ユーミンの曲をベベウが歌ってるって話。

教室あるあるとして、日本語の曲を練習していると「なんか飽きてきた~!」て言う生徒さんが多いです。(特に女子!)ポル語や英語に比べたら歌詞が分かるから、繰り返し歌ってると飽きてくるみたいで、発表会前やライブ前に必ず「あ~、コレ歌うの飽きてきた~!ダメだ。」ってなるのです。

そんな方々に朗報?ベベウ(ジョアンとミウシャの娘さん)がユーミンの名曲「卒業写真」をポル語で歌ってます。

やっぱりユーミンの曲はボサノバに合うな~と。歌の最後にボサノバでよく出てくる「meu amor / メウアモー(私の愛する人)」って歌ってるのが聞こえてきて、なんだか笑ってしまう。誰か歌詞を耳コピして歌ってみませんか?いかがでしょう?

ちなみに、この動画を教えてくれたホベルトさん、ブログのネタ提供ありがとうございました。

おすすめ基礎練習 José Luis González先生のギター教則本

先日のオンライン交流会で僕がオススメしていた基礎練習の楽譜をブログでも紹介したいと思います。

ホセ・ルイス・ゴンサレス ギター・テクニック・ノート

けっこうメジャーな本なんですが、意外と(クラッシックギターを習っていた生徒さん達も)知らないって言ってたのでアップしてみます。

中身はこんな感じ。

演奏家としてだけでなく、指導者としても大きな功績を遺した巨匠、ホセ・ルイス・ゴンサレスの教則本。多くのギター教室で使用されているロングセラーの一冊です。テクニックの基本である右手および左手各指の訓練、各指に均等な力を養うことを主眼に、テクニック練習が項目別に、かつ難易度順に配列されています。両手のテクニックの基礎固めをしっかりと学びたい初~中級者にお薦めです。

現代ギターより

教室あるある 自分の指が動かなーい!

レッスンで教えると、最初は全然指が動かないので「なんか自分の薬指と小指が動かなすぎて・・・笑けてくる~!」なんて、苦笑いしながら練習している生徒さんが多いです。でもだんだん出来てくると楽しい。

この本はTAB譜がなく、全て五線譜なので、読めない人も多いと思うけど、レッスンの時にまた解説しますので、ぜひ購入してみてください。

そして早速「購入します!」とメールをくれた生徒さんがいました。熱心ですね。「カルカッシギター教則本」もいいけれど、僕にとってはすごくためになった本です。教室にもあるので、一度見せてほしい人は声をかけてください。

Amazonにもあります。こちら→「ホセ・ルイス・ゴンザレス ギターテクニックノート」をチェック。

楽譜にまつわる「教室あるある」

「自分の見やすい楽譜を作って満足してしまう。」

これは楽譜が出来ただけで、弾けてないのに満足してしまうという意味です。

長い曲で何枚もある楽譜をコンパクトな2枚くらいにしたり、自分だけが分かる暗号みたいな楽譜を作ってきたりする人もいて面白いです。

自分が見やすい用に作れば作っただけ満足度は高いみたいで、それを先生に見せたりして、楽しく話をして、さてレッスンが始まると・・・「まだ全然弾けてない」自分に気づかされる。「ギターで弾いてないのに満足してたな。」と思うそうです。

「過去の楽譜を見ても弾けない。」

一回弾けてたはずなのに久しぶりに楽譜を見ても全く思い出せず新曲になっていたと言う状態。「全く弾けません。」「楽譜があっても弾けないかも・・・。」とか言われてショックでした。

「まだ弾けないけれど、気になる楽譜を買ってしまう。」

これは本屋さんとかで見た楽譜を、まだ弾ける技術はないけれど、いつか弾いてみたい!弾ける様になるんじゃないかと思って購入してしまう人多い。そんな楽譜が家にけっこうあるなんて話をよく聞きます。やっぱりいつかはと夢を見るけど、「買ってから一回も見てない。(苦笑)」とか聞くと笑ってしまいます。

などなど楽譜にまつわる「あるある」。皆さんは心当たりありますか?

いよいよ2月ですね。

一番よくある教室あるある。「家では弾ける」説。

「家では弾ける」説。これは多くの生徒さんあるあるだと思います。説明不要。
「家ではもうちょっと弾けたんです。」「家では完璧なんですけど。」と笑いながら訴えてくる人、多いです。笑いも多いです。ほんまか?って人もいます。(笑)

ウチの教室だけじゃないと思うけど、やっぱり習い事あるあるだと思います。

昔読んだ本に「よく間違える箇所を『わざと間違えて弾いてみて』と言ったら間違えずに弾けるようになる。」と書いてあったので、本当かな?と思って何人かの生徒さんに苦手な部分を、「じゃあ次はわざと間違えて弾いてみて。」と言って弾いてもらった事があります。

その結果は、すごい確率でちゃんと弾けるから面白い。

生徒さんはこっちが実験していると知らないので「すみません、もう一回やってみていいですか?」「あれ、今はちゃんと弾けたなぁ。」「わざと間違えると思うとアドリブになるから難しい。」と言って、普通に弾けてしまったことにビックリしている人が多かったです。

それだけメンタルは大きいです。技術的には弾けるけど、苦手意識が強くて弾けないパターンも多いのかなと。自分も緊張するタイプなので、メンタルトレーニングの大切さを常に感じてます。

「家より上手く弾けました。」と言う人もいるし、「発表会より先生の前が一番緊張する!」って言ってくる人もいるし色々で面白いです。でもまぁ生徒さん達には、多少緊張しても教室には楽しんで通っていただければと思います。

今月は3名ほど「対面レッスン」から「オンライン」へ変更した生徒さんがいました。当日の連絡でもOKですので、よろしくお願いいたします。

教室あるある。ある程度弾ける様になってから・・・キーを変えたくなる?!

今回は弾き語りを勉強している生徒さん「あるある」なお話です。

課題曲のギターの伴奏がある程度弾ける様になった頃に、または弾き語りでだいぶ歌える様になってから、「やっぱりちょっとキーを変えてみようかな?」と思う人が割と多いです。

これは、最初にキーを考える時に「ラララ」で歌ってみて、このキーと思って練習し始めたけど、実際歌っていく中で、「サビの部分がちょっと声が出にくいな」とか、歌いにくい部分が見つかってきて変更する人が多いです。

中には調子のいい時はこっちのキーだけど、調子がイマイチの時はこっちのキーで、など声の調子で変更する人も。発表会の日に2パターンの楽譜を持って来たりして面白かったです。

なかなかパッとキーチェンジできる生徒さんは少ないけど、キーチェンジもギターとコードの勉強になるし、声も色んなキーで歌ってみると、また違う自分の声、味わいが発見できるのでオススメですよ。

ジョアン・ジルベルトも若い頃と晩年ではキーはまったく違いますし、プロの人もどんどんキーは変えているので、キーを変える事に億劫にならす、どんどん積極的に挑戦してみてくださいね。オススメ練習でもあります。

ちなみに、しょっちゅうキーを変える生徒さんは、圧倒的にコードを覚えていくのが早いです。面倒臭がらずにどんどん変えていきましょう!