試奏してきました。

以前「試奏会」をした大阪:上本町の手工ギター専門店「Fana」へ行ってきました。

今回の目的は、ある生徒さんが「エレガットしか持ってないから、生音でいい音をだすギターがほしい」とのことで、一緒に行ってきました。

店長の福永さんにお願いして色々なギターを試奏させてもらいました。

写真で弾いてるギターが今回生徒さんが気に入ったギター。
日本の手工ギターで「黒澤 哲郎」氏のもの。若い方ですが、とっても人気のある方だそうです。弾きやすいし音もいいし、これよりもうちょっと高いギターよりこっちの方がいいし・・・で、まさかの即買い。(女性は決断が早い!)そして嬉しそう。それを見て僕も欲しくなりました。

この日、僕も便乗して色々弾かせてもらいましたが、今回もすごく勉強になりました。そして恒例の「いいギターを知ってしまったけど、買えない・・・」と言う、少々ストレスのかかる帰り道になったけれど(笑)、やっぱり楽しかったな~。あー、新しいギターが欲しい!でも今回欲しくなったのはスペインのギターで250万円・・・無理~~~!!!

追記:一緒に行った生徒さんのKさんに「車に比べたら250万円のギターなんて安いもんやないの。車なんてもって10年くらいやん。クラッシックギターは一生使えるもん。」って言われました。そうなんですけど・・・。

追記2:5年後、僕もついにスペインギター購入しました。ご覧ください!→「Fanaにて試奏会!ガチ中のガチな会になりました。」をチェック。

爪の話。

今日は爪の話を。
ギタリストは別名「爪職人」と言われるほど、毎日のびてくる爪を整えるのが日課です。

これは特にクラッシックギター、フラメンコギター、ボサノヴァギターなど指弾きのギタリストの話なんですが。プロの方でも色んなパターンの人がいます。

僕の場合、弦を押さえる左手は短く切ってます。(ここはみんな一緒です。爪が長いと弦を押さえきれないので。)そして右手は伸ばしています。爪切りでまず切って、その後ヤスリで整えています。爪が強いのでマニュキアとかは塗っていません。爪が弱い人はマニュキア塗ったり、アロンアルファで「釣名人」って言うのがあるんですが、それを使ったりしています。爪の補強に人気の商品で、今や釣りをする人より世界中のギタリストの必須アイテムになりつつある商品です。

詳しくはAmazonのカスタマーレビューをご覧ください。
ほぼ、釣りではなくギタリストからの意見が上がっているので面白いですよ。(こちら→

基本の削り方とかもありますが、教室の生徒さんも自分の好みの音色によって色々試してるみたいです。爪切りはアレがよかったよ、とか色々情報をもらったりもしています。またコレ!と言うアイテムがあったらブログにアップしますね。

とにかく爪は毎日伸びるのでせっかくコレだ!と思える形に整えても次の日には違うので、なかなかむずかしく「ギタリスト=爪職人」としては修業の日々です。

Laurindo Almeida / Villa-Lobos : Music for the Spanish Guitar

しばらくブログの更新をしていませんでした。ごめんなさい。

ネタがあんまりないので、ごく少数の生徒さんには好評だった、「今日の一枚」を、「今週の一枚」にして再開しようと思います。気になるものがあれば、レッスン時にかけますので、気軽に問い合わせてください。

では早速。

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「Laurindo Almeida / Villa-Lobos : Music for the Spanish Guitar」

ローリンド・アルメイダと言えば、
「Guitar from Ipanema」だったり、
バド・シャンクとの共演などをよく聴いていました。

最近中古盤でこれを購入したんですが、かなり気に入って頻繁に聴いています。
クラシックギターファンやラテンクラシック好きには有名な、ブラジルが生んだ偉大な作曲家ヴィラ・ロボスの作品集です。

ヴィラ・ロボスは、今までの自分にはちょっと蒸し暑いというか、聴いていて息苦しくなるイメージがありました。(ちなみに山下和仁さんのヴィラ・ロボスを聴いた時のイメージです。山下さん、ごめんなさい。)でも、この作品で開眼したように思います。
まず、盤が赤のカラーヴィニールなので、それだけでちょっとテンションが上がる(笑)。有名な練習曲1番もかっこいいけど、少しスローな淡々とした曲に惹かれます。そしてA面最後のショーロス1番がやっぱりいい曲。

こんな曲を作れるようになりたいです。

ギター教室 Fana 試奏会

19 / Jan / 2014 (sun) 「Fana 試奏会」

初の企画となったFana試奏会。
大阪:上本町の手工ギター専門店「Fana大阪」店長の福永さんに声をかけてもらい、なんと2時間貸し切りで、日本の作家さんをはじめ、色々な国のギターを試奏させていただきました。

今回参加してくれた生徒さんは6名。みんな色々な経緯でここに集まりました。

・ウクレレからギターに転向したいので、ギター購入を考えてる人。
・今のギターはだいぶボロボロなので、新しくちゃんとしたギターがほしかった人。
・ライブ用にエレガットしか持ってないから、生音でいい音をだすギターがほしい人。
・ギターの表面板が杉のものしか持ってないから、次は松のギターがほしいと思っている人。
・とにかく何か出会いを求めて色々ギター専門店に試奏に行ってる人。

そんな6名と僕とで、初の企画:Fanaにてギター試奏しまくり会。贅沢にも実現しました。

それでは当日の模様をご覧ください。

店の入り口の看板。
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店内。
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ギターの弦や、楽譜、CD、本、ギターケースなど色々あります。
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ずらりとあるギターの数々。
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いつもは眺めるだけですが・・・
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「これを弾きたいです。」と言って福永さんに出してもらいました。
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弾きたいけど、ビビッて弾く事のなかったギターを試奏できるなんて・・・幸せです。ちなみにお店は試奏大歓迎ですので、ビビらずに声をかけてください、とのこと。
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生徒さんもそれぞれの目的別に試奏中。福永さんのアドバイスを聞きながら楽しみました。
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僕が以前に購入した河村ギターも種類は違いますがありました。
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一番気に入ってしまった、ベルギーの作家さんのギター。持って帰りたい! 値段は120万円・・・買えません!(笑)
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結局、いいギターを知ってしまったけど、買えないと言う、少々ストレスのかかる帰り道になったけれど、(笑)こんな機会でないと、おいそれと弾く事の出来ない?!ギターも弾けて楽しかったです。

気に入ったギターを見つけた生徒さんもいましたし、けっこういい会になったと思います。
また興味のある人は、レッスンの時に声をかけてください。人数が集まれば、次も試奏会をしてみたいと思います。

Fanaの福永さん、本当にありがとうございました。

関連タグ→「試奏会

アンプ拝見「Roland AC-33」

アンプを買った生徒さんが、「今日届いたんです。」と嬉しそうに教室に持ってきてくれました。「Roland AC-33」。バッテリー駆動も可能なアコースティック専用のステレオ・アンプです。

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クセのない音で、ガットギターの音色がそのままキレイに出るのが嬉しいですね。ヴォーカル用とAUX用のインプットが別で用意されているので、小規模の弾き語りのライブならこれだけでいけそうです。重量もそんなに重くないので、持ち運びにも便利そう。
いやー、楽しかったです。ありがとうございました。