乾燥はギターの敵!Fana大阪にて。

上本町のFanaへギターの弦を買いに来ました。

沢山のギターケースが。なんだろうと思って福永さんに聞くと、修理をしないといけないギターだそうです。しかも東京やら、大阪以外の所から来てて、今から1本1本修理していくそうです。

そうなんだ・・・。

毎回ギターに不具合が出たら僕も僕の生徒さん達(Fanaでギターを買った人たち)も、上本町に行って、福永さんに見てもらってますが、こんな近所にギターを修理してくれる人がいると言う事が、改めて幸せな事なんだなと思いました。

右が福永さん。今年は乾燥による修理が多いそうです。クラッシックギターはもちろん木で出来ていますから、乾燥によって反ったり割れたりするそうです。よく「木が動く」って言いますが、そんな感じで、一度乾燥すると修理が大変なんだそう。

もちろん手工ギターのギターの木は何年も乾燥させてから丁寧に作っていますが、それでもエアコンの風が直接当たる所に置いていたりすると、乾燥して木が動く事もあるので要注意です。

乾燥はギターの敵!教室の生徒さん達も乾燥には気を付けてくださいね。気になる方はレッスンの時にでも聞いてください。

教室のライブのフライヤーもありました。なんと小野先生の「ギターを弾いて見つけた 奇跡の作り方」本の横に置いていただいて・・・恐縮です。

この小野先生の本は教室にも置いてます。金言の数々が詰まってます。興味のある方はこちらもレッスンの時に声をかけてください。

今回もFanaでちょっとだけですけど話をしてすごく楽しかったです。

弦高が気になる・・・

「弦高が高い気がして、ちょっと気になるんです。」と、生徒さんが自分のギターを持ってきたので、ちょっとその様子を覗かせてもらいました。

先生に見てもらって、「そんなに高い感じはしないけど・・・でも個人差があるし、自分が気になるなら」と、 Fanaで購入したギターだったので、その場で先生がFanaの福永さんに電話で現状を説明。生徒さんはレッスンの帰りに上本町の「Fana」へ寄ったみたいです。

その後「Fana」でちょっとだけ弦高を低くしてもらって「だいぶ弾きやすくなった」そうです。「セーハもだいぶしやすくなった。」と嬉しそう。さらにうまくなるかな~?弾きやすくなって良かったですね。

ちなみに福永さんはギター製作もしている方なので、弦高をちょっと低くするくらいだったらその場ですぐ調節してもらえます。(もちろんギターの状態にもよりますが。)今回もお世話になりました。ありがとうございます。

爪のお手入れ 仕上げはやっぱり「タミヤの2000番」

ギタリストは別名「爪職人」と呼ばれているほど、爪は気になる存在。指で爪弾くボサノバギターのサウンドにとっては手入れは必須です。

いつも「Fana」で買っている「ギタリスト用最高級サンドペーパー」。

中身はこんな感じ。3種類のサンドペーパーが入っていて、3段階に分けて整えていくのですが、この「仕上げ」が一番使うので無くなるのが早い!なので仕上げだけ別に購入してます。それがこちら・・・

フィニッシングペーパー「タミヤの2000番」です。

この「タミヤの2000番」がクラッシックギター(ガットギター)を弾く人には人気。Amazonの口コミもギタリストの書き込みがあって面白い。

こちらAmazon→「フィニッシングペーパー タミヤ 2000番」をチェック。

前回のブログでアップした「アロンアルファー 釣名人」も釣りをする人よりギタリストの口コミが多くて笑ってしまったけど、そんな感じで「タミヤ2000番」もギタリストに愛されているフィニッシングペーパーです。

爪は一人一人違うのでなんとも言えないのですが、最後の仕上げを丁寧に整えるとだいぶいい感じになります。生徒さん達にも「音が違う」とか「すごく弾きやすくなった」とか「今まで爪が引っかかってたのかな?なんか、いい音で弾ける様になりました。」などなど割と好評なので、ブログにアップしてみました。最後の仕上げに使ってみてください。

