脳の中に「カラダの地図」を描く?!「演奏者のためのはじめてのボディ・マッピング」を読んで。

今回は身体の使い方の本のご紹介を。

以前、練習後に身体の疲れやコリをよく感じていたので、どこかに余分な力みがまだあるんだろうなと思っていました。それを解消したくて、いろいろなところで耳にしていた「アレクサンダーテクニーク」に興味を持って何冊か読みましたが、理解力に乏しい自分には今ひとつピンときませんでした。

でも、写真左の「演奏者のためのはじめてのボディマッピング」を読んで「そういうことだったのか!」と目から鱗状態に。自分の身体、特に骨格と筋肉にたいする認識不足・理解不足が、自分を苦しめていたんだと気付きました。

「ボディマッピング」を読んでから、改めて「アレクサンダーテクニーク」を読むと、ピンとこなかった部分もかなり理解できました。そこからは長時間練習してもあまり疲れていない自分がいます。

まだまだ自分を実験台にして研究中ですが、レッスンでも少しずつ生徒の皆さんに楽に演奏する方法を伝えていければと思います。

興味がある方は是非読んでみてください。オススメです。

追記:前回の本の紹介もそうですが、けっこうオススメ本を生徒さん達が買っているので、このブログの影響力がそんなにあるのか・・・???と思ったりしています。紹介していながらなんですが、ちょっとびっくりしています。またいい本があったらアップしますね。

関連ブログ→「手が痛いのはダメ!

3月「ライブ」延期のお知らせ

3月29日(日)に開催を予定していた雲州堂でのライブですが、 新型コロナウイルス感染症のリスクを考慮し、延期させていただくことにしました。

「大阪のライブハウスで集団感染」などのニュースがある中、心から「ライブを見に来てね」とは言えない状況です。関係者と話し合って今回は中止する事にしました。

イベントを楽しみにされていたお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、また再開しましたら、ブログでお知らせいたしますので、もうしばらくお待ちください。よろしくお願いいたします。

SABICAS / EL ARTE DE LA GUITTARRA

2年前の阪神百貨店の年末中古レコード市で690円で購入(笑)。ボサノバギターの講師ですが、密かにフラメンコギターも好きなんです。

フラメンコギター界ではもちろん超有名な方ですが、一般的にはパコ・デ・ルシアほどにはあまり知られていないギタリスト。でもそのパコがめちゃくちゃ影響を受けた、神のような存在。近年公開されたパコの映画にも登場していました。

もうとにかくリズムの切れ味が凄い。エグい。元気を出したい朝に掃除をしながらかけるんですが、掃除の手が止まって聞き入ってしまうのです。ならかけんなよって話ですが(笑)。

実際にレコードで聞くよりもかなり音質は悪いけど、Youtubeに上がっていたので貼り付けておきます。よかったら聞いてみてください。

成功する音楽家の新習慣 練習・本番・身体の戦略的ガイド

今回は音楽本のご紹介を。

オックスフォード大学出版局から2009年に刊行され、演奏家たちの圧倒的支持を受けて同社音楽書部門のベストセラーとなった名著、待望の日本語版。
楽器やプロ・アマを問わず、声楽家を含むすべての演奏家のために。
演奏家・教育者として30年以上にわたるキャリアを持つ著者が、最新の研究と豊富な経験から得た知見を余すところなく盛り込んだガイドブック。

Amazonより

なかなかの良書。自分の練習を一から見直すことができました。練習シートや練習記録を作ることで、自分の練習を徹底して「見える化」をすることが重要なんだと改めて感じました。

練習に行き詰まっている方は読んでみてもいいかも。