ギターの各部の名称、答えられますか?ギターの世界をご案内。

先日、弦の張り替えレッスンがありました。

写真は、古い弦をゆるめて切って外している所です。

同じ楽器の習い事でもピアノと違って、日常的に「チューニング」や「弦の張り替え」があるのがギターの世界。ギターを弾いてる人にとっては普通の事だけど、けっこう知ってる様で知らない事もあったりして、「弦の張り替えレッスン」はギターってこんな楽器なんだと改めて知る機会になってます。

そこで今回の1冊。

CDでわかるギターの名器と名曲」。ずいぶん昔に私もちょっと勉強してみようと思って購入した本です。

クラッシックギター誕生の歴史や、名器と呼ばれるものにどんなギターがあるのか、ギターの構造や、ギターの名曲、有名ギタリストの紹介など、初心者向けにオールカラーで分かりやすい1冊となっています。

あらためてギターの各部の名称。ちゃんとすぐ言えますか?なんか漠然と知っていた事がつながるような感じです。

ギターの構造や解体した中の様子なども解説してあって楽しいです。

クラッシックギター専門店の「Fana」へ行く様になって、以前は読んでも全然盛り上がらなかった「ギターの銘器と名工」の所も楽しく読める様になってきました。「イグナシオ・フレタ」「ホセ・ラミレス」「ヘルマン・ハウザー」など、「あ、あれだな。」って思ったり。(それだけに今年の4月でFanaの大阪支店がなくなってしまうのはさみしいですが。)

奥深いクラッシックギターの世界。ちょっと入口をのぞいてみたくなったら、ぜひ読んでみてください。オススメですよ。

ギターの弦、張り替えレッスンってどんな感じ?用意するものは?と言う方はこちら→「ギターの弦、張り替えレッスン」をご覧ください。

発表会まであと10日!

発表会まであと10日。この時期のレッスンでよく出てくる話をまとめてみました。

まず弦の張り替えの話がよく出てきます。
人によって色々だけど1週間前に張り替える人が多いです。前にクラッシックギターを習っている友人が「前日とか直前に張り替える」と言っててびっくりしました。人それぞれですね。張り替えたての弦はいい音がしますが、チューニングが狂いやすいから、だいたいは直前はさけて1週間前くらいに張り替えます。ちなみに僕は3日前くらいかな。
過去のブログ→「弦の種類

あと当日の服装の話なんですが、ツルツルすべる素材の洋服を着て楽器が滑ってうまく弾けなかったり、アクセサリーが当たって弾きにくかったりする場合があるので要チェック。当日の洋服を一度着て演奏してみる事をオススメしています。
参考のブログ→「『準備が全て』な話

それから演奏する時のメンタルの話もよく出てきます。
練習方法も色々あって、友達の前で弾いたり、家族の前で弾いたり、晴れた日は公園で演奏してみたり。
スマホで録音や録画するだけでも結構プレッシャーがかかります。
他にはノーミスで1曲弾けるまでずっと演奏する。一つでも間違えると最初からやり直す。これをすると最後の方は「もうすぐノーミス出来る!」と思って緊張してくるんです。
一度お試しください。
参考のブログ→「ウォーミングアップなし?!

今年の発表会はどんな感じになるのやら。ちょっと週末寒くなるみたいなので、弾き語りの人は風邪などで喉を傷めないようにしてくださいね。

弦の種類

発表会が近いと言うこともあってか、弦の事を質問される事が多いです。
弦の種類・弦の張り方・弦を張り替えるタイミングなどなど、色んな質問があって面白いです。

「弦の種類は何を張ったらいいですか?」と聞かれる事もありますが、弦は自分が出したいと思う音色や、自分の持っているギターとの相性、弾きやすさなどで人によって好みはさまざま。6弦全部同じメーカーの弦を張る人もいれば、高音弦と低音弦で別のメーカーの弦を使用する人もいます。また、弦によって音が安定するのが早いもの、遅いものなど個性があります。

教室にも何本かギターがありますが、割と全部違うメーカーの弦が張ってあります。時間と余裕があれば色々試してみてほしいです。また楽器屋さんに聞くのもいいと思うし、そしてもちろんレッスンの時に聞いてもらえればと思います。


ちなみに今持ってる弦のストック。下はウクレレの弦です。

関連タグ→「発表会に備えて」をチェック。

ウクレレの弦

生徒さんから「このウクレレの弦がいいんですよ~」とオススメをいただきました。

超絶技巧で知られるウクレレ奏者「Hook(フック=福原直樹)」さんのウクレレの弦だそうです。ウクレレを教えるセミナーもされているそうです。

確かにいい音です。
最近流行りの高音に伸びがある透き通った明るい音です。
前に張っていたブラックナイロンの少しこもったジャジーな音も好きだったんですが、これはこれで弾いていて気持ちいいです。

今回も生徒さんに感謝です。ありがとうございました!

ギターの弦、張り替えレッスン

先日、ギターの弦の張り替えをレッスンしました。
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ギターケースをあけたら4弦が切れていたそうです。初心者の生徒さんだったので、自分で張り替えた事がなく教室で張り替える事となりました。
張り替えのレッスンで用意してもらうのは、「生徒さん自身のギター」と「新しい弦」です。その他、ニッパーやチューナーなどは教室で用意しています。ちなみに新しい弦の用意など分からない点があれば相談してください。
この日は張り替えレッスンの後、通常のレッスンをしました。だいたいこんな感じで2枠予約して連続でレッスンを受ける生徒さんが多いです。

最近はネットに張り替え方も詳しくアップされているので、便利になりました。生徒さんの中には「最初自分で張り替えた時は1時間半もかかったけど、次は50分、そして3回目は20分くらいで張り替えれる様になりました。」と言う人もいれば、「いつも久々に張り替えるので毎回初心者になって、めちゃめちゃ時間かかります!」っていう人もいます。(笑)

こうやって自分で弦を張り替えたり、色々楽器のメンテナンスをしていくと楽器への愛情が深くなるので楽しいですね。

その後のブログ→「弦の種類