使い方もあるので、気になる人はレッスンの時に聞いてもらえれば。爪だけで1レッスン終わる生徒さんもいます。こっちとしては大事な事だけど、そのレッスンで時間をとっていいのか悩んでしまって、しっかり教えられない時もあるので、(ギターの弦の張り替えとかも)「今日はちょっと爪の事、聞きたいんですが。」と言ってもらえると教えやすいです。

あとネット上でも動画で丁寧に説明しているものが多いので、気になる人はぜひ見てみてください。爪職人の世界も奥深いですよ。

関連タグ→「爪職人」をチェック。

おすすめ基礎練習 José Luis González先生のギター教則本

先日のオンライン交流会で僕がオススメしていた基礎練習の楽譜をブログでも紹介したいと思います。

ホセ・ルイス・ゴンサレス ギター・テクニック・ノート

けっこうメジャーな本なんですが、意外と(クラッシックギターを習っていた生徒さん達も)知らないって言ってたのでアップしてみます。

中身はこんな感じ。

演奏家としてだけでなく、指導者としても大きな功績を遺した巨匠、ホセ・ルイス・ゴンサレスの教則本。多くのギター教室で使用されているロングセラーの一冊です。テクニックの基本である右手および左手各指の訓練、各指に均等な力を養うことを主眼に、テクニック練習が項目別に、かつ難易度順に配列されています。両手のテクニックの基礎固めをしっかりと学びたい初~中級者にお薦めです。

現代ギターより

教室あるある 自分の指が動かなーい!

レッスンで教えると、最初は全然指が動かないので「なんか自分の薬指と小指が動かなすぎて・・・笑けてくる~!」なんて、苦笑いしながら練習している生徒さんが多いです。でもだんだん出来てくると楽しい。

この本はTAB譜がなく、全て五線譜なので、読めない人も多いと思うけど、レッスンの時にまた解説しますので、ぜひ購入してみてください。

そして早速「購入します!」とメールをくれた生徒さんがいました。熱心ですね。「カルカッシギター教則本」もいいけれど、僕にとってはすごくためになった本です。教室にもあるので、一度見せてほしい人は声をかけてください。

Amazonにもあります。こちら→「ホセ・ルイス・ゴンザレス ギターテクニックノート」をチェック。

フレタは買えませんが・・・クラッシックギター専門店 Fana大阪へ 

上本町のクラッシックギター専門店「Fana」へ行ってきました。

今年は一番安い価格帯のクラッシックギターがよく売れて、生産が間に合わないそうです。すごいな。

高価なギターはあまり売れてないそうで、写真の一番高いギター「イグナシオ・フレタ(Ignacio Fleta)」なんかをいつも福永さんより「買ってください。」と笑顔で言われて「ぜ、ぜったい無理です!(汗)」と答えてます。なんか、この会話が最近のパターンになりつつあります。

教室のギターで何か不具合があると、いつも「Fana」の福永さんに助けてもらってます。福永さんはギターの販売員もしてるけど、クラッシックギターを作る人でもあり、知識も豊富。お店にある海外のクラッシックギターや国内の手工ギター、新品から中古品まで色々見てきてるし、話をしていて楽しいです。

独学の僕に、もし師匠と呼んでいい人がいるとしたら、それは福永さんかもしれません。呼ばせてもらえるかは、分かりませんが。(笑)

福永さんが今後も元気に末永くお店に立ち続けてくれたらと願います。コロナに負けず頑張っていきたいです。一番高いギターは買えませんが。

追記:生徒さんより「ブログで先生がすすめられてたギターって、いくらぐらいするんですか?」って聞かれたので「あのフレタは600万円だったかな?」って答えたら「うわーっ!高い!!」と言ってました。以上、やっぱり気になる?!お値段のお話でした。