今朝・・・

今朝、カルロス・リラさん(90歳)死去のニュースを知りました。12月16日夜中、リオデジャネイロの病院で亡くなったそうです。

写真は「ボサノヴァの教科書」より。

このギターを弾いている男性がカルロス・リラで、後ろで歌っているのがナラ・レオンです。2人はかつてギター教室の先生と生徒の仲だったわけです。こんな絵になる教師と教え子ってちょっといないですよね。

ボサノヴァの教科書より

カーネギー・ホールのカルロス・リラです。この時期、アメリカのジャズは壁にぶつかっていたわけですが、こんな新鮮なブラジルの若きボサノヴァ・ミュージシャン達がアメリカ音楽界に登場した瞬間です。

ボサノヴァの教科書より

先日カルロス・リラのレコードを買った所でした。今朝も聞いてます。

心より謹んでご冥福をお祈りいたします。

今朝・・・

今朝、アストラッド・ジルベルトさん死去のニュースを知りました。

世界的な大ヒット曲「イパネマの娘」を歌ったアストラッド・ジルベルト。

例のブライアン・マッキャンの本「ゲッツ / ジルベルト 名盤の誕生」(過去のブログ)によると、『「イパネマの娘」はなぜポピュラー音楽として世界的に大ヒットしたのか?』の問いの答えはアストラッド・ジルベルトだとありました。彼女が歌ったからこそ、シングル盤「イパネマの娘」がポピュラー音楽として世界的に大ヒットしたんだ、と。

心より謹んでご冥福をお祈りいたします。

ボサノヴァとは?ボサノヴァの教科書?!

最近、何人かの生徒さんに「ボサノヴァって何か分かるような本ありますか?」と聞かれました。

教室にもいっぱいボサノヴァ関連の本はありますが、だいたい「もうちょっと簡単に分かる最初の一冊みたいな本ありますか?」と聞かれるので、こちらを紹介しました。

本の帯に「ボサノヴァの教科書」って書いてあるくらいですから、これは最初の一冊におすすめの本です。タイトルも「BOSSA NOVA」。日本人目線でボサノヴァが誕生したブラジルとは、当時のリオデジャネイロはどんな所で、どんな背景で生まれた音楽なのか、分かりやすく解説してくれています。おすすめのレコードもたくさん載ってますし、レコジャケを見ているだけで楽しいオシャレな本なんです。

ボサノヴァが好きな友人にプレゼントするとめっちゃ喜ばれる1冊でした。

Amazonはこちら→「ボサノヴァ」をチェック。

でも・・・

文字がすごーく小さいんです。ちょっと読みにくいので、そこだけがちょっと生徒さん達に不評でした。なので・・・

こちらもおすすめしています。ボサノヴァの名盤「ゲッツ / ジルベルト」というアルバム1枚に絞って、この名盤が誕生した歴史的背景や、なぜアメリカで「イパネマの娘」がヒットして、世界に広がったのか、関わったミュージシャンの話など、面白い本になっています。当時の貴重な写真もいっぱいありますよ。

Amazonはこちら→「ゲッツ / ジルベルト 名盤の誕生」をチェック。

写真じゃわかりにくいけど、文字が大きいので、こちらもオススメ。本を読んでから、改めてアルバムを聴くとまた楽しさが広がります。

この本の目次。第2章に「ボサノヴァとは?」とあります。気になる方はぜひ読んでみてください。楽しいですよ。

以上、最近レッスンの帰りに聞かれる事が多かった「ボサノヴァについての本」の話でした。

関連ブログ→「ゲッツ / ジルベルト 名盤の誕生 レコードじゃなくて本の話なんです。」もご覧ください。

アグスティン・ペレイラ・ルセナの「Despues de las seis(6時すぎ)」の楽譜できました。

僕の大好きなアルゼンチン出身のギタリスト、アグスティン・ペレイラ・ルセナ(Agustín Pereyra Lucena)の名曲「Despues de las seis(6時すぎ)」。

作曲はGuillermo Reuter/Agustín Pereyra Lucena、2人の共作です。

曲が好きで、耳コピして自分のライブでも演奏する様になりました。「楽譜ないの?」って言われてたけど、ようやく今回出来ました。(動画から7年後だけど・・・。)

僕自身すごく好きな曲だし、この曲を演奏する人が増えたらいいなと思っています。ぜひ弾いてみてください。

楽譜はこちら→「Despues de las seis(6時すぎ)」をチェック。

この曲はアルバム「La Rana」と「Miradas」に収録されてます。写真は「La Rana」のレコードジャケット。1979年ノルウェーにて録音、1980年に発売されたアルバムです。ジャケのポップなかわいい絵はルセナが描いたそうです。

裏面はこんな感じ。2010年の初来日の時、記念Tシャツがこの絵柄で嬉しくて買いました。その時の様子はこちら→「Agustin Pereyra Lucena」をご覧ください。

ちなみに曲名の「6時すぎ」は夕方の6時すぎだそうです。SNSで繫がってるルセナのお兄さんに教えてもらいました。ルセナが夜中に作曲をして、朝方ねむたくなって寝て、目覚めたら夕方の6時だった・・・で、「6時すぎ」(!)。面白いですね。ルセナも夜型人間だったのかな。それとも・・・

関連タグ→「アグスティン・ペレイラ・ルセナ

ジョアン・ジルベルトが歌って世界中でヒットした「Estate」を、ボサノバのソロギターにアレンジしました。(楽譜できました。)

前に動画をアップしていた「Estate / エスターテ」の楽譜が出来ました。ジョアンが歌っていていいなと思って、ソロギターで弾いてみたくなってアレンジしてみたものです。

〇楽譜は→「Estate」をチェック。

今回は初~中級者向けかな。また動画もあるので、ぜひ弾いてみてください。

〇関連タグ→「ジョアン・ジルベルト」もご覧ください。