「Jim Hall / It’s nice to be with you」(LP/国内盤)

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今週の一枚 「Jim Hall / It’s nice to be with you」(LP/国内盤)

ホール先生のセカンドソロアルバム。
1stに比べると完全に自己の世界を確立しているのが分かります。
My funny valentine の多重録音もさすがのセンス。
ギターの音色もフレーズも心地よい。さすが巨匠。
昨年逝去されたのが惜し過ぎる。改めて合掌。

Charlie Byrd / Bossa Nova Pelos Pássaros (LP/輸入盤)

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今週の一枚 Charlie Byrd / Bossa Nova Pelos Pássaros (LP/輸入盤)

買った当初は、そのストリングスアレンジにイージーリスニング臭を感じ、イマイチやな〜と思っていたけど、最近は好きでよく聴いています。アドリブラインがなかなか素敵です。勉強になります。

Retrato / Baden Powell(バーデン・パウエル)(LP)

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今週の一枚 「Retrato / Baden Powell(LP)」

国内盤。仏・フェスティバル(?)の4枚から、ボサノバスタンダードをA面に、バーデン作のバラードをB面に配した編集盤。
解説ではコルコバードで原曲どおり感情を込めて演奏しているとあるが、これほど原曲のイメージと離れた激しいバージョンは僕は知らない…。でもそれがカッコいいんだけど。今は輸入盤のCDでも聴けると思います。

過去のブログ→「Baden Powell / Os Cantores da Lapinha

Luiz Bonfa / Solo in Rio

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今週の1枚「Luiz Bonfa / Solo in Rio」

ベース、伴奏、メロディの3要素をギター1本で同時に演奏してしまうボンファ先生。聴く度にその技術の高さに唖然とさせらます。そんなボンファ先生の魅力を存分に味わえる完全ソロギター集(1部歌もあります)。
これぞザ・名人芸。エグい。

Laurindo Almeida / Villa-Lobos : Music for the Spanish Guitar

しばらくブログの更新をしていませんでした。ごめんなさい。

ネタがあんまりないので、ごく少数の生徒さんには好評だった、「今日の一枚」を、「今週の一枚」にして再開しようと思います。気になるものがあれば、レッスン時にかけますので、気軽に問い合わせてください。

では早速。

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「Laurindo Almeida / Villa-Lobos : Music for the Spanish Guitar」

ローリンド・アルメイダと言えば、
「Guitar from Ipanema」だったり、
バド・シャンクとの共演などをよく聴いていました。

最近中古盤でこれを購入したんですが、かなり気に入って頻繁に聴いています。
クラシックギターファンやラテンクラシック好きには有名な、ブラジルが生んだ偉大な作曲家ヴィラ・ロボスの作品集です。

ヴィラ・ロボスは、今までの自分にはちょっと蒸し暑いというか、聴いていて息苦しくなるイメージがありました。(ちなみに山下和仁さんのヴィラ・ロボスを聴いた時のイメージです。山下さん、ごめんなさい。)でも、この作品で開眼したように思います。
まず、盤が赤のカラーヴィニールなので、それだけでちょっとテンションが上がる(笑)。有名な練習曲1番もかっこいいけど、少しスローな淡々とした曲に惹かれます。そしてA面最後のショーロス1番がやっぱりいい曲。

こんな曲を作れるようになりたいです。