds and Plants
2.マランゴン
3.Samba do avião/ジェット機のサンバ(カバー曲)
4.ライオン橋
5.Talking about
6.A new day
7.People are dancing
8.Silent station(アンコール)
個人的に思うところがあって、1曲を除きすべてオリジナル曲を演奏しました。我ながら熱のこもった演奏になったと思います。これもひとえにいい音を返してくれた雲州堂の小谷さんと、温かい雰囲気を作ってくれた共演の3人と会場の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。楽しかったです。

改めてご来場いただいた観客の皆様、ありがとうございました。そして出演者の皆さん、受付を手伝ってくれた吉田さん、会場「IOR?I/雲州堂」の方々、本当にありがとうございました。とっても楽しかったので、また来年も雲州堂ライブ続けていきたいと思います。

いよいよ今週末は

いよいよ今週末は今年最後の企画ライブ!その名も「秋のボサノヴァギターとウクレレのライブ」です。何人かの生徒さんに見に行きます!と声をかけてもらってます。ありがとうございます。

以下アーティスト紹介です。

キジマサナエさんは可愛いルックスと違う「オッサン好み」な選曲。渋いです。今回のライブの後は「ちょっと充電期間にしよかな~」とか言ってたのでしばらくライブはないのかな?なのでファンは必見ですね。

河井さんはバーデンばりの激しいタッチが魅力。バラードもいいんです。30分たっぷり河井節のギターを堪能してもらいたいと思います。

弾き語りの矢野さんは安定の「いい声」でボッサとオリジナル曲どっちも聞かせてくれるそうですよ。中毒性の高い歌声は必見です。

最後に僕は基本オリジナル曲だけで、ちょっとカヴァーもやろうかなと思ってます。今年ライブをした中でお客さんに好評だった曲を選曲してみました。と言うことで・・・

今回も椅子だけでなくテーブルも用意して、イオリの美味しいメニューを食べつつ飲みつつ、のんびりライブを見て頂ければと思っています。予約も前売りもありませんので、お気軽に遊びに来てください。お待ちしております!

live schedule

選曲方法

最近「発表会の選曲を皆さんどうやって決めているんですか?」とか「交流会に同じ曲で出てもいいんですか?」など質問があったので、その事について書いてみます。

曲はレッスンで習った曲から選曲しています。
そして発表会は、前の発表会後から次の発表会の間で、習った曲の中から選びます。発表会は10月にあるので、だいたい今くらいの11月から翌年の9月くらいまでに習った曲の中から生徒さん達が選曲します。

また交流会は過去に演奏した事のある曲を何回もチャレンジしてもらってOKです。交流会は「人前で演奏する練習」の場なので、メンタルトレーニングが主です。なので特に今期に習ったものでなくてもいい事にしています。

選曲する上で「交流会」をうまく利用して決める方法もあります。例えば、

1.交流会で弾いてみて、いけそうだと思ったら発表会にも参加して同じ曲を披露する人。
2.交流会に3回参加して全部違う曲を演奏してみて、その中で一番気に入ったものを発表会の曲に選ぶ人。
3.交流会に3回参加して全部同じ曲を演奏して、本番の発表会でも同じ曲で参加する人。

上記以外にも、
4.発表会だけの参加の人
5.交流会で演奏した曲と違う曲を本番の発表会で演奏する人

などなど、色んなパターンがあるので、生徒さん自身でよく考えて「交流会」をうまく利用しつつ、発表会の曲を選んでもらえればと思います。

この時期、教室では「来年の発表会の曲、〇〇をしたいです。」と早速言ってくる生徒さん達がいます。あと忘年会用の仕込み曲をレッスンでやっている生徒さん達もいますし、色々とイベントを見据えて選曲する姿は楽しそうです。


「曲選びは楽しいけれど、自分の選んだ曲が出来るかどうかは・・・とほほ。」と言うのがウチの教室の「あるある」です。こんなん弾けたらカッコイイな~と憧れはあるけれど、なかなか突然上手くなったりしない。毎日少しずつ弾いていって、一歩一歩頑張っていかないと。それが楽器の楽しい(やめられない)所かもしれません。

手が痛いのはダメ!

ギターを練習していて手首とか関節が痛いと言う生徒さんがいます。
真面目に一生懸命練習してきてくれているのはわかるけど、痛くても我慢して弾き続けるのは危険です。
弾く時に痛い!と思ったら弾き方がおかしいと思ってみてください。根性論で力まかせに弾くのは身体を悪くするだけです。

ギターの構え方や左手の親指の位置だとか、色々実験して変えてみて、自分が痛くなく弾けるポイントを探してみてください。とは言え焦らずゆっくりと。

以前、何年も通ってくれている生徒さんから「ようやく先生の言う『力を抜いて!』ということが少し分かってきたような気がします。」と笑顔で言われたことがありました。とにかく最初から力を抜くことは難しいのですが、力はそんなに要らないということを忘れずに。

スポーツでも職人さんの作業なんかでも、うまい人は力みがない。最初からそうじゃないと思いけど、力みがない姿が理想です。プロのギタリストでもフォームはさまざまですから、焦らず自分の楽な弾き方を探してみてください。

痛いのはダメですよ。

なんでもそうですが、余分な力はいりません。

過去のブログ→「ギターの構え方

発表会を終えて2017

発表会から2週間たちました。今年はあいにくの雨模様でしたが、終わってみれば楽しい発表会となりました。

うちの教室ではソロの演奏者ばかり育てています。ギター1本、ウクレレ1本あれば、色んな所で演奏できます。なので発表会だけでなく他の所でもどんどん演奏してくれればと思います。そして年々そんな仲間が増えています。

今年、僕と一緒にライブイベントで演奏したメンバーの11名中6名が初めてライブデビューした人達でした。来年も演奏してくれる人が増えそうなので嬉しいです。

それから発表会を見に来た生徒さんが「来年は発表会、出たいです。」と言ってくれる人がいました。嬉しいですね。ベテランさんからも「毎年出てるけどまだまだ飽きないですね~」と声をかけてもらいました。これもまた嬉しい言葉です。
来年もまたあのステージで沢山の生徒さん達がチャレンジしてくれることを楽しみにしています。よろしくお願いいたします。

ライブ情報→「Live schedule