自分にあったギターの弾き方をしたいと思いませんか?
ヒトの身体の動かし方は、みんな同じではないんです。
その事を教えたくて、教室でも生徒さんに「4スタンス」の話をしています。「4スタンス」は、ヒトは身体の使い方においてそれぞれ特性があり、それを4つのタイプに分類したもので、日本人の廣戸聡一さんが創案した身体理論です。
スポーツ科学とか好きな人はよく知っているけれど、割とまだ知らない人も多いので、興味のある生徒さんにはレッスンの時にお話しています。
この日も・・・
立ったり、座ったり、色々身体を動かしてもらって、DさんはA1タイプと分かりました。ちなみに初心者で習い始めて1年くらいの方です。
4スタンスの説明をしている所。A1は、野球で言うとイチロー選手とかで、テニスだとジョコビッチ選手、フィギュアスケートだったら羽生結弦選手なんかがA1タイプです。
カバンを持ってみたり・・・
カバンを持つ時、自分にとって自然な身体の動かし方、普段意識せずにしている自分に合った動きを確認していく作業。「みんなこうやって持ったら楽なんだと思ってました。」とDさん。
再びギターに持ちかえて、今後も楽に演奏できる様に、自分の身体の特性を知って、演奏してみます。手首とかが痛いと思ったらそれは間違っている証拠。
あと親指が反る人と反らない人がいて、そんな指の話もしました。
そんなこんなで「4スタンス」やその他色々説明をして、あんまりギターは弾けなかったけれど、面白く思ってくれたみたいでよかったです。とにかく生徒さんそれぞれの自分に合ったギターの構え方や動かし方が分かるといいですね。
今回も取材させてくれたDさんに感謝。ありがとうございました。
4スタンスの本は、色々出てるので興味のある方はこちら→「廣戸 聡一」をご覧ください。ネットでもたくさんアップされてますし、興味のある方はぜひ!
追記:昔、4スタンスを教えた生徒さんに「娘にそんな身体の動かし方やったらアカン!って言ってたのに反省やわ~」って言ってたお母さんがいて、面白かったです。確かに親子でも身体の特性は違いますもんね。